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高気密、高断熱住宅

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#建築

私たちが考え方を変えれば「快適にすごせる家」が増える?!

私たちが考え方を変えれば「快適にすごせる家」が増える?!

以前投稿した記事で、

日本の住宅は先進国の住宅事情とくらべておくれている 

というのを記事にしたのですが覚えていますか?

(読んでない方がいたらぜひ読んでください!)

思い出してくれましたか?笑 日本の住宅や住宅設備の断熱などの性能は先進国と比べて遅れているのです!

遅れている理由として性能の良い家を作ろうとすると手間やコストがかかってしまうため事業者側が嫌がるということを挙げましたが、

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もっといい家に住んでいればおじいちゃんは倒れなかったかもしれない

もっといい家に住んでいればおじいちゃんは倒れなかったかもしれない

私が小学生のとき、おじいちゃんがお風呂からでたあと

脱衣所で倒れ、救急車で運ばれた ということがありました。

その当時の私はわけがわからず

お風呂場でなんでたおれたんだろう... 

おじいちゃん死んじゃうんじゃないか...

といった不安と怖さでいっぱいでした。

そのあと病院で 脳梗塞 と診断され、入院生活を送ることとなりました。

その後無事退院できましたが、

退院後も、入院前と比べ

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理想の家に住みたい方へ

理想の家に住みたい方へ

こんにちは! 

これまで高気密高断熱のよさや特徴などを
記事にしてきましたが、実際に、高気密高断熱住宅を建てたい!という方へ家を建てた後に

「自分が思っていたよりも快適じゃない、、」

などがっかりされることがないように

家を建てる前に、整理、検討しておくべき点とはなにかについて説明していきます。

1、建てたい住まいの断熱レベルを明確にする

将来住むことになる家の求める性能レベルをあらか

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夏の高気密高断熱住宅

夏の高気密高断熱住宅

九月になりました!!

と言ってもまだまだ岐阜の日中は30度を越える暑さが続いています。
朝晩はすこし涼しいものの、
夜に帰宅しても昼間の暑さが部屋に残っていて、
結局エアコンをつけてしまいます、、。

残暑厳しいこの時期ですが
高気密高断熱住宅って夏は暑いんじゃないの??
という、よくみる疑問について解説したいと思います!

残念ながら
暑くなってしまうこともある
というのが結論だと思っています

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冷え症の怖さと高気密高断熱住宅

冷え症の怖さと高気密高断熱住宅

こんにちは! 今回は高気密高断熱住宅は冷え症対策にもなる!ということを説明していきますね

でも、「今の時期に冷え症なんて関係ないでしょ」と思われる方もいるかもしれません。

冬はもちろん夏も冷え症になる可能性は十分にあります!

暑いからといって、室内をガンガンに冷房をつけると、体は体温を維持しようとし、血管は収縮します。そのため、血液の巡りが悪くなり、体の末端である手足から冷えていきます。

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日本の住宅はおくれている!?

日本の住宅はおくれている!?

突然ですが日本の住宅は、先進国の住宅事情と比べて遅れていることをご存知ですか?

まず、住宅の省エネ基準が、先進国は適合する義務があるのに対して

日本は努力義務で守る必要がないということに問題があります。

そもそも住宅の省エネ基準とは、

住宅の断熱性能や住宅設備のエネルギーの効率性などを対象として一定の基準を設けており、

簡単にいうと、この省エネ基準が満たしていれば

「環境負荷の少

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体調不良を改善する!? 断熱住宅!

体調不良を改善する!? 断熱住宅!

これまでのnoteの記事でそれとなーく
「高断熱住宅は健康にいい」
ということを伝えてきましたが今回はそれを詳しく伝えたいと思います!

実際のデータで、せき、のどの痛み、アトピー性皮膚炎などの症状について、転居前後の変化についてアンケートしたところ、
「より断熱性能に高い家に転居した人ほど改善率が高い!」
という結果があります。

(近畿大学 岩前研究室調べ)

なぜ断熱住宅はその

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建ててからもできる気密・断熱①

建ててからもできる気密・断熱①

いままで様々な高気密・高断熱とは何なのか、どんなメリットがあるのかを紹介してきました。

これからお家を建てる方にはちゃんと気密・断熱を取った施工をしてくれるハウスメーカーや工務店を選択することができます。

しかし、

新築で建ててるし・・・

建替えをするには予算が・・・

といったかたもみえます。

多くの方にとって家は一番大きな買い物で

家具家電や消耗品のように良いものが出たら買い替えよ

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パッシブハウスに住もう②

パッシブハウスに住もう②

前回のnoteではパッシブハウスの良さと、定義について
簡単にお伝えしました。

今回は、具体的にどういう設計で自然エネルギーを利用するのかを
私なりにお伝えします!

パッシブハウスにするためには
Ⅰ 断熱・気密の高性能化
Ⅱ 日射遮蔽(主に夏場)
Ⅲ 通風
Ⅳ 日射取得(主に冬場)

が、必要です。

今回は

日射をコントロールするにはどうしたらいいのかについてお話したいと思います。

ご存

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