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イタリアの日常6日間を過ごす旅〈夕食付プラン追加しました〉
ローマ近郊ブラッチャーノでツアーを始めて以来、ずっとコンセプトに掲げている「暮らすような旅」のご提案です。
日本の日常から解き放たれイタリアの日常を感じていただきたい、
ふだん着のイタリア暮らしを体験していただきたい。
自由な数日を過ごして回復チャージ、
また日本で元気に頑張れるような旅をしていただきたいなぁと思ってます。
付かず離れずのスタンスでフォローしますので、
一般的な観光ツアーでは体
53.クエストゥーラへ滞在許可証の申請に行く
今からちょうど10年前、やっとイタリア移住のための準備が正式に整いました。
滞在許可証が発行されたのです。
あれから10年、この滞在許可証を更新し続けて今に至ります。
ローマは扱いがひどいらしい留学ビザから滞在許可証を発行してもらうには、居住区を管轄するクエストゥーラ(警察署)へ行く必要があります。
このクエストゥーラは各自治体ごとにあるものの、滞在許可証も扱う移民局のような部署もあるのは規模の
52.イタリア移住に必須なものとは?
2月の初め、無事に2度目の留学ビザを取得し、再び学生としてイタリアへ渡りました。
移住のために最初に渡航した前年9月から数えると3回目になります。
こんな短期間に日本とイタリアとを行ったり来たりしたのは初めてです。
ビザだけでは不法滞在者留学ビザはパスポートの中ほどにシールのように貼られています。
それは最初にアラフォーで留学したときも同じでした。
この時の私はシェンゲン協定で免除されている滞在
51.またまた帰国してイタリア大使館へ
日本のパスポートだけではイタリアの個人識別番号は発行されず、正式な賃貸契約を結ぶことができません。
役所の窓口でそれを指摘され万事休すと思ったとき、神のひと声が下りてきたかのような助け舟が出されました。
イタリア人のユニークな法解釈私たちの不毛な押し問答の一部始終を聞いていたのでしょう。
となりの窓口に座っていたその人は、日本はシェンゲン協定国であること、そのため90日以内なら滞在ビザの発行が免
50.滞在ビザがなくてもアパート契約できるのか?
B&Bを出て不動産会社へと向かう途中、目の前に大きな古いお城が目に飛び込んできました。
ブラッチャーノに中世のお城が残っていることをこのとき初めて知ったのです。
それほどに私はブラッチャーノについて全く何も知りませんでした。
一目ぼれで決めたアパート金曜の朝、B&Bで目覚め朝食を取り、いよいよ不動産会社へ向かいます。
太陽が出ていたものの、11月初旬に感じたローマの気候と比べると12月初旬のブラ
49.東京からブラッチャーノへ飛ぶ
ローマからの引っ越し先をブラッチャーノに決めたものの、実際に住む家探しをしなくてはいけません。
イタリアの町を歩いていると不動産会社があちこちにあり、日本同様、窓には物件案内の張り紙がたくさんしてあるのを知ってはいました。
でも私は日本にいますし、それでも住む家を見つけなくてはいけないのです。
インターネットで家探しどうしたものかと悩む私に、今ではインターネットで賃貸物件を探せるようになっている
48.3つの候補地からブラッチャーノに決めたワケ
シチリア女子2人の日本滞在中にローマの大家さんから連絡が来ました。
それは申し訳なそうな調子で書かれたメールだったのですが、その内容は想定外に衝撃的なものだったのです。
大家さんから来たメール1度断られたものの、大家さんへは再び住居証明書へのサインをお願いしていたのですが、その返事として来たメールにはアパートの部屋から出ていくようにと書かれていました。
ローマへ戻ってから、1週間以内に退去するよ
47.一旦帰国して態勢を整える
留学先も決まったので本当はこの一時帰国中に留学ビザ申請までできれば良かったのですが、そう簡単に事は運びませんでした。
1ヵ月の滞在期間中、2週間はシチリア女子2人が来ていましたし、どうしても準備できない必要書類があったのです。
イタリア発便にチェンジする11月初旬、2ヵ月のイタリア滞在を終え日本に戻ってきました。
今ではまったく覚えていないのですが昔の記録を辿っていたら、行くときはアエロフロート
46.アラフィフが留学ビザで移住できるのか?
2ヵ月のローマ滞在を終えるタイミングで私のイタリア移住は大きく舵を別の方向へ切りました。
目指すは就労ビザではなく、留学ビザによるイタリア移住です。
しかし、当時の私はすでにアラフィフ。
アラフィフで留学ビザなんて発給してもらえるのでしょうか?
何歳まで留学できるのか?プリマドンナのアドバイスでアラフィフにして留学することにしました。
ただ、私はその気でもアラフィフに留学ビザが下りるものなのでし
45.必要な人は必要な時に現れる
2ヵ月間のローマ滞在中、自分では何の成果も見い出せていないと思っていました。
就労ビザは取れないし、仕事すら決まっていない状態でしたから。
すっかり意気消沈していたころ、ローマとタオルミーナとで新しい出会いがあったのですが……。
現実逃避でローマ再発見2ヵ月のタイムリミットまであと少し、10月半ばには東京から友だちが遊びに来てくれました。
大家さんが泊まってもらってかまわないと言ってくれたのでホ
43.ローマでの住居
どんな家に住むかというのは私にとって、とても大事なことです。
住空間にこだわりはなく、それより洋服や趣味のほうが大事という人もいるでしょう。
でも私には快適空間が必要で、そこにはひとりだけの空間という意味も含まれるのですが、ローマの家には大家さんも同居していました。
知人の紹介で決めたアパート波乱はあったもののローマでの住居に無事に落ち着き、ついに私のイタリア生活の始まりです。
知人の紹介で決
42.移住のためにローマへ出発
いよいよローマへ出発する日が来ました。
移住にあたり決まっているのはローマで住む場所だけという状況です。
それでもあの日、成田空港で日本を飛び立つ直前に飛行機の窓から見た景色は、忘れることができません。
嵐の旅立ちこのときの飛行機は、成田からモスクワ経由でローマへ飛ぶアエロフロート便を選んでいました。
モスクワで給油のために降り立つものの、トランジット時間が短くすぐにローマへ向けて発ちます。
さ
40.移住先をどこにするか問題
海外ではなく日本国内だとしても、いま住んでいる場所を離れまったく別の場所へ移住するとき、どんな基準を持ってそれを決めるでしょうか。
気候が良さそうだから、昔から好きだったから、1度行ったことがあるから、知り合いに勧められたから、などいろいろあると思いますが私の場合はもっと別の理由からでした。
とりあえずシチリアは外すイタリア移住を決意したものの、具体的にどこにするかまでは全くイメージできていませ
39.シェアハウスを始めて移住資金にする
ホロスコープ鑑定によりイタリアへの移住は2013年7月以降になりました。
出発まで1年半ほどの猶予があります。
日本にいる間にとにかく移住資金を少しでも多く貯めようといろいろ考えた結果、シェアハウスを思いついたのですが……。
派遣で貯金は難しい唐突ですが「ねんきんネット」をご存じでしょうか。
これまでの人生で払った厚生年金、国民年金の額がリスト化されていてイタリアからでもインターネットを通じて確