照明花華

照明器具を制作してcreema minne. で照明花華というショップ名で販売してい…

照明花華

照明器具を制作してcreema minne. で照明花華というショップ名で販売しています。 私は、生きることが下手で動物と植物しかうまく付き合えません。そんな私でも照明を制作して、生きていける事を日々証明しています。 その証明書をここに綴っておきます。

記事一覧

美しいものってなんだろう?

立夏という季節になりました。 花も咲き乱れてあちこちに溢れています。 薔薇も競い合うように咲いています。 雑草として扱われる事が多い草花でもこんなに美しい。 花屋…

照明花華
13日前
9

より小さなものに目をとめるなら、大きな幸せがやって来る!

現代はとても忙しい毎日です。 いちいち小さな事を気にしていられない毎日です。 自由な時間は少なく、やることは多い。 楽しい事は少なく、嫌な事柄は多い。 稼ぐお金は…

照明花華
3週間前
13

今日は暦で何にあたるのか、と云えば色々な事が見えてくる、日本の暦

日本には昔から農作業の調べ、暮らしの彩として二十四節気という一年を24に分けたこよみが使われていました。今回ご紹介するのは春の季節の一番最後、穀雨(こくう)4月2…

照明花華
4週間前
6

花こよみ 二十四節気 晴明

二十四節気とは、なんですか?と思われた方もおられると思いますので、 簡単にご紹介いたします。 1年を24等分した季節の呼び名のことで、立春、立夏、立秋、立冬という季…

照明花華
1か月前
3

日本の色名は面白い

前回言語についてアレコレと書きましたが、今回もその続きの様なもので色の名前の面白さを幾つか紹介致します。 以前、スペイン語を話す方々と知り合った時、赤を表す言葉…

照明花華
1か月前
12

外国語と日本語

世界の242カ国の言語の数は、7,168あるそうです。 そのうち40%は消滅の危機に瀕しているそうですが、それでも多くの言語が存在します。私自身、若い頃は(この言い方は年寄…

照明花華
1か月前
37

いつもハズレくじばかり引いてしまうのは

皆さんの中にも、この主題の様に感じておられる方も多いかもしれません。 「結局、私はいつも貧乏くじを引くのよ!」って・・・ 「他の人は楽ばかりして、やな仕事ばかり回…

照明花華
1か月前
4

私の嫌いな人の性格って?

人間観察はついしてしまう悪い癖! あの人、やだな〜と思って。何がやなのか考えてみると自分と同じ性格なのでやだな〜と感じてしまうことはよくある事です。 その時はカッ…

照明花華
1か月前
10

儲けようと思ったら、この明かりは作れまへんで!

越前和紙の人間国宝・九代岩野市兵衛さんが自分の息子さんにいつも言い聞かせている言葉が刺さりました。 『儲けようと思ったら、この紙はできんぞ』オレは頑固な紙漉き屋…

照明花華
2か月前
11

これからの時代にはこんな事がおきますよ。

今まで当たり前だった事がなくなって。経験したことのない出来事が当たり前になります。今から対策を!

照明花華
3か月前
2

待機電力と財布の重さ

今回は家電の待機電力はどれぐらいあるのか測ります。 待機電力とはコンセントに接続された家電製品が電源OFFの状態で消費する電力のことです。 実際に自宅にあるバッテリ…

照明花華
3か月前
1

電気代の話

今日は、電気代の話です。様々なものが値上がりしていつの間にか財布が軽くなっている今日この頃ですが・・・・ 果たして電気代はどれくらいかかっているのでしょうか? 電…

照明花華
3か月前
3

云われたとおりに電燈を消してみたところ・・・

谷崎潤一郎先生の著書に陰翳礼讃と云う書物があります。 そこには、日本の美学の底には、「暗がり」と「翳り」がある。とあり、 日本古来の生活の中にあった美しさを現代で…

照明花華
3か月前
2

陰翳礼讃、読んで感じ、考えて思った事。

谷崎潤一郎先生の著書に陰翳礼讃(いんえいらいさん)と云う書籍があります。薄暗い明かりに象徴される日本の伝統美を論じています。日本もちょっと昔までは障子がありその…

照明花華
3か月前
7

草花を観察すると分かること

こうして、花の照明などを制作しておりますと、自然を常に観察し そこからデザインを考えるのは楽しい事となってきました。 新しい、デザインは常に本物の花から頂いていま…

照明花華
3か月前
4

贅沢な椿の灯りが灯るとき

今までにない、椿の花の照明器具。お部屋に付けると、今までのどこにでもあるようなお部屋が、モダンな空間に変わります。詳しくは、動画をご覧ください。

照明花華
3か月前
4
美しいものってなんだろう?

