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【毎日更新2】ゆらゆら綴られる日々

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毎日更新。ゆらゆらとふんわり描き続けます。たまにサボります。
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#旅

最後

最後

旅の最後はいつも名残惜しい。

明日、日本へ帰る。3年半ぶりの中国は、とても変わっていた。何よりも、今回は友達と一緒。ひとり旅ではない。

いつもよりセンチメンタルは少ないけれど、それでも寂しい。名残惜しい。終わりにしか気付けない。

「終わり良ければすべて良し」という言葉があるように、最後はさみしい。

あと1日、ちゃんと心残りがないようにわ楽しみたい。

(3/8分の更新)
#エッセイ #コ

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人が溢れかえる中心地

人が溢れかえる中心地

東京は、なにをどうしてこんなに人が溢れているのだろうか。

東京滞在が、もうすぐ終わる。約2週間滞在して驚いたことが、何よりも〝人の多さ〟だった。日本の中心だから当たり前なのだけれど、どこに行っても人だらけ。特に、カフェなんかはどこも満員で、土日は作業できたもんじゃなかった。

けれど、たまにポッと穴場のような人の少ないカフェがある。原宿や渋谷といった中心地にもかかわらず、長時間いても問題ない。確

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スイッチバック

スイッチバック

移動用のスーツケースを変えた。そしたら、なんだかやや小さかった。

今まではバックパックを使っていた。42Lの、旅には小さめで、普段使いには大きめのバックパックだった。とても使いやすいのだけれど、なんだか日本にいるときは使いにくくて、背負って歩くと浮く気がして、変えたくなった。

今度は、バックパックにもなるスーツケースだ。スイッチバックといって、何人か使っている女の子を旅中に見た。40Lだけれど

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身だしなみという魔法

身だしなみという魔法

身だしなみに気を使うと、なんだか心がウキウキしてくる。

久しぶりに、買い物をした。というのも、冬服をほとんど持っていなかった。去年、世界一周中はうまいこと夏の国ばかりを渡り歩いていた。だからほとんど夏服しか必要ないうえに、貧乏バックパッカーにおしゃれは必要なかった。

「どうせ使わないだろう」そう思って、世界一周に旅立つ前に、服はほとんど処分した。バックパッカーらしい装備と、どうしても処分できな

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寒さと意思と

寒さと意思と

寒いと意思が弱くなる。

まず、朝なかなか布団から出られなくなる。その時点で本来決めていた起床時間がずれる。そして、予定が押し始める。自分だけの予定しかない1日だと、どんどんなし崩し的に遅れていく。

そして、家を出ることも億劫になり始める。寒いからだ。服を着込んで気合を入れて家を出る。何度が高すぎる。

タイに行っていたので、寒さを感じるのは1ヶ月ぶりだった。ここまで、人の意思を奪うとは思ってい

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見つめる

見つめる

見て見ぬふりをしていたツケというのは、必ずまわってくる。

目を背けることはとても簡単で、誰でもできる。なにか物事を成し遂げる人は、現実、特に自分の現状に向き合った人ばかりだと思う。しっかりと自分の立ち位置を見つめるから、足りないことが見えてくる。

反対に、目標を達成できない人は、現実を見ていないことが多い。現状が分からないから足りないことが分からなくて、行動も決められない。行動しないと何も変わ

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ない永遠

ない永遠

寂しいとかもう少しとか、そんな気持ちは終わりがけにしか気付けない。

何事も、最中は楽しくて仕方がなくて、その時間が永遠に続く気さえしてくる。「まだ時間はある」そんなことを思って、終わりに対して見て見ぬふりをする。

恋愛が特に、良い例ではないだろうか。渦中は楽しいし相手の嫌なところが目につきやすいけれど、別れ際になった途端に離れ難くなって、良いところがたくさん出てくる。

けれど、終

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移動

移動

流動的に動くのが好きだ。

固定された場所に止まらず、移動している方が心地よい。一定の場所におさまるのはそわどわして、落ち着かない。最近であれば、働きながら旅することだって可能だ。

一般的には、移動しながら生きていくなんて、想像できないという方もきっと多い。固定の家を持たずに自分の行きたいところへ行く。本来ならば本能的な生き方のはずなのに、なかなか難しい。

どうして、「無理」だと思うのだろうか

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夏

夏の気配と、空気がとても好きだった。

暑くて汗ばむのは苦手だ。けれど、カラッとした暑さはとても好きで、寒いよりは何倍もマシだった。

特に、出身地である京都はじめじめとした暑さが漂う。にもかかわらず、冬は底冷えでかなり寒くなる。だからなのか、じめじめとした蒸し暑さと異様な寒さは苦手だった。

夏のカラッとした晴れの中、歩くのも好きだ。アイスを食べながらでもいいし、炭酸をゴクゴクと飲みながらでもい

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好きなテンポ

好きなテンポ

オードリーのオールナイトニッポンがおもしろすぎる。

いまさっきまで、オードリーのオールナイトニッポンを聴きながら作業をしていた。何かを聴きながら作業をする時間が好きなのだけれど、特に夜とラジオの相性は最強だ。他にも、SHOWROOMなんかも好きだ。

オードリーは、若林さんがエッセイなんかを出していることもあり、もともと好きだ。人見知りで女の子苦手芸人ということもあって、なんだか妙な親近感もある

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