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読んで思わず笑ってしまった記事や、何度も読み返したい記事を選んでいます。
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ふるさとに、還りたい。

ふるさとに、還りたい。

大きな湖のある、田舎で生まれ育った。
コンビニなんてものはその村には存在しなくて、お天道様によるお恵みと人の贈与によって、住民の生活が成り立っていた。

小学校、中学校、高校、どこに行くにも家から遠くて、こんな田舎勘弁してくれよ!なんて、嘆いていた。勉強に部活にあけくれる毎日で、洒落た女子学生ライフはずっとお預けだった。

大学生になって、都会を知った。
その街にはなんでもあった。24時間空いてい

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7歳の子が習い事で得たもの。

7歳の子が習い事で得たもの。

息子はいま、習いごとをいくつかしているのだけど、最近改めて思う。
習い事って、やっぱり素晴らしい!!と。

習い事って、なんか少し親のエゴみたいなイメージがあって、実際我が家も最初のスタートはそうだった。

みんなやってる公文や英語系のお勉強ではなく、運動系ばかりになったのは、実は運動のほうが苦手そうだからという理由にすぎない。

こどもの得意を伸ばそうという昨今の風潮にあって、この後ろ向きな理由

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宇多田ヒカルさんに感銘を受けた夜

宇多田ヒカルさんに感銘を受けた夜

NHKのMusic Special 、普段テレビを滅多にみない私が、テレビ欄の文字に惹かれてチャンネルをつけた。

ーーー宇多田ヒカル

特別ファンというわけではなかったが、近年の彼女から放たれる凛とした美しさ、強さから、気になる存在になっていた。

番組では一般人からの質問に答える彼女の真剣な、透き通った眼差しが眩しかった。
話している言葉ひとつ一つに無駄がなくて、それ以上の意味があるものに感じ

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こんな日には、「だいじょうぶだよの歌」を歌う。

こんな日には、「だいじょうぶだよの歌」を歌う。

大人になったって、わたしはやっぱり新年度が苦手なんだなぁと改めて思う今週。心がざわざわとしていて、なんだか落ち着かない。

息子は2年生に進級して、クラス替えがあった。
保育園から仲良しの子と、一年で仲良くなった子達とは別のクラスになり、息子によれば何より先生がとっても厳しい人になったのだそうで、あまり人としゃべることなく帰宅したという、3日め。

「2年生って、厳しすぎる」と帰るなり言っていた。

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赤ちゃんを抱っこしたママの隣に座って涙が出そうになった

赤ちゃんを抱っこしたママの隣に座って涙が出そうになった

電車で
赤ちゃんを抱っこ紐で抱っこした
ママの隣に座った。
赤ちゃんは5,6ヶ月くらい。
嬉しそうに私を見て
ニコニコニコニコしている。

ママは疲れているのか、
眠っている。
赤ちゃんはご機嫌で、
ニコニコしながら足を蹴り始めた。
私が手を出して足を受けとめると、
嬉しそうに何度も何度も蹴る。

そのうちママが気付く。
あ、すみません!
と私に謝り
赤ちゃんの足をそっと抑える。

私は、
全然い

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高齢者の価値観に触れて思うこと

高齢者の価値観に触れて思うこと

今日は久しぶりに仕事の話を。

私の仕事は作業療法士。
現在は病院でのリハビリではなく、利用者の自宅でリハビリを行う訪問リハビリに従事している。

利用者の大半は高齢者。
年齢は80代後半が1番多いかな。

作業療法士になって10年以上。
最近は大正生まれの人が珍しくなってきた。

10年前は口を開けば戦時中の話をする高齢者が多かったが、最近は戦争の記憶がない、経験がない高齢者も増えた。

満州引

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ほんとうは自炊したかったのかもしれない話

ほんとうは自炊したかったのかもしれない話


食欲がおかしいなんだか食欲がおかしいな、と気づいたのは昨年10月末ごろのことだった。

ここ数年は体質改善につとめており、その甲斐あってか、貧血やむくみも解消できた。いちばん太っていた時期からくらべると、なんだかんだで7kgほど落ちた。やせたかったというよりは、慢性的なだるさや身体の重さをなんとかしたかった。
体質改善をはじめるにあたって参考にした食事法にのっとって、自炊のメニューや買いものの内

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今日も周りに生かされている

今日も周りに生かされている

残業を終えて、職場のデスクから今これを書いている。21時。今日も下書きから更新せず、デトックスもかねて1から文章を書こう、書いてから帰ろうと思って。

今日のお昼は、最近仕事が辛そうな2人の同期と食べて、その後管理職と話したりして、色々と考えてしまった。



わたしはこの4年間、ほんとうに仕事が楽しくて、仕事のことで病んだりすることのない4年間で。

それは、仕事内容に納得していることがまず大

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SNSでも私にとっては大切な居場所

SNSでも私にとっては大切な居場所

私にはいろんな媒体(主にSNS)にいくつか居場所がある。それはこのnoteをはじめ、Xやインスタなどに散らばっている。複数あるので定住することは少ない。気が向いた時にふらっと立ち寄っては利用するくらいが私にとってはちょうどいいバランスだ。長いところでは10年程在籍している場所もあって今でもいいねなど絡んでくれる人もいる。SNSといえど誰かの人生の経過を見ることができたりすることもあり、すごいことだ

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モノクロ沼を泳ぎ回る。noteは脳への負担が少ないだけじゃない

モノクロ沼を泳ぎ回る。noteは脳への負担が少ないだけじゃない

毎日をnoteを更新したい〜!

そんな無謀な野望を抱き自分なりに集中してコツコツやっていたのですが、肌感では1ヶ月くらいずっと書き続けてるんじゃないか?!という気がしていたのに現実は5日しか書けませんでした(笑)

私は毎日コツコツ!が大の苦手。

ぐわーーーっとやって、ぐわーーーーっと休みたいタイプ。

例えば、漁師さんのように1年の半分は漁に出てもう半分は休む、みたいな人間なので、週5日働い

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華麗なる転職族

華麗なる転職族

確か、今年で芸能の仕事を始めてから10年になる。
ご覧の通り、芸能の仕事だけで食っていけているわけではない。
じゃあどうやって食っていってんの?→もちろんアルバイトである。

この辺を読んでもらうとわかると思うが、私は芸能以外の仕事でやってみたいと思う仕事がほぼなく、エンタメの仕事が好きっていうのは揺るがないんだけど、「お給料がいいから」「安定してるから」とかいう理由でどうしても仕事を選べないのだ

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うさぎの存在

うさぎの存在

昨年、我が家にうさぎがやってきた。

もともと私の実家では犬を飼っており、溺愛していたが仕事でなかなか実家に帰ることもできずにたまに会っては癒されていた。
結婚をし、夫と二人で暮らすようになって愛するわんこもおらず、自分の家族以外の人間と暮らすというのがとっても大変ということを実感した。

何が大変かって相手の機嫌がもろに自分に突き刺さってくること。私は基本的に平和主義なので感情の起伏が激しくなく

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救世主ここに現る

救世主ここに現る

「予約してませんね~」

店員さんのワードに固まるわたしと小6の息子…。

今日は春から、中学生になる息子の制服採寸の日だった。

1月の今週末までなら、割引価格でつくることができる。

他にも週末までならではの特典! サイズ直し3年間無料やら、シューズ袋プレゼントなどのサービスついてくる。

考えるのは皆一緒で、期日までに予約が殺到。
少し出遅れたわたし達親子の枠の選択肢は絶望的…

息子がバリ

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