マガジンのカバー画像

お酒とともに

167
ゆっくりお酒とともに、読みたいnoteをまとめます
運営しているクリエイター

#毎日更新

『愛してる』をどう翻訳するか

『愛してる』をどう翻訳するか

告白のときに『好きだよ』の代わりに
『愛してるよ』を使う人はごく稀だ。

口が上手いプレイボーイは相手に好きっぽさを醸し出すのはお手のもんだと思うし、『好きだよ』というリップサービスをすることに抵抗は無いだろう。でも、芯からの愛してる感を醸し出すことは至難だし、出会って間もない人に対して『愛してるよ』とは言わない。

愛してるよの価値はここにあると思う。

大量生産出来ない、好意の頂点。気持ち

もっとみる
生まれて10000日目のこの日に。

生まれて10000日目のこの日に。

「誕生日って、私にとっては特別だけど、私以外の誰かにとってはただの平日だよね。」

友人の一言がゆっくりと頭の中で反芻される。
確かに、誕生日なんて周りの人にしてみればただの平日。
知らなかったらお祝いしようがないし、知っていても友達の誕生日を全員分覚えている人なんていないと思う。

それでも、誕生日になったら、どこからともなく友人からメッセージが届く。
昔から毎年欠かさずメッセージをくれる親友や

もっとみる

生きてくのだるい、ってときどき思いません?

テレビや新聞や雑誌、そしてインターネットの世界でも。

夢を叶えるために、もっと効率よく仕事をこなしていくために、と人生をよりスムーズに進めていくための情報で溢れている。かくいう私も、それなりに目標もあるし、ついついダラダラと時間を浪費してしまう癖をなんとかしたく、有益な情報のお世話になっている。

実行するかしないかは置いておいて、「OOになるため今やるべき3つのこと」こんな記事を見つけると、つ

もっとみる
自分が好きな言葉を自覚すれば、人に響く言葉を作れる

自分が好きな言葉を自覚すれば、人に響く言葉を作れる

たまたま目に止まったはあちゅうさんと新R25の編集長渡辺さんの記事。
人と関わる上でお二人が大事にしていることが書いてある記事だった。その中で特に目に止まったのが、

自分が好きな言葉を自覚すれば、人に響く言葉を作れる

なにか気の利いた言葉を言おうとした時に相手にとって「心に響く名言」になる人もいれば、逆に「ありきたりでつまらない言葉」になってしまう人もいる。その違いは何かはあちゅうさんはこう答

もっとみる
「まだ若いんだから」と言われていた時に うっすらと感じていた危機感の素顔

「まだ若いんだから」と言われていた時に うっすらと感じていた危機感の素顔

無駄にしてきた、時間を。

終わりがない気がしてきた、人生がだ。
大人になると時間の流れが早く感じると聞くが、わたしからしたらこの退屈なほどの毎日は、ただゆっくりと流れている気がした。

「前にも見たな、この景色」

そう呟くわたしは、現実とネットの世界の違いが段々とわからなくなってきていた。毎日の行動がネットの海の中だ。いつしかわたしの現実は、小さなスマホの画面の中から出られなくなっていた。

もっとみる
日常のふとした瞬間に溢れ出る虚無感は どうしたら埋められるのだろう

日常のふとした瞬間に溢れ出る虚無感は どうしたら埋められるのだろう

小さな幸せに気づけない。

誰とも約束が出来ないというのは人生を放棄しているようだ。
わたしは刺し殺したいほど好きな相手もいないし、刺し殺されるほど人と関わりを持っていない。電話をするほどの相手もいないし、煙草を一緒に吸ってくれる相手もいない。ほとんどの時間わたしはひとりで過ごしている。仕事をしている時は引っ切り無しに人と会話をしているが、どこか壁に向かって話をしているみたいだ。別になんの感情の跳

もっとみる
幸せで幸せを作れる人種になろう

幸せで幸せを作れる人種になろう

ラオス・ルアンパバーン4日目。今日は昼からカフェでゴロゴロしながら、たまった仕事を片付けてました。そこでカフェの店員のクンさんと話したことが、じわじわと自分の中で広がっていっているのが面白くて。ここに書き留めておきます。

2杯目のレモネードを注文するとき、クンさんとラオスと日本の違いについて話し始めました。人の考え方の違いや、文化の違いなど。ちなみにラオスでは女性が圧倒的に強い社会。男性を振り払

もっとみる
「大丈夫?」と聞かれたときに 大丈夫じゃない場合は何と答えるのが正解なのだろう

「大丈夫?」と聞かれたときに 大丈夫じゃない場合は何と答えるのが正解なのだろう

優しい人間でいたい、せめて。

強い言葉を使っている時、自分は弱っていると感じる。

「別に否定しているわけではないけど…」から始まる否定を何度自分の耳に流しただろう。

手の届かないところで相手の批判をして、それで勝った気になってわたしは勝手に負けにされて。それがここでの面白さでもあるし、批判している側は大してわたしのことなんて深く考えていないのだろう。ちょっと頑張ったら見えるところで人のことを

もっとみる