記事一覧
源河亨『悲しい曲の何が悲しいのか-音楽美学と心の哲学』【基礎教養部】
https://www.j-lectures.org/music/kanasiikyoku/ 書評は上のサイトを参照。 本を読んだ感想などまず、この本は論理の流れがとてもわかりやすい。本書冒頭の「各章概要」…
ジェイラボワークショップ第70回『宇宙は何でできているのか』【物理学部】[20240115-0128]部長総括#JLWS
具体的なWSの内容は以下のnote記事をご覧ください:
今回のWSでは、『宇宙は何でできているのかー素粒子物理学で解く宇宙の謎』(村山斉)の内容(初めの方)を扱いました。
僕の専門分野は素粒子物理学なのですが、この本は研究室の教授がお薦めしていた本です。物理を知らない一般の人でもわかりやすく、かつしっかりとした内容を扱っている(わかりやすくするために内容を簡単にしすぎていない)ので、教授がお薦
ジェイラボワークショップ第65回『科学と倫理』【物理学部】[20231002-1015]部長総括#JLWS
具体的なWSの内容は以下のnote記事をご覧ください:
今回のWSでは、『科学と倫理-AI時代に問われる探究と責任』という本を題材にして、「科学と倫理」について議論しました。その題材にした本は全13章で構成され、章ごとに筆者・内容が異なり、リレー講義のようなものとなっています。その13章の中から各部員が担当する章を1章ずつ選び、合計4章分をこのWSで扱いました。内容は、「盗用をしてはいけない」、
源河亨『悲しい曲の何が悲しいのか-音楽美学と心の哲学』【基礎教養部】
https://www.j-lectures.org/music/kanasiikyoku/
書評は上のサイトを参照。
本を読んだ感想などまず、この本は論理の流れがとてもわかりやすい。本書冒頭の「各章概要」では各章でどのような内容を述べるかが要約されており、本文中でも要所要所でこれまでの論理展開のまとめやこの後の方針がまとめられていて、頭を整理しながら読むことができる。この本は、全10章から構
モンティ・ライマン(著)、塩﨑香織(訳)『皮膚、人間のすべてを語る-万能の臓器と巡る10章』【基礎教養部】
『皮膚、人間の全てを語る-万能の臓器と巡る10章』は、同じコミュニティのメンバーであるあんまんさんに紹介していただいた本である。あんまんさんによる書評およびNote記事は以下を参照:
(書評は公開されるまでもう少しお待ちください)
本書は、皮膚科医であり皮膚オタクでもある(?)モンティ・ライマンが、自身の豊富な経験をもとに、皮膚について多角的に解説したものである。生物をあまり勉強したことがない僕
ジェイラボワークショップ第49回『時間は存在しない』【物理学部】[20230220-0305]#JLWS
今回は,物理学部で輪読をした『時間は存在しない』(カルロ・ロヴェッリ)を題材としたワークショップを行いました.以下はそのログです.「★」がついたものだけで読み物としては完結しているので忙しい方は「★」だけ読んでもらっても構いませんが,「★」以外も含めて全部読んだ方がより実際の空気感を味わえると思います.参加者のコメントについては,発言者の頭に「■」をつけ,その返信には発言者の頭に「・」をつけていま
もっとみるバルバラ・スモレンスカ=ジェリンスカ(著)、関口時正(訳)『決定版 ショパンの生涯』【基礎教養部】
書評は上のサイトを参照。
今回は書評に選んだ本『決定版 ショパンの生涯』に関連して、今年聴きに行ったクラシックコンサートの感想を述べ、ショパンの作品のうち特に好きな作品について紹介することにする。
今年聴きに行ったクラシックコンサートポーランド国立放送交響楽団 with 角野隼斗(石川公演) 2022/9/16
曲目は以下の通り:
バツェヴィチ/序曲
ショパン/ピアノ協奏曲第1番
ドヴォルザ
ジェイラボワークショップ第42回『熱力学~エントロピーとは~』【物理学部】[20221024-1106] #JLWS
今回は,物理学部で輪読をしている『熱力学=現代的な視点から』(田崎晴明)の1章から6章までをベースとし,「エントロピー」の理解をゴールとしたワークショップを行いました.以下はそのログになります.「★」がついたものだけで読み物としては完結しているので忙しい方は「★」だけ読んでもらってもかまいませんが,「★」以外も含めて全部読んだ方がより空気感を味わえると思います.参加者のコメントについては,発言者の
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