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エッセイ

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2019年6月の記事一覧

人口減少社会の話

人口減少社会の話

世界人口は増え続け、そのうち80億人になるだろう。その点日本はどうだ、その頃には1億人以下になっており物理的に国の勢いはめちゃめちゃ下がる。

現段階で日本のGDP(国内総生産)は中国に2.5倍以上、アメリカに4倍以上差をつけられている。産業で成り立っていた日本市場は足踏み状態。新たなイノベーションを、新たな一手を待っている。

どの業界でも聞くのが人手不足、果たして本当なのか。サービス業界には人

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無人化の未来の話

無人化の未来の話

人生100年時代。日本は人口が減り続けている。人が減り続け、ビジネスはどんな方向に向かうのだろう。

去年、アメリカで「Amazon Go」という無人コンビニがオープンした。
セルフレジなどはなく、専用アプリのQRコードをかざして入店。あとは商品を持って店を出るだけという。
店内に張り巡らされたカメラと棚のセンサーでAI処理しどの商品を持って出たかわかるという。そしてAmazonアカウントから自動

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インターネットのせいで置いていかれる話

インターネットのせいで置いていかれる話

スマホ画面ばかり注視し、自分の世界観に浸る世の中になった。スマホコンテンツは留まるところを知らず。新たな価値を生み続けている。

インターネットが日本に普及したのは1990年代。30年でここまで駆け抜けてきた。

最近では身近なあらゆる“モノ”がインターネットにつながり、IoT化が進んでいる。
テレビやエアコン、あらゆる家電がインターネットにつながり。さらには家ごとスマホで制御できる仕組みまで

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自殺という文化の話

自殺という文化の話

ある本を読んだ。
自殺という文化は遥か昔からあり、時代によって流行りの死に方があるらしい。

日本には切腹という文化があったが、時代による自殺の一種であると言えるかもしれない。

理由は何にせよ、一度死ぬ覚悟を決めた人を引き止めることは容易ではない。むしろ引き止めた人に責任がかかることだってあると思う。

ただ人は死にたくても死ねないこともあるし、
洗面器の水で死ぬこともできる。本当は死にたかった

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オリンピックと不況の話

オリンピックと不況の話

東京2020がついにやってくる。

チケットが取れなかった人も多いかもしれない。56年の時を経て、また東京でオリンピックが行われる。

オリンピックというイベントが商業主義化したのは1984のロサンゼルスオリンピックからだと言われる。一大イベントに国の財政をつぎ込み、巨大公共施設や雇用がオリンピック終了とともに消えることで瞬く間に不況になった。

オリンピック後のマイナスを減らし、プラス方向にもっ

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仮想現実に住む世界の話

仮想現実に住む世界の話

VRを体験したことはあるだろうか。
いわゆる「ヴァーチャルリアリティ」というやつだ。ゴーグル内の視界は360度別の世界になっており現実と錯覚するくらいの興奮があるらしい。

人には五感があり。見たり聞いたり、食べたり触ったりを感じることができる。今生きている世界を現実。
ゴーグルで見る世界を仮想現実だと思っている。

果たしてそうなのか。

察しのいい方はお分かりだろうが今回の記事は急にオカル

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睡眠と死の関係の話

睡眠と死の関係の話

眠らない生き物はいない。
植物や微生物などを除きほとんど当てはまると思う。

人間の三大欲求にもあるように、睡眠は大事や欲求として位置している。
そして人生の1/3もの時間を割くというから寝るのがもったいないという人もいるだろう。

ただ寝ないとどうなるか。

人体実験や事故などで知られているかもしれない。人は10日以上起き続けるとだいたい死ぬ。もしくは極度の幻覚や覚醒剤使用者の末期症状が現れる。

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イメージについての話

イメージについての話

「百聞は一見にしかず」
これは、100回聞くより1回自分の目で見たほうが大事で確かだということわざである。

桃太郎をご存知だろうか。昔話で登場する割と人気のある話だ。この話で登場する鬼はズタボロに懲らしめられる。鬼はしばしば悪役なことが多いが、これはイメージである。
桃太郎側の絵本を読み聞かされ育った子供は鬼を悪いやつだと思ったまま大人になる。

鬼にだって家族があるかもしれない
鬼にだって幼い

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寿命についての話  後編

寿命についての話 後編

前編のつづき

幼少期に立てた仮説は学生時代に見つけたダーウィンやハーブルの本で確認されており、ある意味間違いではなかったと歓喜した。

それに加えて、哺乳類は心臓の拍動回数が決まっており小さい個体ほど早く
大きい個体ほど遅いらしい

循環のスピードや心臓の大きさも関係しているがそもそも心臓のスピードも個体の体感的にはどれも一緒でネズミも人間と同じように80年分の生涯を歩んでいる。と私は未だに幼少

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寿命についての話  前編

寿命についての話 前編

人は生き物で、活動時間は有限である。と一般的には伝えられている。
年々人間の寿命は伸びている傾向にあり、統計を取り始めてから伸びるスピードもほぼ変わっていない。最近生まれた子はその半分以上が100歳以上になる計算だ。

ところで、皆さんはペットを飼ったことがあるだろうか。昆虫でもいい、犬でもハムスターでもいい、鳥や爬虫類でもいい。
おそらく人間より長く生きるペットはあまり飼っていないと思う。もしゾ

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流通コストについての話

流通コストについての話

スーパーやコンビニ、ドラッグストアで買い物をするのは一般的だ。

売っている消費の価格。アップダウンが激し買った野菜などを除き、毎日買い物をしている人はその価格を疑うことなく購入している。

全ての欲しい商品を農家や企業にわざわざ出向いて買いに行く手間を考えると安いものかも知れない。
そう、同じ場所に全ての欲しいものを詰め込んだスーパーやコンビニにはいくつもの企業の商品が並んでいる。
例えば一つの

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「動画で伝える」という話

「動画で伝える」という話

義務教育の中で、活字に触れたり文章を書く作業は無数にある。
しかし、動画や映像を編集したり発信したりすることはない。日本の教育には組み込まれていないのだ。ところがどうだ、最近の中高生はTikTokやその他SNSによってスマホで編集した動画を全国に拡散している。この辺に鈍感な30、40代とか雲泥の差で動画スキル、人に届けるスキルが自然と身についている。

いま、所謂YouTuberが活躍しているが、

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「無駄はない」という話

「無駄はない」という話

スティーブジョブズの言葉にこんなものがある。
「Connecting The Dots・点と点をつなげ」
あまりにも有名なこの言葉と
私が中学時代に担任の先生に言われた「この世に無駄はない」という言葉が
時を経て徐々に一致していった。

そもそも義務教育や高校大学に通う学生たちはこう思っている。
「なぜこの教科を必死に記憶しているのかわからない」
「こんなの将来役に立つのか」

うまく答えられ

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