悠毅|ゆうき

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海の見える街をさんぽ

【尾道】 旅1日目11月上旬に尾道に行ってきた。 午前中のうちに尾道に到着したかったので、早朝に出発 今日からずっと天気いいらしい、そう僕は天気男なのだ(自称) 尾…

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私は、心の中で抱く感情を具現化したいだけ。

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入国して早々に旅の洗礼を受けた話|二カ国目【アゼルバイジャン】🇦🇿

6月11日 タシケント ブハラからタシケントへ電車で移動をしたのだが、行きの時とは違い予定通り到着した。お腹も最骨頂に調子が悪く、カメラはぶら下げていたが写真を撮…

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【ウズベキスタン】やさしい世界🇺🇿

顔も知らない誰かに路地裏で追いかけられる。 必死で逃げるが迷路のように入り組んだ場所だったので、 直感を頼りに曲がりながら必死に走る。 不意に振り返ると追いかけて…

悠毅|ゆうき
1か月前
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【ウズベキスタン】 ヒヴァという街🇺🇿

眠たい目を擦りながら起床し、2時半に宿をチェックアウトした。 乾燥地帯だからか、夜は意外と涼しいというか寧ろ少し肌寒い。今回も寝台列車に乗り移動する予定で6時間ち…

悠毅|ゆうき
2か月前
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【ウズベキスタン】カメラ片手に旅をする🇺🇿

6月5日 夕方にかけて、お土産を物色したり観光街から離れた場所に行ったりしていた。夜ご飯は目星をつけていた飲食店がまさかの閉まっていた。まぁ、食べる所は観光地なの…

悠毅|ゆうき
4か月前
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【ウズベキスタン】 青の都🇺🇿

6月4日 朝、僕たちは長距離バスで青の都へ行く予定。 日本みたいにサービスエリアなどなく、街から街への間が長く売店もないかもという情報だったので、宿近くの売店で食…

悠毅|ゆうき
5か月前
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【ウズベキスタン】 首都タシケントへ🇺🇿

6月1日横浜で気づく 4日前、出身地広島を離れ東京に来ている。 出発日までに、空港までのルートを調べていると勘違いしていることに気づいた。なんと成田空港と思ってい…

悠毅|ゆうき
8か月前
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うさぎが住む島へ

去年の秋終わりの季節、「来年は卯年かぁ。」と思っていた。 うさぎは小学生の時、友達の家で飼っているのを触った事がある。 それ以来は見た記憶がない。 そう考えている…

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赤いベンガラ色で染まっている街

顔が凍えるような寒さと共に目が覚めた。 カーテンを開くとそこには、焼ける空をバックに、白銀の世界が目に映っていた。 ここ数年見ない景色に、眠気が吹っ飛んでいった…

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写真との向き合いかたが変わった話

朝はツンっと鼻が摘まれたように感じる季節になった。 そんな肌寒い季節、ある人から一本の電話がかかっていたらしい。 今年の4月、僕がトルコへ行く前に写真を依頼して…

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のれんが彩る古き街並み

日本に帰省してから月日が経ち、海外で過ごした夢のような感覚が 少しずつなくなってきたある時、僕の中でより一層 日本の歴史ある風景を見てみたい気持ちが強くなって…

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行き着く場所はいつも同じ

夏真っ只中、疲弊しきった心と体。 僕は癒しを求めて、静かな場所へ行こうと決めてた。 そう、何もない、鳥の囀りが響き渡るくらいのところを。 僕が住んでいる町は、四…

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向島に詰まっている記憶。

僕たち二人は、黄色電車であるところに向かっている。 特に、計画を立てていたわけでもない。 ただ直感で行きたいと思う場所はいつも決まっていた。 電車内に差す光の先…

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白谷雲水峡へ【屋久島】③

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夜の9時すぎ、ものすごい揺れと音で目が覚めた。 起きてみると、人生で初めてじゃないかというくらい船が揺れていた。 長距離バスでも、度々酔うのに不思議と気持ち悪く…

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海の見える街をさんぽ

海の見える街をさんぽ

【尾道】 旅1日目11月上旬に尾道に行ってきた。

午前中のうちに尾道に到着したかったので、早朝に出発

今日からずっと天気いいらしい、そう僕は天気男なのだ(自称)
尾道には今まで何回かは行ったことはあるが泊まりで行くのは始めてで、
宿泊する所もずっと行きたかった所、ワクワクが止まらないぜ。

