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記事一覧

照明で、見えるものが変わる!作品“本来の色”を届ける美術館

照明で、見えるものが変わる!作品“本来の色”を届ける美術館

美術館といえば・・・、どんなイメージですか?

とっても大きな建物を思い浮かべた方は、意外に多かったのではないでしょうか。そんなイメージと少々異なるのが、パナソニック汐留美術館。

当社東京汐留ビルの一画にある、約100坪の小さな美術館です。

企画展ごとに新しい空間を創り出し、限られた空間内で作品鑑賞に集中できるのが特徴。作品を身近に感じていただける空間で鑑賞できるのも魅力のひとつです。

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アイデンティティのマルチバース:Avital Meshi

アイデンティティのマルチバース:Avital Meshi

アイデンティティのマルチバース:Avital Meshi

AI アーティスト Avital Meshi は、異なるアイデンティティの「マルチバース」を作成した。
(註)マルチバース:多元宇宙/マルチ(複数)とユニバース(宇宙・世界)からの造語

集合的無意識は実在するのか?

集合的無意識は実在するのか?
カール・ユング(Carl Gustav Jung,1875 - 1961/スイスの心理学

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ドレスは環境問題に貢献できるか?

ドレスは環境問題に貢献できるか?

※大阪では昨日(12/3)「外出自粛要請」が出されました。この記事はその前の週末の(11/28.29)に大阪で開催されたイベントについて書いたものです。下書きに保存していて公開しそびれていて、公開が変なタイミングになってしまいましたが、「人と言葉を交わしてモノを売り買いする」喜びについて書いた文章です。またそんな世界が戻ってくることを祈って、公開することにしました。

ドレスは環境問題に貢献できる

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絵画とファッション「カーネーション、リリー、リリー、ローズ」白いドレスの破壊力について。

絵画とファッション「カーネーション、リリー、リリー、ローズ」白いドレスの破壊力について。

突然ですが、「白いドレスを着た少女たちを庭で眺めていたい」という偏愛極まりない私の願望の元となった、美しい絵画をご紹介いたします。

ジョン・シンガー・サージェントの「カーネーション、リリー、リリー、ローズ」です。描かれたのは1885年。ヴィクトリア時代です。

John Singer Sargent「Carnation,Lily,Lily,Rose」1885-6

「カーネーション、リリー、リリ

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太田記念美術館の謎のアイコン「虎子石」①これって何?生き物?

太田記念美術館の謎のアイコン「虎子石」①これって何?生き物?

太田記念美術館の公式twitterアカウントや、noteアカウントに使われている謎のアイコン。

これは何なの?石?生き物?と思われる方が多いので、改めて紹介したいと思います。

実はこのアイコンは、歌川芳員「東海道五十三次内 大磯」(※現在展示しておりません)という作品に描かれた、謎のキャラクターを切り抜いたもの。大きな石に虎の手足と尻尾、目や口と思われるものもついており、おそらく生き物なのでし

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視覚に障がいがある方にもフォトウエディングを届けたい。日本初の「触れる写真付きフォトウエディング」をご紹介

視覚に障がいがある方にもフォトウエディングを届けたい。日本初の「触れる写真付きフォトウエディング」をご紹介

こんにちは。マイナビnote編集部です。

今回は、2021年11月に開始しました『マイナビウエディング』の新サービス
「触れる(さわれる)写真付きフォトウエディングプラン」についてご紹介したいと思います。

日本初!「触れる写真付きフォトウエディングプラン」を開始した背景

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、カップルのニーズにあわせて結婚式の形も多様化し、それに伴いウエディング業界も変化しつつ

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3Dの会社をやっていたら、少年ジャンプの新連載にガッツリ関われた話

3Dの会社をやっていたら、少年ジャンプの新連載にガッツリ関われた話

こんにちは、秋葉原で3Dデータ制作と3Dプリントのサービスをやっている株式会社メルタです。社員の顔で3Dオブジェを作ったりするのが仕事です。

メルタは大体20~30代前半のメンバーで構成される若めの会社でして、それゆえ大体のメンバーが「週刊少年ジャンプ」を読んでいます。

記憶に新しい『鬼滅の刃』の大ヒットは言うに及ばず、ついに1000話を超えた『ONE PIECE』、映画も控えて人気急上昇中の

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締切直前!第2回もじゃもじゃコンテストのスゴいこと【3選】

