記事一覧
草原のマッチポンプ-モンゴル旅トイレ事情
2023年の夏は1週間ほどモンゴルへ。遊牧民のゲルにホームステイして、実際の暮らしを体験させていただいた。その内容はまた記事にするとして、忘れてしまいそうな小さなことを帰りの飛行機で書く。
草原のトイレ事情昔、ある人は言った。「はぁーテレビも無ェ、ラジオも無ェ、くるまもそれほど走って無ェ」と。モンゴルの遊牧民の方々は、草原にゲルという伝統的な家(大型テントのようなもの、移動可能)を建てて暮らして
ベトナムでヌルヌルになった大学生の備忘録
2018年4月、俺はベトナム・ハノイにいた。現地で友人と合流する手はずだったが、航空機の時間が合わず、12時間以上も先についてしまった。まずは滞在先を確保しなければならない。拙い英語でバックパッカーの聖地「ゴーフィン通り」に宿をとる。
勝手に修理されるサンダル通りを抜け、車通りのある道路に出る。ハノイ大教会を横目に「地球の歩き方 ベトナム」をめくり、次の行き先を考える俺。妙な気配を感じ足元を見る
在野のグッドほとけ#2 鳥取県倉吉市 三佛寺投入堂の仏像
重要文化財などに指定されている昔の仏像ではなくあまり注目されていなけれども、味わい深く最高な現代の仏像を紹介する企画。第二回は鳥取県倉吉市で出会ったホトケたちを紹介します。
三佛寺(輪光院)・十二支地蔵国宝・投入堂で有名な三仏寺の境内寺院である輪光院におかれた12体の地蔵菩薩。それぞれが干支を表していて、なんとも面白い。赤子のようにふくよかなお顔で、それぞれの動物と接しているのだが、仲が良さそう
インド旅行記③ブッダガヤはどうぶつ王国だった
前回のあらすじ~コルカタでブッダガヤ出身のインド人(?)に送り出された俺たちは、彼が最後に言い放った「DON`T forget!!!ラチミゲストハウス!!!」という言葉をかみしめながらブッダガヤ行きの電車に乗った。そしたら電車が魔境だった。謎の7人のインド人に囲まれながら、灼熱の車両で耐えのしのんで何とかブッダガヤに到着。
ラチミゲストハウスを探せはるばる来ましたブッダガヤ。ここは仏教の四大聖地
インド旅行記②世界の車窓から~カオス編~
コルカタ3日目の朝。そもそも今回の旅の目的は、あのガンジス川に面した階段で多くの人が沐浴をしている"インド"な街、バラナシへ行くことなので、電車のチケットを取る必要がある。コルカタからバラナシはおよそ700km離れているし、旅程には余裕があるので、ブッダが悟りを開いたというブッダガヤで一泊する計画だった。
チケットの取得に超苦戦最初は全く渡り方が分からなかった交通ルール全無視の車道も渡れるように
インド旅行記①ビビりながらのインド初日~2日目
2016年に初めてインドに行った。友達と3人で(俺、男、女の3人)。当時のメモや写真が出てきたので、どんな旅行だったか振り返っていきたい。「人生観を変える」なんて体験はなく、ひたすらエネルギーが溢れているカオスな場所だった。
1日目:空港で待ち合わせ出来ない情報弱者、24時のインドで宿泊難民関空発、クアラルンプール行き。インドに行くにはどこかでトランジットしなければならない。2016年時点の俺は
【アジアの音楽】2023年1月~3月の新譜をレビュー
前回の邦楽春の新譜祭りに引き続き、今度はアジアの音楽でこの三ヶ月に発表されたもの勝手にレビューしちゃいます。油断したらインドの話ばっかりしちゃうので、抑え目で…
【台湾】Yokkorio「Destoroy」惜しまれつつも解散したインディポップバンド「The Fur.」のヴォーカル・柚子のソロプロジェクトであるYokkorio。現在deca joinsのUSツアーにサポートアクトとして帯同している