公立中教員 林良平
中学生や教員の悩みに答えるだけのマガジンです。 更新頻度をなるべく多くするために、かなり主観的で適当で短くまとめました! みなさんの悩み相談にも対応します!
中学校教育について、私がなんとなく考えていることを短い文章でお届けするものです 「Life Hack(仕事や日常生活で役立つ、ちょっとしたアイデアやテクニック)」をモジってタイトルをつけました。気楽に書き続けていきます。
日々ふとした時に感じた自分の心の中の反省を書きました。
現実的だけど面白そうな「こんな中学校があったらいいな」を妄想しています。近い将来に実現することを想いながら…。
「いろんな事やれ」っていったのに… 「なんでも挑戦しなさい」「失敗を恐れずに行こう」 学校では多くの先生が生徒にこの言葉を伝え、多くの管理職が先生にこの言葉を伝…
自分の意見があっているか自信がもてないのですが、どうしたらいいですか? まず、「自分の意見をもっている」ことが素晴らしいです。そういった意味では、あなたは「その…
中学生がもつ悩みと不安 教育相談期間をGW明けのこの時期に、多くの中学校で設定されています。一般的には、5月、9月、11月、1月のどこかで教育相談を行っている場合が…
部活動の意義とは これまで「中学校で部活動(運動部)をするメリットは多い」と言われていました。 例えば「体力・技術力が向上する」「人間関係が広がり、コミュニケー…
とあるチェーン店での出来事 普段は外食しないのですが、春のキャンペーン割引セール中だったので、行ってきましたとある唐揚げチェーン店へ。 チキン南蛮定食(美味かっ…
新採用の苦悩 新採用や異動してきたばかりの先生は、その学校の「文化」や「生徒の様子」や「地域性」がよく分かりませんよね。 特に新採用の先生は、大学生からいきなり…
教員の悩みランキング 文部科学省「OECD 国際教員指導環境調査(TALIS)2018報告書 vol.2 のポイント」によると、どうやら教員は、事務的な業務ついてのストレスが最も高…
大切なお話 中学校の先生には、「学級担任」「教科担任」「部活動顧問」など、直接多くの生徒にかかわる場面があります。 ですから生徒に対してそれぞれの立場から「大切…
気が付けば3月も終わろうとしています。学校現場では離任式が終わり、年度末の教務室大清掃(結構楽しい)と座席移動が行われ、新年度体制の組織づくりがスタートしたとこ…
今朝の話です。 日頃よく利用しているスーパーでバナナと4連パックのヨーグルトと瓶入りのインスタントコーヒーを購入しました。 人見知りの私は、セルフレジが大好きなの…
およそ20年間ほど中学生に向けて数学の授業を行ってきた私ですが、常々考えていたことがあります。それは「時間」についてです。 中学校1コマの授業時間は1500分? 中学…
部活動の行方部活動地域移行 中学校課題の1つに「部活動地域移行」があります。 スポーツ庁によれば、部活動の意義とは、 ・スポーツに親しむ機会。 ・自主的・主体…
新しいマガジンを連載します タイトルは「School Hack ~中学校教育を考えてみた~」です。 これは、現在連載中の「こんな中学校を創ってみたい」とは異なり、日々、私が…
地域支援塾の開校!放課後の学校の様子 中学校は、以前と比べて部活動時間も短縮されていて、遅くとも18:30以降に生徒が残っていることはまずありません。体育館は解放さ…
50分集中しきれたら良い子?25分しか集中しないのは悪い子? 中学校では、減点意識をもっている先生が多いように思います。 ・宿題のワークを提出しない、提出しても答え…
ありきたりな放課後の活用 ああ、この取組ならば「どの学校」「どのスタッフ」でも出来るかも?という想像をするのが好きです。想像できることは創造できるらしいので。 …
2024年5月16日 08:09
「いろんな事やれ」っていったのに…「なんでも挑戦しなさい」「失敗を恐れずに行こう」学校では多くの先生が生徒にこの言葉を伝え、多くの管理職が先生にこの言葉を伝えます。以前、ある生徒がふとしたときに私にこんなことを言いました。 ○○先生は、自分たちで考えて何でもやりなさいと言ったから、学年委員 会の企画であるレクリエーションをやりたいですと話したんです。そうし たら、そんなの学校でや
2024年5月15日 10:49
自分の意見があっているか自信がもてないのですが、どうしたらいいですか?まず、「自分の意見をもっている」ことが素晴らしいです。そういった意味では、あなたは「その出来事に意見をもてない人」よりも、多くのことを考えているってことですから。多くの人にとっての「自分の意見があっているか」の価値基準は、だいたいあなたの意見に対して「より多くの人が同調するか」または「影響力が高いと自分が思っている人が同
2024年5月9日 11:04
中学生がもつ悩みと不安教育相談期間をGW明けのこの時期に、多くの中学校で設定されています。一般的には、5月、9月、11月、1月のどこかで教育相談を行っている場合が多いようです。長期休み後や、生徒が不安を感じやすい時期に設定されています。中学生には、日頃は普通にしていても様々な悩みや不安を内在していています。昨日まで普通にしていたように見えたのに、急に学校に来れなくなった。というケースも少なく
2024年4月26日 08:33
部活動の意義とはこれまで「中学校で部活動(運動部)をするメリットは多い」と言われていました。例えば「体力・技術力が向上する」「人間関係が広がり、コミュニケーション能力がつく」「一生付き合える仲間ができる」「礼儀やマナーが向上する」「社会人となり課題に直面しても折れずにクリアしていける」「自己理解を深め、自立できる」などです。デメリットとしては「勝利至上主義に染まってしまい、生徒が心身とも
2024年4月12日 10:00
