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社会科授業を変える!〜学習内容の複線化〜
子どもたちの学ぶ姿を見ていて私が強く違和感を覚えたことがあります。それは、全員が同じ時間に同じ内容をやらなければいけないという制約が学びをつまらなくしてしまっているということです。
一人一人の興味・関心、学ぶ進度は当然違います。それにも関わらず、「この時間は◯◯について調べましょう」と時間も内容も決められてしまうと意欲は湧きません。私自身、学ぶことは人一倍好きです。しかし、人から全てを決められた
不器用な父が娘のエプロンを作る話。
私は裁縫が苦手だ。どれくらい苦手かというと、玉止めや玉結びは安定せず、ミシンのセッティングもろくにできない。
小学校の教員をしているとはいえ、家庭科専科におんぶに抱っこ状態でここまで生きてきた。
このまま死ぬまで裁縫には触れず、ほどよい距離感を保っておこうと思っていた。
そんな矢先に訪れた試練。保育園からのお便りには、こう書いてあった。
目を疑った。エプロンを各ご家庭で!?そんな話が今の時
社会科授業を変える!〜学習方法の複線化〜
以前の記事で「変わらない社会科授業①」を以下のように示しました。
市区町村単位の研究授業や社会科を研究している学校の授業を参観すると、多くがこのパターンです。
社会科を研究していても、私たちが子どもの頃に受けていたような従来の授業スタイルのままであることが多いことに、私は驚きました。
たしかに、附属校や書籍を出している方の実践は、さまざまな改善や提案がなされています。
しかし、それが多くの
人生で大切なことは1歳児が教えてくれる③
今日も我が子から教えてもらったことを書きます。今回で3回目になりますが、前回までの記事もあわせて読んでいただけると嬉しいです。
1回目では、他者から学ぶ「吸収力」。2回目は、今この瞬間を楽しんで生きる「夢中力」。そんなお話をさせていただきました。
さて、3回目となる今日は、1歳児最大の魅力であり、私たち大人が学ぶべきだと思ったことをお話します。
それは何かというと、「愛され力」です。
子ど
人生で大切なことは1歳児が教えてくれる②
只今、絶賛夏休み中で有意義な毎日を過ごしています。1歳の子どもと過ごす時間もたっぷり取ることができ、心も満たされているところです。
前回は「人生で大切なことは1歳児が教えてくれる」と題し、子どもの姿から「吸収力」を学んだことを書きました。
今回は、子どもたちの夢の国こと、群馬県太田市にある「Bのくに」というアミューズメントパークに行った時に感じたことです。
未就学児のお子さんがおられて、まだ
人生で大切なことは1歳児が教えてくれる①
子どもが産まれて、早いもので1年半以上が経ちます。日々、成長する子どもの姿を見ていると、自分も負けないくらい頑張ろうと思えるものです。
そんな子どもの姿は、私たち大人にたくさんの気づきや学びを与えてくれます。大人が子どもに教えるという一方通行ではなく、子どもが大人に教えてくれることも数え切れないほどあります。
まさに、双方向に教え合う関係だと私は感じています。子どもが0歳の時に感じたことは以前
大人の学びは「順番を逆にする」と変わる!
大人になってからの学び直しが叫ばれるようになっています。
リスキリングやリカレント教育、アンラーンなどの言葉をよく見かけます。
私は学生時代よりも大人になってから学びの楽しさを実感するようになったので、「大人の学び方」にはかなり前から興味がありました。
最近読んだ安達裕哉さんの『頭のいい人が話す前に考えていること』の中で、「社会的知性」という言葉を知り、面白いと感じたので共有させてください。