締切直前!第2回もじゃもじゃコンテストのスゴいこと【3選】

みなさんこんにちは!おはようからおやすみまで3Dプリンターを見つめる、株式会社メルタです。

3Dプリンターから生み出されてしまった「失敗作」を集める、第2回もじゃもじゃコンテストが開催中です。あっという間に募集期間も残りわずかとなりましたが、なんだか色々「スゴい」ことになってきたので、続報をお伝えいたします!

【1】 応募作品がスゴい#もじゃコン のハッシュタグをつけて投稿する Twitter

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住人インタビュー Vol.1 :もる

住人インタビュー Vol.1 :もる

インタビュー企画について今回から始まる、浅草橋ハウス住人へ生い立ちや現在取り組んでいること、どんなコミュニティを作りたいかなどをインタビューしていくシリーズです。初回は、「言葉より行動する」をモットーにいろんな取り組みに精力的に活動している現在大学4年生、樋口さやかさん(通称もるちゃん)にインタビューをしました。

はじめにりょう(以下、り):住人インタビューの栄えある第一弾は、もるちゃんにお願い

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キャサリン・バーンハートと21世紀のポップカルチャー

キャサリン・バーンハートと21世紀のポップカルチャー

Katherine Bernhardtと21世紀のポップカルチャーキャサリン・バーンハート(Katherine Bernhardt,1975- /アーティスト-ポップカルチャー)

by Katherine Bernhardt

ポップカルチャーのキャラクター、例えば、食品や、消費財の明るく豊かな表現力での絵画で、現代のごくありふれたイメージを探求している作家だ。
キャサリン・バーンハート女史の独

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自分の好きな色でアートを楽しむ方法【Google Arts & Culture】

自分の好きな色でアートを楽しむ方法【Google Arts & Culture】

千優(ちひろ)です。

さて、今回はアートについて。

私は、上京してからは美術館巡りを趣味にしています。東京ってどこでも電車ですぐに行けちゃうし。上野公園は特に、美術館も博物館も沢山あって、何回行っても楽しいですね。

ただ、アートってなんか良さそうとは思いつつも、何を見たら良いか分からない。特に好きな画家がいる訳でもないし。というか、絵の楽しみ方とか分からん。印象派ってなんだ。

もしかしたら

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2022年は「Web3」元年になる

2022年は「Web3」元年になる

「Web3(ウェブスリー)」という言葉をよく聞くようになりました。日本国内だけではなく、世界中のIT領域のトレンドキーワードになっています。テスラ・SpaceXのイーロン・マスクや元Twitter CEOのジャック・ドーシーが”Web3”に意見を述べたことも話題になりました。

2021年の流行語大賞ノミネートは「NFT(Non-fungible token)」でしたが、早くも「Web3」が202

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二刀流が当たり前に求められる時代

二刀流が当たり前に求められる時代

特定の専門領域に依存しないこと。

これは、自分自身が2022年に何を学び、実践するのかを考える上でのテーマです。

先日に、日経新聞を眺めていて、経営者とピアニストの二刀流で活躍する反田さんの記事が目にとまりました。

反田さんのような「ピアニストでもあり経営者」といった二刀流は当たり前に求められる時代になってくると感じています

なぜか?

背景:専門領域のみの仕事は単価が下がる傾向副業人材の

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人工培養された脳細胞によるゲームプレイの仕組み 〜自由エネルギー原理について〜

人工培養された脳細胞によるゲームプレイの仕組み 〜自由エネルギー原理について〜

イントロ「実験室内で培養した人の「ミニ脳」にゲームをプレイさせることに成功、AIよりも速いわずか5分で習得」というニュースが話題になっています。
脳細胞をトレーの中で人工培養させて、その細胞に卓球ゲームの「Pong」をプレイさせたところ、たった5分で学習し、ラリーが続くようになったと報告されています。まるで、マトリックスの映画のようで、この技術を使った未来がワクワクすると同時にちょっと怖くもありま

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