マガジンのカバー画像

潜在運動系

21
運営しているクリエイター

記事一覧

故障を防ぎつつ運動能力を劇的に向上させる方法:出力順序マネジメントと潜在運動系

故障を防ぎつつ運動能力を劇的に向上させる方法:出力順序マネジメントと潜在運動系

今回はボディワークについての記事です。

私は医療系の研究所で心身に関わる研究してきた経緯から、身体の専門家でもあります。これまでに武術・気功・ヨーガ・整体などについて研究してきました。

今回は、故障を防ぎつつ、運動能力を向上させる方法である、

「出力順序マネジメント」

と言う概念について述べたいと思います[潜在系用語]。現代の運動学は間違っている可能性があります。そうした意味で、読み物とし

もっとみる
潜在運動系初級講座の開講

潜在運動系初級講座の開講

私のライフワーク『潜在運動系』ですが、2015年に出版すると同時にリリースしました。

脳と身体のパフォーマンスを上げる「潜在運動系」と言う概念を提唱してきました。こちらの本を見て、問い合わせがあるのですが、遠方の方が「受講したい」との声があり、1DAYで修了証をお渡しできる講座を開講することになりました。

🍀こんな方にオススメ▶️負担のかかりにくい快適な身体づくりをしたい(重心や軸の調整)

もっとみる
潜在運動系・東京指導部の発足

潜在運動系・東京指導部の発足

脳と身体の潜在能力を解放する潜在運動系ワークですが、東京指導部が発足しました。受講ご希望の関東方面の方々は、Neutral Voice研究所にお問い合わせください。

・Neutral Voice研究所ホームページ

代表の吉原亜弥さんはアーティストであり、知性と感性を兼ね備えた方です。
深い本質的なリラクセーションの仕方や美しい身体操作、潜在能力の解放など、ワークを通じて体感・体験していただけれ

もっとみる
量気技法(武術・鍛錬・養生の統合)

量気技法(武術・鍛錬・養生の統合)

私は施術やカウンセリングなど、心身の調整を本業としているのですが、若い頃は東洋的な身体技法の鍛錬をしていました。その私の鍛錬してきた身体技法(合気道・大東流・陳式太極拳・気功・ヨーガなど)を統合したものを「量気武術」「量気鍛錬法」としてまとめました。

○量気とは量気とは私の造語で、微細無量の気を指します。運動レベルでは、合気・太極技法の動きを小さくし、その分、意識・イメージ・感覚を強く働かさせる

もっとみる
潜在運動系とセルフケア(痛みやコリの解消)

潜在運動系とセルフケア(痛みやコリの解消)

肩が凝ったり、腰が痛くなったりと、身体の不調は嫌なものです。
今回は、潜在運動系で、その様々なコリや痛みを解消する方法を述べたいと思います。

私は若い頃に身体を鍛えていたのですが、その時に、今思えば鍛錬の方法がわかっていなかったので、肩や膝を痛めてしまいました。

当時19歳だったのですが、解剖学や生理学の知識は何もありませんでした。そうした何も知識の状態でお金もなかったものですから、どうしたら

もっとみる
潜在運動系と高次リラクセーション(潜在能力の解放)

潜在運動系と高次リラクセーション(潜在能力の解放)

今回は高次リラクセーション(高度なリラクセーション)によって潜在能力を開くことについて、述べたいと思います。

高次リラクセーションとは、無意識で起こる筋肉の緊張を完全に解放することを指します。単なる観念的なレベルのリラクセーションではありません。この高次リラクセーションが達成されれば、潜在能力は自然に解放されていくと本論では考えます。

では、早速、本題に入ります。

まず、手を肩の高さまで挙上

もっとみる
ナンバの解明(潜在運動系シリーズ)

ナンバの解明(潜在運動系シリーズ)

