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記事一覧
サッカー現場での『ペダゴジー(指導学)』の実用化
指導学や教育学として知られる『ペダゴジー』。学習者を中心にとした学習方法を用いることによって、学習者が「最も効果的な学び」から知識やスキルを得て効率的に成長することができるというのがペダゴジーの根本的な目的である。ペダゴジーの考え方やコンセプトについては前回の記事で詳しくまとめているので参考にしてみてほしい。
そして今回はペダゴジーを実際にサッカーの現場でどのように実用化することができるかまとめ
レアル・マドリードの『柔軟性』の正体とアンチェロッティのチームマネジメント
欧州5代リーグ(イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス)の全てのリーグで優勝を手にした監督はカルロ・アンチェロッティのただ1人。アンチェロッティ監督は現在スペインの名門レアルマドリードで指揮官を務めており、2021/22シーズンではCLを制覇してヨーロッパチャンピオンに輝いた。今回はそんなレアルマドリードで指揮するカルロ・アンチェロッティ監督のマネジメント方法について注目していく。
トッテナムアカデミーコーチ部門責任者によるビルドアップ練習
5月の26日、27日の2日間に渡ってウェールズサッカー協会によるナショナルカンファレンスが開かれた。
ナショナルカンファレンスとは1年に一度、コーチエデュケーションとして様々な分野(主に指導者として)で活躍されている方々をゲストとして招き、講演や指導実践を行ってもらうというもの。
去年はベルギー代表監督を務めたロベルト・マルティネス氏やモウリーニョの右腕として活躍したジョアン・サクラメント氏な
『崩し』の落とし込み方
サッカーにおいて1番難しいゾーンがアタッキングサード(ピッチのラスト1/3)。
このエリアは自陣からのビルドアップに比べると外的要因が多く絡んでくるため、攻撃をオーガナイズしづらく、相手も人数をかけてゴールを守るので攻略が最も難しいとされている。
そんなアタッキングサードを攻略にするにあたって再現性のある『崩し』が重要になってくる。多くの指導者は『崩し』の落とし込み方を知らないがために、ドリブ
カーディフシティFCアカデミーゲームモデル
カーディフのアカデミーではゲームモデルを軸にトレーニングを行っている。Foundation Phase(U-9〜U-11)とYouth Development Phase(U-12〜16)では、試合のフォーマットが違うので異なるゲームモデルを使っているが、ゲームモデルに沿ってカリキュラムを作成してセッションプランを練ってトレーニングしているという点では一貫している。今回はカーディフシティFCアカデ
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