12時前につき、いつもなら尾道駅付近に車を停めるのだけど宿泊場所が坂の付近にあるので千光寺公園の駐車場

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私は、心の中で抱く感情を具現化したいだけ。

私は、心の中で抱く感情を具現化したいだけ。

小学生低学年の頃はよく絵を描いていた。
鍋の蓋を描いてみたり、お花を描いてみたり。
けど、私が思い描くものに近づかなくてずっとモヤモヤしてた。
「なんか違うな…」と思い始めてから段々と絵を描かなくなり、中学生になる頃にはやめていた。

写真に出会ったのは中学2年生の時。youtubeに写真家の人が説明しながら写真を撮るという動画だったのだが鳥肌が立ち、これだ!と思った。

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入国して早々に旅の洗礼を受けた話|二カ国目【アゼルバイジャン】🇦🇿

入国して早々に旅の洗礼を受けた話|二カ国目【アゼルバイジャン】🇦🇿

6月11日 タシケント

ブハラからタシケントへ電車で移動をしたのだが、行きの時とは違い予定通り到着した。お腹も最骨頂に調子が悪く、カメラはぶら下げていたが写真を撮る気力も無くなっていた。
宿に着いた頃は只々、横になりたかった。

6月12日 アゼルバイジャンへ

最終日、早朝0時にタシケントからアゼルバイジャンへ移動する。眠たい目を擦りながら空港へ向かった。薬のおかげか先日より体調が楽になってい

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【ウズベキスタン】やさしい世界🇺🇿

【ウズベキスタン】やさしい世界🇺🇿

顔も知らない誰かに路地裏で追いかけられる。
必死で逃げるが迷路のように入り組んだ場所だったので、
直感を頼りに曲がりながら必死に走る。
不意に振り返ると追いかけてくる人は、少しづつ距離が遠くなっていた。
これなら撒けれると思い、再び前を向くとそこは壁一体が張り巡らされていた。

そう、行き止まりだ。

すると後ろから首を絞められ、必死に抵抗するが相手の力が上回っていたのかびくともしない。
意識が少

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【ウズベキスタン】 ヒヴァという街🇺🇿

【ウズベキスタン】 ヒヴァという街🇺🇿

眠たい目を擦りながら起床し、2時半に宿をチェックアウトした。
乾燥地帯だからか、夜は意外と涼しいというか寧ろ少し肌寒い。今回も寝台列車に乗り移動する予定で6時間ちょっと。中々に長い時間で気が滅入るが、ベットはあるから少しは快適に過ごせるだろうと思っていた。

早朝の寝台列車電車の出発時間まで外で待機していたが、予定時間になっても電車は一向に来ない。来たと思ったら貨物列車だったり、なんだかんだ1時間

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【ウズベキスタン】カメラ片手に旅をする🇺🇿

【ウズベキスタン】カメラ片手に旅をする🇺🇿

6月5日

夕方にかけて、お土産を物色したり観光街から離れた場所に行ったりしていた。夜ご飯は目星をつけていた飲食店がまさかの閉まっていた。まぁ、食べる所は観光地なのでいくらでもあるけど、少しがっかり。
予定変更で、屋台で食べ物を買い持ち帰る事にしたのだが、僕たちが行った屋台の若い男性が少しオネエな雰囲気が漂っていた。

サモサ?みたいなものを何個か買ったのだが、男性が下唇を噛みながら友人に釘付けに

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【ウズベキスタン】 青の都🇺🇿

【ウズベキスタン】 青の都🇺🇿

6月4日

朝、僕たちは長距離バスで青の都へ行く予定。
日本みたいにサービスエリアなどなく、街から街への間が長く売店もないかもという情報だったので、宿近くの売店で食料調達をした。

写真以外にもパンなどを買い、準備万端だ。
宿からタクシーで約30分くらいだったと思う。

今まで乗ったタクシーのほとんどが冷房がついてなく暑く、窓を開ければ熱風が吹いて、僕たちは徐々に溶けていきそうだった。

少ない情

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【ウズベキスタン】 首都タシケントへ🇺🇿

【ウズベキスタン】 首都タシケントへ🇺🇿

6月1日横浜で気づく

4日前、出身地広島を離れ東京に来ている。
出発日までに、空港までのルートを調べていると勘違いしていることに気づいた。なんと成田空港と思っていた場所が羽田空港だった。
それに気づくまで「横浜付近にいればすぐに着くだろう」と気楽に考えていた。
幸いの事に、当日気付いたわけではなかったのでよかった。