今回はナンバの解明というタイトルでお話したいと思います。

ナンバとは同側の手足を動かす歩き方を言います。

実際、江戸時代の絵画を見ると、手足が同側に動かすような姿が描かれています。

また、現代でもいくつかの子供の写真を見ても、同側を動かすナンバのような現象を確認することができます。

子供の動きでナンバが確認されると言うことは、人間の運動システムの中にナンバが潜在しているのではないか、と考

もっとみる
丹田を理解するには

丹田を理解するには

丹田とは感覚です、とか重心ですとか、色々な意見がありますが、厳密に言うと、それは間違いで、現代の一つの用語で丹田を個体的に限定的に指し示すことはできません。
その理由は、東洋医学は関係性や機能で捉えるためです。
つまり、私たちは西洋のパラダイムで物事を捉えようとしますが、東洋のパラダイムを理解できないと丹田を深く理解はできません。

例えば、東洋医学の脾という臓腑は、西洋医学の脾臓とは違います。

もっとみる
丹田の構造

丹田の構造

丹田と重心
人間はまだ人間として完成されていないのかもしれません。
この人間の身体を完成させるために形成されたのが丹田である、というお話です。仮説的な部分もありますので、それを考慮してお読みください。

もちろん、丹田というのは感覚的なものなので、解剖しても見つからないのですが、なぜ、東洋の古代人はこのようなものを身体に設定したのでしょうか。

まずは、丹田は重心と関係している、ということから。

もっとみる
科学の盲点・インナーマッスルの自然学

科学の盲点・インナーマッスルの自然学

科学的とは?
「科学的」とよく言われますが、「科学的」とは「再現性がある」ということです。また、「統計的に有意差がある」ということです。私たちの使っているPCやスマホは科学の恩恵の賜物ですが、この科学が全てではないというお話しです。物理的法則には科学は相性がいいかもしれませんが、身体や心理の面では、科学は当てはまらないことがあるのです。

インナーマッスルの働き
例えば、アウターマッスルとインナー

もっとみる
悟りを開くSATORI音源の制作?

悟りを開くSATORI音源の制作?

悟りを開く特殊音源を制作しています!できるか、できないかは別として、何事もチャレンジすることに意義があるのかなと思っています。
イメージとしては、瞑想時に瞑想を助けるための特殊音源です。その名も、

「SATORI音源(仮称)」

です!

ヨーガや気功などを通じて瞑想指導をしていますが、音楽で感覚を伝えるというのも、一つのヒントになるのではないかなと。音楽を聴いて極意状態(アルティマインド)にな

もっとみる
エビデンス偏重主義

エビデンス偏重主義

今回はエビデンス(科学的根拠)に偏る見方のデメリットについて。
エビデンスは確かに重要ですが、それに拘り過ぎるとエビデンスの範囲でしかできない、ということになります。そうすると発展の余地はなくなります。そして、インスピレーション・直観を阻害してしまいます。もちろん、私たちには認知バイアスがあるので直観が間違うことは往々にあります。ですから、論理と直観が両輪のように回っていかないといけません。

もっとみる
潜在運動系オンデマンド、始動

潜在運動系オンデマンド、始動

動物筋であるインナーマッスルと動物脳である脳幹・辺縁系を繋げ、その脳身体システムで運動パフォーマンスを飛躍的に向上させる「潜在運動系」について、その理論と実践をセミナーで行いました。その記録を、今回、Vimeoオンデマンドで配信することとなりました。

無料視聴も少しありますので、是非、ご覧ください。

【潜在運動系の目的】
・快適な生活のために
・心身のストレス低減のために
・高度な運動パフォー

もっとみる
デジタル秘伝・極意書『心身統合法』データのオンライン販売、開始⭐︎

デジタル秘伝・極意書『心身統合法』データのオンライン販売、開始⭐︎

今週からデジタル秘伝・極意書『心身統合法』データのオンライン販売、開始しました!

売れ行きは好調で、こちらでも宣伝させていただきます⭐︎

MBBS・佐藤源彦が開発した身体技法・施術・セルフケア・心理技法を公開。豊富な写真と資料を用いて、各技法を詳細に説明しています。巻末には出典を記載。一つ上のレベルを目指すセラピストやボディワーカーにオススメの内容です。

・身体の高度なコントロールを豊富な写

もっとみる