言葉レリーナ

一見非常に社交的だが、思考は深海を漂う。いわゆる“かくれ繊細さん”で多動。興味や関心が…

言葉レリーナ

一見非常に社交的だが、思考は深海を漂う。いわゆる“かくれ繊細さん”で多動。興味や関心がなかなかニッチ。凸凹加減、とっちらかり具合を楽しみながら生きることをモットーとする。木の根っこ・木の写真、面白い言葉あつめ、雑談イベント、おもしろアップサイクルなど進行中。

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固定された記事

世の中の会話には、とにかく“言わなくていいこと”が溢れていません?人と成熟した関係を築きたい。

童話とは逆パターンになりますが、自分も同じ仲間だと思って白鳥の群れに入っていたら、実はアヒルだと気づいた経験ってありますか? 私はあります。女子会で、浮きに浮い…

言葉レリーナ
6か月前
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ブルーライト過敏で時代に逆行…。バランスを取るための対策について。

ブルーライトの悪影響があまりに酷いので、いろいろな人に聞いているのですが、自分の症状に近い人に出会わず、この情報が参考になることはないかもしれませんが。 いつか…

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自己紹介

初めまして!言葉レリーナと申します。 このキャッチーなニックネーム、とても気に入っておりまして。 〝踊るように言葉を使う人”という意味で言葉のバレリーナ(言葉レ…

言葉レリーナ
2週間前
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雑談インタビューで冊子を作るサービス提供中。~はちもの研究所さんへ~

あれは〝なんちゃって婚活”をしていた頃。 お話をしている相手の方が、自分を出し惜しみされていると感じ、この人の魅力を引き出してあげたい!と思ったのが、最初の思い…

言葉レリーナ
2週間前
4

「人に振り回される」と嘆くのを止めた話。人生を後悔なく生きるために強くなる。

以前の私の口癖の一つは「人に振り回されてばかり。嫌になる」でした。 それも〝振り回してくる相手が悪い”というトーンで、怒りを込めて嘆く、という感じでした。 ある…

言葉レリーナ
2週間前
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〝一貫性”は、マイナス方向にも働く。テイカー(人から奪う人)タイプの同僚を観察して発見したこと。

〝一貫性”という言葉は、主にポジティブな啓発目的で使われることが多いと思いますが、私がその威力を痛感したのは、実は筋金入りのテイカー(奪う人)の同僚を通してでし…

言葉レリーナ
3週間前
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映画“PERFECT DAYS”鑑賞で改めて感じた、日々を丁寧に生きる大切さ。

役所広司さんがカンヌ映画祭で最優秀男優賞を受賞され、気になっていた映画“PERFECT DAYS”を鑑賞しました。 淡々とトイレ掃除をする日々を描いた作品と知ってから、とて…

言葉レリーナ
1か月前
9

“死ぬことが分かっているのに生きること”への無力感から解放された理由。

以前、“死ぬことが分かっているのに生きること”への無力感に囚われた経験から、どう生きたいか?を考えたという記事を書きましたが。 なぜそういう無力感や問いから解放…

言葉レリーナ
1か月前
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攻める生き方をする!と改めて決心した話。老いは将来の自分事。

知り合いの方からお母様の話をいろいろ聞いてきたんですが、“これまでの過程を経て最近至った状況について考えさせられたこと”を、書いてみたいと思います。 友人は妹さ…

言葉レリーナ
1か月前
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そば屋の出前か!というセリフを使う機会に、初めて出会った話。

去年1年間で、本気で怒ったことと言えばこれだけかも、というトラブルを振り返ったらなかなか学びがあったので、綴ってみたいと思います。 それは、上京して以来お世話に…

言葉レリーナ
2か月前
9

アルフォンス・ミュシャのゾディアック愛す。一生ものとして、傍にいてもらうのです♪

今回は、私が手放したくない宝もの、アルフォンス・ミュシャのゾディアックという絵について書いてみようかと。 15年程前、文房具店で、ポストカードに刷られていたゾディ…

言葉レリーナ
2か月前
6

“ほど良い距離での温かい人間関係”が、良好な田舎生活の大きな鍵になる。

友人が母親から話を聞いて困惑した、というので理由を聞いたところ、私も驚きました。 経緯はこうでした。 まず、登場人物とその関係性ですが、下記のようなもので。 ①…

言葉レリーナ
2か月前
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人生が上手くいかないと嘆いていた、当時の自分へ。“自分で選択する”の意味。

“自分の機嫌は自分で取る”だとか、“自分がどう反応するか、どんな行動を取るか、は自分で選択できる”ということが、完全に腑に落ちたのは、ここ10年位のことなんですが…

言葉レリーナ
3か月前
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見るだけで癒される♡言われてみればそう見える!ユーモア自然写真(13)

言葉レリーナ
3か月前

被災者に対して、どういう心の姿勢を持って応援するか、を決めた話。

自分と同じように感じている人がたくさんおられるだろう、と想像して書いていますが。 今自分にできることは募金だけ、と募金はしたものの、被災地の不自由で不安な生活を…