6月2日成田空港へ

ホテルで荷造りをし空港へ向かう。
台風が接近しているらし

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うさぎが住む島へ

うさぎが住む島へ

去年の秋終わりの季節、「来年は卯年かぁ。」と思っていた。
うさぎは小学生の時、友達の家で飼っているのを触った事がある。
それ以来は見た記憶がない。

そう考えていると、広島にうさぎに会える島があるじゃん!! とふと思い出した。

朝日が照らす海の街

早朝に支度をし、広島市から下道で約2時間弱走らせて竹原市忠海町に着いた。

着いて早々に感じたのは、どこかホッと心が落ちるかせてくれる街並みが出迎え

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赤いベンガラ色で染まっている街

赤いベンガラ色で染まっている街

顔が凍えるような寒さと共に目が覚めた。

カーテンを開くとそこには、焼ける空をバックに、白銀の世界が目に映っていた。

ここ数年見ない景色に、眠気が吹っ飛んでいった。

吹雪と道と私

どこに行くか決めず、外出する支度を淡々とこなし、車へ向かった。

乗り込むと、Googleマップを開いた。「自宅よりもっと雪深いところに行ってみう。」と思い、検索しているとある場所が引っかかった。

2時間かかる道

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写真との向き合いかたが変わった話

写真との向き合いかたが変わった話

朝はツンっと鼻が摘まれたように感じる季節になった。

そんな肌寒い季節、ある人から一本の電話がかかっていたらしい。

今年の4月、僕がトルコへ行く前に写真を依頼してくださった方からだった。
90歳の老夫婦で、二人並んだ写真がないとのことで撮らしてくれることになったが、撮影後すぐにトルコへ出発し2ヶ月ほど帰らなかった。「帰ってきたら、顔見せにきなさいよ」と約束をしていた。

海外から帰省してすぐ、挨

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のれんが彩る古き街並み

のれんが彩る古き街並み



日本に帰省してから月日が経ち、海外で過ごした夢のような感覚が

少しずつなくなってきたある時、僕の中でより一層

日本の歴史ある風景を見てみたい気持ちが強くなっていた。

Googleマップで探していると、地元ではあまりみない街並みを見つけた。

しかも、住んでいるところから程よく近い。

休日の早朝そそくさに支度を済ませ、目的地に車を走らせた。

場所は岡山県の真庭市にある、勝山町並み保存地

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行き着く場所はいつも同じ

行き着く場所はいつも同じ

夏真っ只中、疲弊しきった心と体。

僕は癒しを求めて、静かな場所へ行こうと決めてた。

そう、何もない、鳥の囀りが響き渡るくらいのところを。

僕が住んでいる町は、四方八方、海に面していない。

なので、いつも行く場所は自ずと決まる。

海に面したところに行こう。
そう決めた時には、パソコンで宿を調べていた。

旅館とかももちろんいいのだけど、今回の目的は静かな場所へ行くこと。

古民家に泊まろう

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向島に詰まっている記憶。

向島に詰まっている記憶。

僕たち二人は、黄色電車であるところに向かっている。

特に、計画を立てていたわけでもない。

ただ直感で行きたいと思う場所はいつも決まっていた。

電車内に差す光の先には、海に囲まれた島たちが見える。

いや、もしかしたら島に囲まれた海なのかも。

最近の僕は、何をやっても心の中で「何か違う」という感情に憚れていた。

でもいつもこの場所に来ると、その感情はなくなる。

街に浸るだけで、心が落ち着

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白谷雲水峡へ【屋久島】③

白谷雲水峡へ【屋久島】③

運転手に聞くと白谷雲水峡までは運行しているらしい。

バス停に着き待っていると、奥の方から霧が川のように流れてる。

天気は悪いが、案外それも悪くないなと思えた。

乗車しているのは僕を含めて3人だった。
バスはゆっくりと山を登っていく。

多分、15分くらいで登山口に着いた。

受付に行くと、おじさんが
「今日は川が増水しているから奥までは行けないよ」

なんとなく予想はしていたのであまりショッ

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ひいじいちゃんが残した土地【屋久島】②

ひいじいちゃんが残した土地【屋久島】②

夜の9時すぎ、ものすごい揺れと音で目が覚めた。

起きてみると、人生で初めてじゃないかというくらい船が揺れていた。

長距離バスでも、度々酔うのに不思議と気持ち悪くない。

ただ、揺れ過ぎて軽い荷物は転がりそうだ。

テレビも映らないし、携帯も圏外。ましてや、この揺れで読書なんかできっこないな。

寝付ける気がしないけど、とりあえず横になっとこう。

それが、寝れると思ってなかったのにいつの間にか

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