とあるチェーン店での出来事普段は外食しないのですが、春のキャンペーン割引セール中だったので、行ってきましたとある唐揚げチェーン店へ。チキン南蛮定食(美味かった)をいただいていざ会計へ。「704円でーす。」レジではハスキーボイスでイケイケな雰囲気の、芸能人で例えるならまちゃまちゃさんのようなお姉さんが(さすがにモヒカンではない)対応してくれました。財布の中を覗くとちょうど小銭が多く入って
2024年4月8日 19:45
新採用の苦悩新採用や異動してきたばかりの先生は、その学校の「文化」や「生徒の様子」や「地域性」がよく分かりませんよね。特に新採用の先生は、大学生からいきなり「先生」と呼ばれる立場になります(講師経験者もいますが)。中学校は割と採用1年目は学年部副任になることが一般的だったのですが、近年1学校単位の教員数も減少傾向にあり(生徒数が減っているからということですが…)、新採用といえど「学級担
2024年4月2日 11:25
教員の悩みランキング文部科学省「OECD 国際教員指導環境調査(TALIS)2018報告書 vol.2 のポイント」によると、どうやら教員は、事務的な業務ついてのストレスが最も高いようです。https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/data/Others/__icsFiles/afieldfile/2020/20200323_mxt_kouhou02_134
2024年3月28日 10:52
大切なお話中学校の先生には、「学級担任」「教科担任」「部活動顧問」など、直接多くの生徒にかかわる場面があります。ですから生徒に対してそれぞれの立場から「大切なお話」をすることがあると思うんです。この時に私が心がけていることが一つあります。それは「生徒にとって大切なお話」と「先生にとってこれが大切なはずなんだというお話」という異なる主語の言葉を一致させるということです。中学生はよく見
2024年3月27日 09:10
気が付けば3月も終わろうとしています。学校現場では離任式が終わり、年度末の教務室大清掃(結構楽しい)と座席移動が行われ、新年度体制の組織づくりがスタートしたところだと思います。学級開きに向けて4月に新しい学年学級を受けもつ担任は、生徒情報をできる限りインプットし、どんな学級にしようかと思いを馳せながら、「教室環境(物品の位置や掲示物の位置も)整備」「名簿番号シール」「各種当番活動等の割振り
2024年3月25日 10:33
今朝の話です。日頃よく利用しているスーパーでバナナと4連パックのヨーグルトと瓶入りのインスタントコーヒーを購入しました。人見知りの私は、セルフレジが大好きなのですが、まだ朝が早かったためかセルフレジが開いておらず、普通のレジに並びました。朝早い時間帯でしたからレジは1台しか空いておらず、必然的に買い物客はそこに並んでいきます。まだ買い物客も少ないためそれで十分な状況でした。「レジ袋どうされ
2024年3月25日 09:38
およそ20年間ほど中学生に向けて数学の授業を行ってきた私ですが、常々考えていたことがあります。それは「時間」についてです。中学校1コマの授業時間は1500分?中学校1コマの授業時間は、今のところ原則50分です。そして教員1人につき、およそ30名の生徒が1コマの授業を受けます。ということは、1コマ50分×30名=1500分の時間が費やされることになります。私はこれを勝手に「授業消費時間」
2024年3月22日 09:19
部活動の行方部活動地域移行中学校課題の1つに「部活動地域移行」があります。スポーツ庁によれば、部活動の意義とは、 ・スポーツに親しむ機会。 ・自主的・主体的な活動を通じ、責任感・連帯感・自主性を育成。 ・問題行動の抑制。学校への信頼感、一体感や愛校心の醸成。ということらしいです。今回は「部活動地域移行」について、今現在考えていることを書いていきます。個人的に危惧していること本
2024年3月21日 10:15
新しいマガジンを連載しますタイトルは「School Hack ~中学校教育を考えてみた~」です。これは、現在連載中の「こんな中学校を創ってみたい」とは異なり、日々、私がなんとなく考えていることを短い文章でお届けするものです「Life Hack(仕事や日常生活で役立つ、ちょっとしたアイデアやテクニック)」をモジってタイトルをつけました。更新頻度を少し上げて、気楽に書き続けていきます。
2024年3月18日 12:34
地域支援塾の開校!放課後の学校の様子中学校は、以前と比べて部活動時間も短縮されていて、遅くとも18:30以降に生徒が残っていることはまずありません。体育館は解放されていて、一般の方が、社会体育の活動として市の許可を得た上で使用をしています。校舎内では、担任や学年主任の先生が教室整備を行ったり、教頭先生が見回りをしたりして、翌日に生徒を安心・安全をもって受け入れる準備が整えられます。その後、
2024年3月15日 10:18
50分集中しきれたら良い子?25分しか集中しないのは悪い子?中学校では、減点意識をもっている先生が多いように思います。・宿題のワークを提出しない、提出しても答えを丸写しだから …減点‼・授業課題に50分間集中して取り組むべきなのに、終わったからといって 25分間もダラダラとしているから …減点‼・グループで話し合いをさせているのに、参加しないから …減点‼・テストに途中式が記載されて
2024年3月11日 11:44
ありきたりな放課後の活用ああ、この取組ならば「どの学校」「どのスタッフ」でも出来るかも?という想像をするのが好きです。想像できることは創造できるらしいので。例えば、次のような「よくある時間割」に価値を与えてみましょう。選択探究「selective exploration」水曜日の午後を選択探究の時間(必修)に設定します。時間は45分~200分です。何をしましょう?そこに仕掛けを用意し