記事一覧
ベルギー留学:黒い森、シュヴァルツヴァルトを歩く. 森の辺境にて
前回・前々回の記事の続きです。
朝7時、フランスとドイツの国境沿いの村、ストラスブールでバスを乗り継いだ。そのまま2時間バスに揺られ、朝9時にドイツのプフォルツハイム(Pforzheim)に到着。黒い森の周辺地域では、大きな町の一つ。
宿には16時にチェックインすることになっている。まだ時間がたっぷりあるから、しばらくプフォルツハイムを散策することに決めた。
バスを降りて新鮮な空気を吸う。4
ベルギー留学:黒い森、シュヴァルツヴァルトを歩く. 出発
4月1日からの2週間、ベルギーの大学はイースター休暇。ヨーロッパから来ている学生のほとんどは自国に戻って、家族と休暇を過ごす。
「イースターって日本には馴染みがないんだけど、ベルギーでは何をするの?」とルームメイトに尋ねる。
「特に何も。クリスマスよりも重要な行事ではないからね。ただ家族と過ごして、美味しいものを食べるよ。」と返ってきた。
「静星は、日本には帰らないでしょ?何をするの?」
ベルギー留学:ディスカッションが苦手だったのに、気が付いたらプロジェクト・リーダーをしていた
ベルギーのブリュッセル自由大学に正規留学してかれこれ1年半が経ちました。
社会学はリーディング課題が多く、社会問題や哲学分野を扱っているためとにかく読むのが難しい。1年目はなかなか文章が理解できず、けっこう苦しみました。
けれど、それも量をこなせば慣れてくるもの。今では日本語に訳さず、直接原文を読んだ方が理解できることの方が多いです。社会学の知識を深めれば深めるほど、社会の仕組みや人々の行動へ
詩:Flow of Water
川の流れに身を任せて漂っていた頃は
よく、水の中から空を見上げていました。
空が変化してゆくのは
雲が動いているからか、私が動いているからなのか。
それは、
自分にとって大事なようで、
どうでもいいような、
辿り着きそうで、
はるか遠くにある秘密。
そういうことが不思議でしょうがなくて、
水の中の、音のない世界で
空を見上げては、
遠くまで想いを馳せました。
それでも、
それなりに上手く泳