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creative notes #1

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#日記

プロデュース

プロデュース

"過去より今が大切"だなと。

手垢どころか錆びがついた言葉ですが、あらためて思いました。
でもそれは、「過ぎたことを悔やんでもしょうがない」って意味じゃなく、
「過去の栄光を、もっともっときらびやかに飾れるから」
です。

歴史のたとえでごめんなさい。
徳川家康ってね、
"関ヶ原の戦いなんてやりたくなかった"って説があるんです。

当時、豊臣家の家臣だった家康さんは、
ドロッドロの政争を勝ち抜き

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在日のツイート。

在日のツイート。

#在日のツイート
というハッシュタグ。Twitterに差別的な人が作ったタグだけど、出自には関係なく日本に在住している人のすべてを表す言葉だから、無意味であると誰かが言い出した。

そしてなぜか「美味しいモノ」の写真を貼ってツイートする動きになり、たくさんの旨そうな料理やスイーツが並ぶ。これはヘイトに対するカウンターとしてはとても品がよく、レイシストの馬鹿さ加減を笑う仕組みになっている。画期的だと

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大人になってから二回目の未完成

大人になってから二回目の未完成

最近ふと思ったことがあるんです。いま私は、大人になってから二回目の未完成の時期にいるなと。

一回目は、大学を卒業して就職してからの20代の頃でしょうね。社会人になってすぐはもちろん未完成という自覚もありますし、周りからも未完成の社会人として扱われていたと思います。

そこから20代後半でCMディレクターとして独り立ちしたので、明らかな未完成を感じる期間は短かったとも言えます。

いま私がなぜ二回

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「新しい行動様式」

「新しい行動様式」

先日、ある人たちと食事をしていた。

まだ早い時間だったが、その中の初対面のひとりの女性が「そろそろ私は帰ります」と言う。俺が「何か用事でもあるんですか」と聞くと「私は別にコロナに感染しても構わないんですが、自分が選んだ人たち以外から感染するのは嫌なんです」と言った。

俺はこういう率直な人が好きだ。雰囲気が悪くなるからその場にいるというような「消極的選択」をしがちな人は、よくないことが起きた後で

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今日からできる、他人から大切に扱われるために試してほしいこと

今日からできる、他人から大切に扱われるために試してほしいこと

大切にされる人には、ある共通点があります。

彼らは自分自身を、それはもう

ちょーー大事に扱っています。

たとえば

取扱注意のシールがしっかり貼られて

丁寧に包装された荷物を

雑に扱う人はとっても少ないと思います。

落としたらどうしよう

大事に持たないと

そんな風に、大事に運びますよね。

一方で

シールも何も貼られていなくて

雑に包装された荷物は

取扱注意のものに比べると

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「世界で一番優しい人々」への恩返し

「世界で一番優しい人々」への恩返し


「世界で一番優しい人々」への恩返しこのnoteは、シエラレオネで支援活動を行うNPO法人アラジ代表理事(現31歳)下里夢美(しもさとゆめみ)が、未知の国シエラレオネに渡航し、活動を展開するまでになった等身大のストーリーです。

はじめて父ができた14歳、人生全てを変えたシエラレオネと出会った17歳、エボラ禍を経験し2年間渡航することが叶わなかった22歳、はじめての渡航で悔し泣きしながら帰国した2

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「内なる批評家」

「内なる批評家」

大好きなシェフが自分の店を開いて、あっという間にミシュランの星を取った。まだ行けていないんだけど、時々アップされる美しい料理の写真を見るだけでため息が出る。

能力の基準には「客観的評価」と「自己申告」があって、ミシュランの星が料理人を判断する材料として完璧だとは言わないが、ある程度の目安にはなる。それは結果というより目指している方向の正しさじゃないかと感じる。

最終的にどんなことをしたいか、今

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CHANELのお客様

CHANELのお客様

うちの店舗は三越さんの並びにある。
その甲斐もありいろんなブランド企業のお客様が立ち寄る。
動線上にあるだけ、かも知れないけど仲のいいお客様も多いので素直にありがたく感じさせてもらっている。

アパレルはもちろん革製品、化粧品の会社のお客様、Tiffanyやバカラのような貴金属やガラスを扱うお店の方など、本当にいろんなお仕事の方が食事を摂りに、もしくはコーヒーを飲みに立ち寄ってくれる。
だいたい休

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20代の若者がJALのファーストクラスに乗った話をしていた。「どんなものか一度乗ってみたかったが、また乗るつもりはない」と言ったのが印象に残る。
どんなことでもやってみなければわからない。野球の試合を一度も見たことがない人が、「野球ってつまらない」って言っても何の意味もないから。

おっさんは気持ち悪い。

おっさんは気持ち悪い。

おっさんというのは、そもそも「醜い存在」だと意識して行動しないといけない。ジェンダー論でもジェネレーション論でもない。おっさんはそれらから独立して、単に気持ち悪い存在なのだとわかって欲しい。

先日、ソーシャルメディアで、ある若い女性のファッションについての投稿を見た。薄手の柔らかい生地でカラダにぴったりしたラインの、美しい服だった。

「素敵な服ですね。似合っています」「私も欲しくなりました」な

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これからの時代に求められるのは「仕事ができる人」ではなく「優しい人」〜岸田ひろ実のコーチングな日々〜

これからの時代に求められるのは「仕事ができる人」ではなく「優しい人」〜岸田ひろ実のコーチングな日々〜

「ひろ実さんは優しいですね」

最近、続けてそう言っていただくことがありました。

私って優しい人なのかな?
私は自分のことを、優しい人だと思ったことはありません。

では、優しさってなんだろう?
優しい人ってどんな人のことをいうのだろう?

改めて優しさについて考えてみました。

優しさの定義「優しい」を辞書で引くと、こう書いてあります。

① 姿、ようすが優美である
② 他人に対して思いやりが

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他人との比較で幸せを判断しない

他人との比較で幸せを判断しない

他人と比べて

あの人が持っていないものを

自分は持っているから幸せだとか

あの人が持っているものを

自分は持っていないから不幸だ

って考えると

エネルギーを消耗して

いつかヘトヘトになってしまうと思う。

SNSが浸透してからというものの

他人の生活がストーリーズを通して次々に流れてきたりする。

あるいは、風の噂で、昔接点のあった知人の今を知ったりする。

スタート地点は、みんな

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嬉しい言葉は、こだまする

嬉しい言葉は、こだまする

今日、スタバのアイスモカを飲んでいる時に恋人から写真が送られてきて

「今日もかっこいいね」

と返信したら

「今日もかわいいね」

と返信がきた。

キョウモカワイイネ

たった9つの文字の集合体は

私の昼下がりをスペシャルにしたし

モカをもっと美味しくした。

そんな恋人は

付き合った当初と比べて、ずいぶんと変わった。

彼は、好きという言葉を、特別な日のために取っておくような人だった

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思い込みと使命感のアドバイスをやめる 〜岸田ひろ実のコーチングな日々〜

思い込みと使命感のアドバイスをやめる 〜岸田ひろ実のコーチングな日々〜

今回は、私がコーチングの学びの中で気づいたことを書きます。

子どもが困っている時、悩んでいる時、苦しんでいる時、できることなら代わってあげたい。そんなふうに思う親は多くいると思います。でも、実際には代ってあげることはできません。そのかわりに私がしていたことは「ああしなさい!こうしなさい!」というアドバイスでした。

大げさだけど、自分の命よりも大切な存在である娘や息子の未来のために、親として

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