言葉レリーナ
3か月前
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精神を病んだ人達が、健全な日常復帰を果たすまでのステップの充実を。

うつ病の寛解、仕事復帰を果たしてから13年。 以前の生き方を少しずつ改善し、ありがたいことに自分で人生をより良くできている、という感覚が得られています。 うつ病闘…

言葉レリーナ
4か月前
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世の中の会話には、とにかく“言わなくていいこと”が溢れていません?人と成熟した関係を築きたい。

世の中の会話には、とにかく“言わなくていいこと”が溢れていません?人と成熟した関係を築きたい。

童話とは逆パターンになりますが、自分も同じ仲間だと思って白鳥の群れに入っていたら、実はアヒルだと気づいた経験ってありますか?

私はあります。女子会で、浮きに浮いた時がまさにそんな感じでした笑。

ある年のクリスマス。パーティに誘われて喜んで参加した私でしたが、メンバーが所謂“女子”の子達ばかりだったんですね。今思えば。

今思えば、と言うあたり、いかに当時自分はアヒルだという自覚がなかったか、と

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ブルーライト過敏で時代に逆行…。バランスを取るための対策について。

ブルーライト過敏で時代に逆行…。バランスを取るための対策について。

ブルーライトの悪影響があまりに酷いので、いろいろな人に聞いているのですが、自分の症状に近い人に出会わず、この情報が参考になることはないかもしれませんが。

いつか誰かの目に留まった時のために、書き残しておこうと思います。

いつ頃からかはっきりと覚えていないのですが、2018年頃から徐々に体調が悪くなり、2021年頃からは、フルタイムで働くのは厳しいという状態になってしまいました。

〈具体的な症

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自己紹介

自己紹介

初めまして!言葉レリーナと申します。

このキャッチーなニックネーム、とても気に入っておりまして。

〝踊るように言葉を使う人”という意味で言葉のバレリーナ(言葉レリーナ)という名前を賜り、以降その名に恥じぬよう精進しております笑。

良いご縁が繋がることを期待しながら、自己紹介させていただこうと思います。

①生態・脳内カオスで多動。

・真逆の気質を持つ両極派で、強みと弱みの凸凹加減が半端ない

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雑談インタビューで冊子を作るサービス提供中。~はちもの研究所さんへ~

雑談インタビューで冊子を作るサービス提供中。~はちもの研究所さんへ~

あれは〝なんちゃって婚活”をしていた頃。

お話をしている相手の方が、自分を出し惜しみされていると感じ、この人の魅力を引き出してあげたい!と思ったのが、最初の思いつきなんですが。

雑談の中でインタビューを行い、その人の自己紹介冊子を作るというサービスを提供しています。

今回、はちもの研究所さんに作らせていただくご縁があり、ワークショップに参加、さらにはラジオ出演も果たしました(>0<*)ので、

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「人に振り回される」と嘆くのを止めた話。人生を後悔なく生きるために強くなる。

「人に振り回される」と嘆くのを止めた話。人生を後悔なく生きるために強くなる。

以前の私の口癖の一つは「人に振り回されてばかり。嫌になる」でした。

それも〝振り回してくる相手が悪い”というトーンで、怒りを込めて嘆く、という感じでした。

ある時、鋼メンタルの友人から「その言い方やめなよ」と言われました。

私は否定された悲しみからの怒りで、その後彼女が付け加えた説明をよく覚えていないのですが、「振り回されるのを放置しているのは自分自身でしょ」というような言葉だったのでは、と

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〝一貫性”は、マイナス方向にも働く。テイカー(人から奪う人)タイプの同僚を観察して発見したこと。

〝一貫性”は、マイナス方向にも働く。テイカー(人から奪う人)タイプの同僚を観察して発見したこと。

〝一貫性”という言葉は、主にポジティブな啓発目的で使われることが多いと思いますが、私がその威力を痛感したのは、実は筋金入りのテイカー(奪う人)の同僚を通してでした。

世の中の人は、テイカー(奪う人)、マッチャー(自分と他人の利益のバランスを取る人)、ギバー(与える人)に分かれると言われています。

マンションコンシェルジュとして勤務していた時の同僚の一人ですが、その人のテイカー習慣には驚愕しまし

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映画“PERFECT DAYS”鑑賞で改めて感じた、日々を丁寧に生きる大切さ。

映画“PERFECT DAYS”鑑賞で改めて感じた、日々を丁寧に生きる大切さ。

役所広司さんがカンヌ映画祭で最優秀男優賞を受賞され、気になっていた映画“PERFECT DAYS”を鑑賞しました。

淡々とトイレ掃除をする日々を描いた作品と知ってから、とても観たいと思っていました。

紆余曲折のドラマや感動的な演出なしに、当人の心の動きをどう表現するのかなぁ、と気になっていたからです。

どうだろうか、と思っていたら、まさに期待通りで、自分の約10年間のマンションコンシェルジュ

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“死ぬことが分かっているのに生きること”への無力感から解放された理由。

