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#セルフマネジメント
ゴールが見えないのはつらい(コロナも・・・実はコロナ以外でも・・・)
「今、次にやること」と同時に「目指すべき結果(言い換えるなら目標やゴール)」がわかっていることがストレスフリーになるためには非常に重要になります。
それを実感する例としては、まさに今です。
コロナ禍でのストレス増大の大きな要因は「終わりが見えない」というところからやってきます。ゴールが遠くとも、具体的に見えていればここまでのストレスにはならないはずです。そのあたりは以下の記事。
なにもコロナ
散らかることをあきらめる(散らかさないは無理)
散らかるのは自然なことです。エントロピーは増える方向に進むのです。
おそらくは「生きることは散らかすこと」なのです。
なので「いかに散らかさないか」ではなく「いかに散らかったものを整理するか」ということを考える必要があるように思います。
復帰する方法や手順を確立しておくことどんな方法や手順でもいいのですが、「整理するやり方」を自分の中で確立しておくことです。
一度物事が散らかってしまったと
新人の方へ…「まずは書き出す!」
頭の中は思ったより容量がありません。すぐにメモリは一杯になるので頭は回らなくなります。その結果、今やるべきことがわからない、やるべきことを決めても集中して取り組めないということに陥ってしまいがちです。
そこでGTDのStep1「把握する」が役に立ちます。
「気になること」は、とにかく書き出せ!GTDの仕事術・整理術の入り口は非常にシンプルです。頭に浮かぶ「気になること」はプライベートも仕事も、
GTDで、ため込まずにタスク整理と更新をする
仕事の管理をリストなどで行っていて、その管理が上手くできない理由に「リスト整理や更新を怠って、最新状態をキープできず、そのまま放置」というものをよく伺います。
GTDはリストの整理や更新を日常でも進められますGTDは、抱えている「気になること」を整理してリストに入れる段階で、把握・見極めをすることで、その「気になること」を明確化・具体化します。
そのため、リストは曖昧性が少なく、非常に具体的な
物が減ると、ストレスも減る、しかし・・・
身の回りに物があれば「気になること(もの)」が発生する可能性がそれだけ増えます。
例えば、新しい家電が一つ増えれば、そのメンテナンスやそれに付随する「気になること」が増えるわけです。
更には、その家電が常に目に見えるような位置にあれば、目に入るたびに「気になること」が頭の中に想起されるような状況になりますから、それらが積み重なることでストレスにもなるでしょう。
解決策1:物を極力持たない→気
ポータブルな「IN-BOX」の価値(ロケーションフリーでのGTDの活用)
GTDの仕事術の入り口は、何でも書き出して頭を常に空っぽにしておくことです。
そのためには、頭に溜めないようにするために書き出す場所や未処理の書類をとりあえず入れておく一時置き場「In-Box」が重要になります。
場所が変わっても、大丈夫なようシステムを作るコロナ禍の影響もあって、オフィス以外で仕事をする人も本格的に増えてきました。私も在宅とオフィスを使いながら働いています。
オフィス以外で
継続とは「いかに戻るか」が重要(「いかに続けるか」ではなく)
「良い状態を続けて維持する」という思考は辛いものです。
人間良い時もあれば、悪い時もあります。
それを前提とするならば「いかに下がっている時に、戻す方法を持っておくか」、という思考が大事になります。
好調なんて続かないものです上手くいっている時は、物事がスムーズに片付きますし、頭も回転して体も快調!ということで、どんどんはかどります。どんどん仕事しちゃいます!
しかし、はかどればはかどるほ
「目的」と「行動」はセットにしないと・・・(to doだけでは不足です)
「目的」と「行動」はセットにしましょう。GTDの整理術であれば、「望む結果」と「次の行動」となります。
なぜ「行動」だけでは駄目なのか?
その1:不安になるから行動を決めておいても、大抵の行動には、「その次の行動」や「その次の次の行動」といったものが付随してやってきます。
それらを全てリストにしておいても構いませんが、そこまで全ての事柄で完璧な工程表を引くほど整理する時間が我々にはありません
書き出せ!書き出せ!それで頭は軽くなる!
雑念を精神統一で頭から吹き飛ばすようなことは難しい。なくそうすればするほど追いかけてくる。
結局は頭の中でモヤモヤさせているものを気合だけでなんとかはできないものです。
だから書き出す!頭の中から追い出すことが重要です。
目の前に出てくるのは最初はそのモヤモヤと対峙しなければいけない感じがして気がのらないかもしれませんが、こんな有名な言葉があります、
敵を知り己を知れば百戦殆うからず
と
あなたは「復活の呪文」をもっていますか?(休み明け・繁忙期後に良い状態へと自分を戻す)
RPGのドラクエであれば、復活の呪文によって前回の状態からゲームを再開することが可能でした。
リアルな生活の場合、復活の呪文をあなたは持っていますか?
休み明けや嵐のような繁忙期の後に・・・例えば休み明けであれば、仕事を再開するときに、どこから手を付けるべきか、何をやっていて何から再開すべきか、そういったことがわからなくなってはいないでしょうか?
そんなときにどうやって自分の頭や手元を整理し
「明確化と決断」の重要性(GTDより)
「抱えている物事を進める」「日々のストレスを減らす」・・・そのためには抱えている「気になること」を明確にして、決めることです。
明確化と決断(決定)ということがStep2「見極める」という範囲になります。
一つ決断をすることで、一つストレスの原因はなくなっていきます。
行動はしなくてもいい、ただし・・・そして、GTDの面白いところは「行動しない」という選択肢を許す点です。
「行動しない」と
今すべきは、機械的作業か、クリエイティブな仕事か(「最適な選択」とは?)
抱えている仕事を冷静に見た時に、単純作業でこなしていく仕事もあれば、新しいものを考えて形にしていくという仕事もあります。そういった多様な仕事を抱えている中で、仕事の選択をどのようにしたらよいでしょうか。
この疑問にもGTDは指針を与えてくれます。
「何が大事か?」は、絶対的なものではないまず、どちらが大事なのか?ということは一概には言えません。それは自分自身の状況によっても変化するからです。
特別な夏・・・(ゴールが決まらないストレス感)
さて東京では「特別な夏」ということで都知事より自粛の呼びかけがなされています。そんな中で、お盆が終わり、8月も後半に入ります。
コロナによる影響が社会に出てから半年ほどが経ちましたが、収束までの道のりについては、まだまだ不明な点が多いように思います。
気になるのは収束までの道のりが見えない中での自粛や我慢といったものをしなければいけないことのストレスです。
なぜ「特別な夏」というメッセージが
思考と行動のギャップをマネジメントする(GTD的な視点で)
パスカルは、人間について考える葦という表現をしていますが、「考える」ということはそれくらいに人間にとって重要なことと言えるのでしょう。
生き物の実体としては貧弱だとしても、思考は自由で無限の可能性がありうる。
でも、その思考・考えることがパワフルなためにストレスも増えてしまうとも言えます。
思考と行動のギャップ(実体は一つのため・・・)色々なことを考えることができるのが人間ですが、それらを実