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BULA SPIRITS~幸せの見つけ方〜
「Bula〜!」
ビーチへ行く途中、遠くからホテルのスタッフの女性が声を掛けてくる。
フィジーの「Bula」という言葉はとても便利な言葉だ。
ハワイの「Aloha」みたいなもので、
「おはよう」「こんにちは」
「元気?」とか「さよなら」
など、あらゆるあいさつの言葉としてよく使われる。
その挨拶に気づいて、私たちも「ブ〜ラ〜」と返す。
彼女たちはみんなアフロヘアで、真っ白な歯と笑顔がかわい
9/17世界同時開催〜WORLD CLEANUP DAY〜セカイをきれいにしよう
世界のゴミ問題は深刻だ。
これは、アメリカの国民一人当たりのごみ排出量が非常に高いことを示しており、世界平均の3倍の量となっている。
アメリカのごみの量が多い理由は、リサイクルの遅れが原因だと言われている。
日本でも年間、一般家庭から出るごみだけで
東京ドーム117杯分を出しているそうだ。
これに産業廃棄ごみを加えれば、もっと多いだろうと予測できる。
日本でのごみは、リサイクル率は19.9
つまり僕も問題の一部だ。でも僕だけでなく、世界中の問題だ。
「私、made in Japanしか買わないの」
大手アパレルメーカーの店頭で接客していた時にお客様から言われた一言。
そのブランドは主に日本で生産していたが、その洋服の素材によっては、例えばニットなど、縫製の得意な工場をメインに考え、中国やベトナムでも生産を委託していた。
当時、私は理解していなかった。
お客様がなぜそのように仰ったのか。
ニットを着ている時期に春物の薄手のブラウスが入荷
ジェームズ・E・ラブロック博士を偲ぶ〜「ガイア理論」〜地球は生きている〜①
先日、イギリスの生物物理学博士であり、医学博士でもある、ジェームズ・E・ラブロック氏がこの世を去った。103歳だった。
彼はとてもユニークな人だった。
そしてどこにも属さないアウトサイダーでもあった。
彼は科学者として常に新しい視野とアイデアを持ち、相手が彼の話に同意すれば、またそのことについて疑問を持ち、さらに問いかけた。
彼は科学者として研究と探求を最期まで怠らなかった。
そこには誰も想
Plastic Free JULY~プラスチックフリージュライ~小さな革命を起こそう
プラスチックフリージュライって何?
一言でプラスチック、といっても100種類以上あるそうだ。
商品の容器、包装、運搬用に、あらゆる場面で遭遇する。軽量で、取り扱いやすく、水漏れなどを防ぎ、また、企業としてもコストパフォーマンスが高い素材。
私の部屋を見渡してみた。
モバイルや、電子機器、テレビでも、ジュースのパックの裏側、送られてくるDMの袋。
食べ物は一つずつ包装されている。
私たちの生
何があったのかは本人にしか分からない。
辛い時も悲しい時もあっただろう。
しかし同じ状況の人がたくさんいるというのに、自分だけ違うと思うのはなぜか。
自分がその世界を創っていると知ったなら、それは誰のせいにでも、誰の責任にもできない。
世界を変えたいなら自分を変えよう。
Most Affected People and Areas~最も影響を受けている人々と地域~インドネシアパーム油禁輸の波紋
今年4月27日にインドネシアはパーム油全体の輸出禁止の政令を出した。
ロシアによるウクライナ侵攻も影響し、世界で原油などの高騰に伴い、パーム油も高騰している。
食料品としてだけでなく、バイオディーゼルとしても使用されているパーム油。
そのため現地では大幅なインフレが進み、市民による暴動が起きた事から、自国の燃料確保優先とした。
しかし禁輸決定から、現地のパーム農家が輸出禁止措置の解除を求め、デ
私のポジションは私が決める〜イスラムの国で教えてもらったこと~
イスラム、ムスリムと言えば何を思い浮かべるだろう。
毎日のお祈り、そしてラマダン、女性への厳しい戒律?
テロなんていうイメージもあるかもしれない。
9.11以降、イスラム圏であれば税関で検査のため止められるなどヘイトがあった時期もあった。
コロナ禍前の話…
モルジブへ向かう機内、私の横にはイスラム圏の男性が座っていた。
ちょうどラマダーン(断食)の時期だったのか、彼は機内食を断り、枕で顔を