美しいものってなんだろう?

立夏という季節になりました。
花も咲き乱れてあちこちに溢れています。
薔薇も競い合うように咲いています。

雑草として扱われる事が多い草花でもこんなに美しい。
花屋さんで売っているような園芸品種じゃないと花じゃないのかな?
野に咲く花は謙虚で素朴。出しゃばらない、自己主張しない。多くの生き物と暮らしている。

朝日を浴びて輝いて見えます。
とっても美しいものです。

とても小さな花。うっかり通り過

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より小さなものに目をとめるなら、大きな幸せがやって来る!

より小さなものに目をとめるなら、大きな幸せがやって来る!

現代はとても忙しい毎日です。
いちいち小さな事を気にしていられない毎日です。

自由な時間は少なく、やることは多い。
楽しい事は少なく、嫌な事柄は多い。
稼ぐお金は少なく、出費は多い。
話せる友達は少なく、嫌な上司は多い。
財布の中身は少なく、欲しいものは多い。

挙げていくと枚挙にいとまがありません。
現実は厳しいものよ!!!!!!と

別に悪いこともしていないし、真面目に働いているのに、どうし

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今日は暦で何にあたるのか、と云えば色々な事が見えてくる、日本の暦

今日は暦で何にあたるのか、と云えば色々な事が見えてくる、日本の暦

日本には昔から農作業の調べ、暮らしの彩として二十四節気という一年を24に分けたこよみが使われていました。今回ご紹介するのは春の季節の一番最後、穀雨(こくう)4月20日頃から5月4日頃にかけての呼び名です。
(二十四節気についての説明は一つ前の記事をご覧ください。)
この頃は農作物にとっての恵みの雨が降る季節。霜の心配がなくなり、稲代では米の苗が育つ頃です。野山の緑も濃くなり、夏の訪れを感じさせます

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花こよみ 二十四節気 晴明

花こよみ 二十四節気 晴明

二十四節気とは、なんですか?と思われた方もおられると思いますので、
簡単にご紹介いたします。
1年を24等分した季節の呼び名のことで、立春、立夏、立秋、立冬という季節の始まりを含めた奇数番めの季節を「節」
春分、秋分、夏至、冬至などの偶数番目にあたる季節を「中気」と呼び
これらを合わせて「節気」と呼んでいます。
今は、春なので春の季節にあたるものを挙げてみます。

1・立春 りっしゅん 2月4日頃

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日本の色名は面白い

日本の色名は面白い

前回言語についてアレコレと書きましたが、今回もその続きの様なもので色の名前の面白さを幾つか紹介致します。
以前、スペイン語を話す方々と知り合った時、赤を表す言葉にはどんな種類があるか尋ねてみました。返答は「rojo」(ロホと発音します。意味は赤)でした。どんなに薄くても濃くても、黄色味でも青味でも「ロホ」だそうです。しかし日本語で赤を指す言葉はたくさんあって、「紅、朱、茜、緋、臙」などがそうです。

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外国語と日本語

外国語と日本語

世界の242カ国の言語の数は、7,168あるそうです。
そのうち40%は消滅の危機に瀕しているそうですが、それでも多くの言語が存在します。私自身、若い頃は(この言い方は年寄りくさい)英語の発音に憧れたものです。何でもかんでも英語にしたがったりして・・・。

5年ほど前、チリやボリビアの方と知り合う機会があり、必死にスペイン語を勉強しました。アメリカより南の国、メキシコから下側(地図上)の国はブラジ

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いつもハズレくじばかり引いてしまうのは

いつもハズレくじばかり引いてしまうのは

皆さんの中にも、この主題の様に感じておられる方も多いかもしれません。
「結局、私はいつも貧乏くじを引くのよ!」って・・・
「他の人は楽ばかりして、やな仕事ばかり回ってくるの、結局私がやる羽目になって、あ〜ぁ・・・」なんでいつもこうなるのだろう?
こんなことを経験されたかもしれません。

なんでこうなるのか?と言うことに切り込みますと、答えは簡単。
自分でハズレを選んでいるからです。  えっ・・・と

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私の嫌いな人の性格って?

