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クラフトビールと私 1
(本記事は,2021年8月11日に Facebook に投稿した内容の再掲 [一部加筆・修正] です) BRUTUS No. 944: 「ビールについて語らせろ!」BRUTUS No. 944 (https://magazineworl…
シモキタと私 2: 学問の街
演劇や音楽のメッカとして知られ,栄える街,下北沢.近年はカレーやクラフトビール,そしてハンバーガーといったグルメも人気店がひしめきあい,ちょっとした激戦区の様相を呈しています.クラフトビール好きで,うしとらの引力に誘われてシモキタに住み始めた私としては大変嬉しい限りです.
そして何よりも今は,古着屋の店舗数が指数関数的に増え,古着の街として急激な成長を遂げています.最近の下北沢は,一つ店が閉店す
クラフトビール言語学1: IPA の奇妙なふるまい
言語学者が集う飲み会で,ビールがいろいろと取り揃えてある店に行くと必ず誰かがこういうことを言います:
もっぱら「ははは」という乾いた笑いで迎えられるこの手のボケは,言語学者以外には全くもって理解不能な衒学的な悪ふざけにしか見えないこととお察しします.
もっとずっと分かりやすい,こういうパターンもあります:
はい,ということで,用語を我流で整理すると,
IPA 1: India Pale A
英語は多様だ: MCUと英語アクセント (導入編とムーンナイト)
MCU が,大好きです.
MCU,マーベル・シネマティック・ユニバース (Marvel Cinematic Universe).言わずと知れたアメコミのマーベルコミックスを原作とする実写映画のシリーズ (フランチャイズ) ですが,実はこの note でも,シリーズのスピンオフドラマである『ワンダヴィジョン』について考察的な駄文を投稿したこともありました ↓ (いやむしろ,『ワンダヴィジョン』につ
規範と言語と『森のムラブリ』: 後編
(本記事は,以下の記事の続編です.まずは前編をご覧ください)
前編に引き続き,下記の YouTube 動画「伊藤雄馬×宮台真司×神保哲生【5金スペシャル映画特集Part1】「森のムラブリ」に見る人間のモラルの根源と他者を恐れる習性」の「面白さ」を少しでも広めるため,動画の解説・補足と私の見解を提示していきたいと思います.
後編プロローグ早く後編を書かなければと思っているうちに前編を投稿してから
規範と言語と『森のムラブリ』: 前編
YouTube を開いたら,こんな動画が目に留まりました:
初めて見るチャンネルでしたが,あの宮台さんのお名前とお顔があり,そして何よりサムネイルに大きく映っている伊藤雄馬さんのご尊顔が目につきました.
私も伊藤さんと同じ言語学者ですが,実は某学会の懇親会で一度伊藤さんとお会いしたことがあって,お顔とお名前を存じ上げていたものの,交流はその一回きりで,対面でもオンラインでもテキストでも全く関わ
クラフトビールと私 1
(本記事は,2021年8月11日に Facebook に投稿した内容の再掲 [一部加筆・修正] です)
BRUTUS No. 944: 「ビールについて語らせろ!」BRUTUS No. 944 (https://magazineworld.jp/brutus/brutus-944/) 読んだ.パブに行きたくなった.The Aldgate のオーナーが対談されていたが,あんなに歴史のあるパブだとは
may は might よりフォーマルかもしれないけれど日常会話で使わないということもないかもしれない
かなり前のことになってしまいますが,YouTube でこんな動画を見ました:
英語系 YouTuber として著名な Atsu さんの動画です.英語の助動詞 may と might は,双方ともに「~かもしれない」といった推論を表すのに用いられますが,教科書的には may の方が might より「確実性」が高い,という説明が一般的な説明かと思います.ところが Atsu さんは知人の英語ネイティ
ゼンカイジャー =「ゼンカイ」+「ジャー」?: ことばは混ざって意味をなす
機界戦隊ゼンカイジャー,絶賛放送中ですね.
パラレルワールド世界観,リーダー格が「赤」ではない,リーダー以外全員ロボット,など,既成概念を覆す面白い作品だと思って見ています.また,パラレルワールドが過去のスーパー戦隊たちの存在する世界だというのも魅力的な設定ですし,それを「召喚」して戦うというメタな設定もなかなか憎いですね.
さて,設定やストーリーも興味深いのですが,本日は「ゼンカイジャー」と
知人が私の民宿です: ザ・マミィのコントから考える文法とコミュニケーション
みなさん,ザ・マミィという芸人をご存知でしょうか.林田さん・酒井さんというお二人のコンビで,酒井さんのツイッターによれば結成3年目 (2021年3月現在) というフレッシュさですが,ツギクル芸人グランプリ2019で優勝した実力の持ち主です.
このザ・マミィのネタで,「とある町のバー」というコントがあります.今日はこれを題材に,文法とコミュニケーションの関係について考えていきたいと思います.
「
「マルチバース」から「メタバース」へ: 『インバース』誌の『ワンダヴィジョン』関連記事紹介
また『ワンダヴィジョン』か,と思われるかもしれませんが,まだまだネタは尽きない当作品.当然ながら,日本だけでなく海外でも様々な媒体で取り上げられ話題沸騰の様相を呈しています.
本日は,その中から以下の記事を紹介しつつ,私なりの解釈を提示してみたいと思います.当然ながら,『ワンダヴィジョン』の内容についての説明を含みますので,これから見ようと思われている方はご注意ください:
ニューヨークに基点を
記憶は身体に刻まれる: 『ワンダヴィジョン』に餞を
ついにこの日が来てしまいました.来てほしいような来てほしくないような,そんな思いで待っていたこの日,3月5日.Disney+ ドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』最終話配信の日.泣きました.それはもう泣きました.膝に乗っていた飼い猫が逃げ出すほどに号泣しました.
今日は『ワンダヴィジョン』最終話 (第9話) を受けて,感想と私なりの解釈,そして先日の記事で提示した仮説と予測の検証を行いたいと思いま
それは素敵な偶然の物語: キラメイジャーよありがとう
終わってしまいました,魔進戦隊キラメイジャー.「子供と一緒に見る」つもりが,いつの間に親の方が熱中してしまっているのが戦隊ヒーロー.1つ前のリュウソウジャーは全くハマりませんでしたが,2つ前の,ルパンレンジャーVSパトレンジャーは,その構成からして「正義とは何か」を考えさせられるなかなか見ごたえのある作品だったように思います.
キラメイジャーについては,始まった当初は何じゃこりゃ感が強めでしたが