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人生をどう生きますか?
人生をどう生きますか?
もし誰かにそう聞かれたら、あなたはどう答えますか?
「いきなり難しい質問だね」
「ありのまま、人ぞれぞれ生きればいい」
「そんなに深く考えるな」
…
その問いが放つ空気、自分の中の抵抗…その不快な違和感から…問いをまっすぐ眺めることなく、ただ頭に浮かぶ言葉を並べますか?
自分の経験を、その経験がもたらした自分の生き方を肯定する正当化する…どこか懐かしい物語を始めますか
しかしながら、それは人が一生を「愛着」という枠に囚われ、それを繰り返し生きていくことを意味する。良い親に恵まれた者はどうしたら同じものを子供に与えられるかを、その反対は...そうやって我々は反動としての生を生きて死ぬ。が、反応や反動ではない生き方があるだろうか?と自分に聞かない。
(日記) 抵抗とエネルギー
ちゅうりっぷだ!
心配事や時間に追われ、
玄関と車を何度も行き来している
自分の隣で...娘はそう叫んでいた。
少しの無駄も許されない、
少しの余裕や休息も...与えられない、
息が詰まりそうな平日の朝という
世界からかけ離れたところで…
娘は、ただひとり…
大きく見開いた瞳を輝かせながら、
キラキラ光る、小さい靴を止め...
赤い鉢の中で、静かに朝日を浴びている
チューリップを眺めていた。
(日記) 反動と自由
葉っぱの上で溶けていく雪。
どこかへ向かう静かな猫の足跡。
瓦の下で聞こえる鳥の鳴き声。
空き地の上で踊る鳶の黒い影。
「二月の雪」
人は常に言葉を通して、
その言葉が呼び起こす
イメージと感情を通して、
目の前の何かを眺める。
その時、
朝日で光り輝くあの美しさは...
春を待つ色鮮やかな葉っぱの
あのとてつもない生命力は...
いつも...その言葉の横を通り過ぎていく。
***
「ライフ