私の嫌いな人の性格って?

人間観察はついしてしまう悪い癖!
あの人、やだな〜と思って。何がやなのか考えてみると自分と同じ性格なのでやだな〜と感じてしまうことはよくある事です。
その時はカッとしたりしてわからないことが多いですが、時間が経つとあ〜そうか!と腑に落ちることがよくあります。
そんな時に、自分の性格を思い知って崖から突き落とされた思いになります。ガックリしてしばらく倒れますね。

他にも、他の人の愚痴を聞いていると

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儲けようと思ったら、この明かりは作れまへんで!

儲けようと思ったら、この明かりは作れまへんで!

越前和紙の人間国宝・九代岩野市兵衛さんが自分の息子さんにいつも言い聞かせている言葉が刺さりました。
『儲けようと思ったら、この紙はできんぞ』オレは頑固な紙漉き屋です。と
私も職人の端くれとしてこの言葉に同意していますし、改めて思い返すことができました。職人はある意味でとても頑固です。自分の作っているものにこだわっています。その出来をずっと維持し向上するようにつとめています。私も常に勉強していますし

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これからの時代にはこんな事がおきますよ。

今まで当たり前だった事がなくなって。経験したことのない出来事が当たり前になります。今から対策を!

待機電力と財布の重さ

待機電力と財布の重さ

今回は家電の待機電力はどれぐらいあるのか測ります。
待機電力とはコンセントに接続された家電製品が電源OFFの状態で消費する電力のことです。
実際に自宅にあるバッテリーに繋いでどのくらい電力を消費しているかを測ってみました。

テレビの待機電力は2wで、洗濯機も2wでした。

エアコンの待機電力は・・・・・
7wでした。ちょっと高いですね。
では、どの家庭でもコンセントをさしたまま使っていると思いま

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電気代の話

電気代の話

今日は、電気代の話です。様々なものが値上がりしていつの間にか財布が軽くなっている今日この頃ですが・・・・
果たして電気代はどれくらいかかっているのでしょうか?
電気代イコール照明の明かりと思い込んでいる方は多くて無駄な電気代を節約、というと照明を消すことだと思い込み暗い中で化粧している人もいます。外に出たときどうなるか知りませんよ。
なんでそう思い込んでいるのかな〜と考えていたら、照明をつけること

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云われたとおりに電燈を消してみたところ・・・

云われたとおりに電燈を消してみたところ・・・

谷崎潤一郎先生の著書に陰翳礼讃と云う書物があります。
そこには、日本の美学の底には、「暗がり」と「翳り」がある。とあり、
日本古来の生活の中にあった美しさを現代では無くしてしまった。と云っています。そのことを「損をしている」と表現しているのです。
そして、この書物の結びにて「まあ、どう云う工合になるか試しに電燈を消してみる事だ。」としています。
そこで今回、云われたとおりに電燈を消してみることにい

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陰翳礼讃、読んで感じ、考えて思った事。

陰翳礼讃、読んで感じ、考えて思った事。

谷崎潤一郎先生の著書に陰翳礼讃(いんえいらいさん)と云う書籍があります。薄暗い明かりに象徴される日本の伝統美を論じています。日本もちょっと昔までは障子がありその貼られた紙を通して光に照らされたものを見ると云う陰翳を大切にする奥ゆかしい生活習慣がありました。
この、ぼんやりとした明かりは不必要なものを闇の中に隠し必要なところに明かりをもたらした。それを利用することで陰影の中でこそ映える芸術を作り上げ

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草花を観察すると分かること

草花を観察すると分かること

こうして、花の照明などを制作しておりますと、自然を常に観察し
そこからデザインを考えるのは楽しい事となってきました。
新しい、デザインは常に本物の花から頂いています。
写真のように寸法を測りその比率を計算します。
しかし、するまでもなく大体が黄金比に近い数字です。
自然の多くはフィボナッチの数列で出来ていることが多いからでしょう。
そして、この後、花びらを一枚、一枚、剥がしていきその形を転写します

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贅沢な椿の灯りが灯るとき

今までにない、椿の花の照明器具。お部屋に付けると、今までのどこにでもあるようなお部屋が、モダンな空間に変わります。詳しくは、動画をご覧ください。