“死ぬことが分かっているのに生きること”への無力感から解放された理由。

以前、“死ぬことが分かっているのに生きること”への無力感に囚われた経験から、どう生きたいか?を考えたという記事を書きましたが。

なぜそういう無力感や問いから解放され、とにかく一生懸命生きようと思えるようになったのか、その理由について自分の思考プロセスを辿ってみたいと思います。

前提としてまず、

・自分は生まれて人生がスタートしてしまったんだから、前に進むしかない(過去は変えられない)

があ

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攻める生き方をする!と改めて決心した話。老いは将来の自分事。

攻める生き方をする!と改めて決心した話。老いは将来の自分事。

知り合いの方からお母様の話をいろいろ聞いてきたんですが、“これまでの過程を経て最近至った状況について考えさせられたこと”を、書いてみたいと思います。

友人は妹さんと2人兄妹で、共に結婚しています。お母様はお父様と一緒に田舎に住んでいましたが、加齢により二人共いろいろと体の不調を感じるようになってきたそうです。

長女である友人は次男の家に嫁いでおり、長子の責任感からも、ご両親の面倒をみようとかな

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そば屋の出前か!というセリフを使う機会に、初めて出会った話。

そば屋の出前か!というセリフを使う機会に、初めて出会った話。

去年1年間で、本気で怒ったことと言えばこれだけかも、というトラブルを振り返ったらなかなか学びがあったので、綴ってみたいと思います。

それは、上京して以来お世話になっている、婦人科での出来事です。

更年期の入口にさしかかり、漢方薬を処方してもらっているのですが、処方期間が最長3か月とのことで、その日も3か月分出しておく旨医師より言われ、処方箋を受け取り、帰り道に薬局で薬を受け取りました。

その

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アルフォンス・ミュシャのゾディアック愛す。一生ものとして、傍にいてもらうのです♪

アルフォンス・ミュシャのゾディアック愛す。一生ものとして、傍にいてもらうのです♪

今回は、私が手放したくない宝もの、アルフォンス・ミュシャのゾディアックという絵について書いてみようかと。

15年程前、文房具店で、ポストカードに刷られていたゾディアックを見たのが、最初の出会いでした。

とても惹かれて購入し、小さな絵画として飾って楽しんでいました。アートに特別関心があった訳ではなく、ミュシャについても殆ど知らなかったんですが。

ある時、ミュシャの展示会があることを知り、軽い気

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“ほど良い距離での温かい人間関係”が、良好な田舎生活の大きな鍵になる。

“ほど良い距離での温かい人間関係”が、良好な田舎生活の大きな鍵になる。

友人が母親から話を聞いて困惑した、というので理由を聞いたところ、私も驚きました。

経緯はこうでした。

まず、登場人物とその関係性ですが、下記のようなもので。

①友人は上京して東京に住んでいる。
②彼女の両親は二人で彼女の実家(田舎)に住んでいる。
③さらにその隣の市に親戚夫婦が住んでいる。

最近、その③親戚夫婦のご主人の方が入院し、暫く不在になっているという状況で、近所の人から②友人の母親

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人生が上手くいかないと嘆いていた、当時の自分へ。“自分で選択する”の意味。

人生が上手くいかないと嘆いていた、当時の自分へ。“自分で選択する”の意味。

“自分の機嫌は自分で取る”だとか、“自分がどう反応するか、どんな行動を取るか、は自分で選択できる”ということが、完全に腑に落ちたのは、ここ10年位のことなんですが。

それまでの、マイナス思考でできあがっていた自分や、他責思考からくる自分勝手な怒りを持て余す日々を思い出す度に、どうしてもっと早く気づけなかったのか、と不思議に思います。

“自分で選択できる”という点に気づいた時、目が覚めた!という

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被災者に対して、どういう心の姿勢を持って応援するか、を決めた話。

被災者に対して、どういう心の姿勢を持って応援するか、を決めた話。

自分と同じように感じている人がたくさんおられるだろう、と想像して書いていますが。

今自分にできることは募金だけ、と募金はしたものの、被災地の不自由で不安な生活を見る度に、モヤモヤしたり申し訳なくなったりの毎日です。

自分が人と遊んだりして楽しく時間を過ごした後や、文明の恩恵をたっぷり受けて一日を終えて眠りにつく時、一時でも彼らのことを忘れていた自分に罪悪感が湧いたりしませんか。

“武士道”の

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精神を病んだ人達が、健全な日常復帰を果たすまでのステップの充実を。

精神を病んだ人達が、健全な日常復帰を果たすまでのステップの充実を。

うつ病の寛解、仕事復帰を果たしてから13年。

以前の生き方を少しずつ改善し、ありがたいことに自分で人生をより良くできている、という感覚が得られています。

うつ病闘病は自分の人生の分岐点であり非常にインパクトが大きかった分、世の中の動向も気になり、未だ闘病中の方々のことを考えると、時々激しいジレンマに陥ります。

それは、うつ病など精神を病んだ人が、仕事や健全な日常復帰を果たす過程において上手く

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