マガジンのカバー画像

結婚・出産・子育て・女性・仕事・待機児童を考えるマガジン

74
運営しているクリエイター

#出産

思い通りにならない世の中における優先順位

最近「世の中の人ってこんなに自己中心的な人ばっかりだっけ?」と思うようなことが多いなぁと少し悲しくなったりする時もあります。グローバル資本主義が自己中心的&エゴ丸出しな思想なので、人々の意識がそちらに向かいがちということもありますし、「引き寄せ」などのスピブームにより、願望成就や夢を叶える的な思想が流行っていることも背景にあると思います。「自分の思い通りに生きるために…」というのが人々の共通目標み

もっとみる

大事なのは「無条件に愛する」意識づけ

前回は「都合のいい人」を好きになる?という記事に、婚活その他の出会いで自分の条件に合った人といい雰囲気になったとしても、心(ハート)が動かなければその人と一緒になるのはやめた方が良いのではないかということを書きました。自分にとって都合の良い条件が揃っていたとしても、それは所詮条件であって、その条件は変わる可能性が大いにあります。条件を見るということは、自分の願望・欲望を相手に投影しているだけであっ

もっとみる

「都合のいい人」を好きになる?

結婚や婚活、妊娠、出産など、アラサーともなるとそういった話題にも非常に敏感になります。前回、最良の婚活は、自分を見つめることという記事にも、昨今の婚活への話題に関する自分の考えを書いたところです。私は以前から子育てについては並々ならぬ関心があり、仲睦まじい両親のもと、たっぷり愛情を受けてあたたかい家庭で育った子どもが増えることが、世の中をよくするための最善の道なのだろうと思っています。そのためにも

もっとみる

価値観のすり合わせは、お早目に

前回は食べ物の強要は、ほぼ「暴力」という記事に、共に暮らす上で食に対する嗜好や思想はとても重要で、かといってお互いの価値観を押し付け合うもんじゃないな、ということを書きました。人は知らず知らず、あらゆることに関して自分なりの価値観、思想を持っているものですが、あまり意識化されていないものも多いです。最近よく言われている「自分を知る」ということの一つに、自分が無意識レベルで持っている価値観、思想に気

もっとみる

何をするでも「誰と」「誰に」が最重要

8月も今日が最終日。今月は結婚・出産や男女関係について綴ることが多かったですが、私自身「誰と」の重要性をひしひしと噛みしめています。以前に結婚したいのか、好きな人と一緒にいたいのかという記事を書いたこともありますが、絶対的に重要で譲れないのは「誰と」の部分であり、焦って結婚したり世間体で結婚したり表面的な条件で結婚しても幸せにはなれないだろうなとつくづく思います。「結婚」という行為そのものに価値が

もっとみる

イクメンより 妻へのやさしさ 第一に

なぜか冒頭から一句詠んでしまいましたが(字余り笑)。先日ツイッターでシェアした記事に、お父さんのワンオペ育児の話題がありました。要は妻が育児ができなくなり、仕事と育児を両方やらねばならなくなってしまったお父さんの体験記みたいなものなのですが、世の働くお母さん方からの「男はもっと育児の大変さを理解せい」という至極真っ当なご意見がネット上で飛び交っており、この問題の根深さ、いかに世のお母さん方が仕事に

もっとみる

アラサーの微妙な人間関係

先日友人と話したときにもう一つテーマになった話題が、今のアラサーくらいの人間関係ってホントに微妙だよねという話。私は今年で30歳になるので、ちょうど30ど真ん中くらいの年齢になります。友人も同い年で独身なので、同じような境遇なわけですが、30近くなると人間関係も変わってくるよねぇという話で盛り上がりました。結婚するくらいまではあまり変わらないけど、子どもができたりすると会えなくなったり価値観が変わ

もっとみる

まずは男女の違いを知ることから

今月は結婚・出産や男女関係についてフォーカスする月間。結婚して何年もするとやがて倦怠期が訪れたり、仮面夫婦になってしまうケースも世の中的には多々あるようです。男女の仲が修復不可能になってしまう原因というのは、一瞬で形成されるものではなく、日常の些細なボタンのかけ違いから少しずつ心が離れていって、ある日限界に達した時に「もうおしまいだ」となることが多いのではないでしょうか。もしくは、決定的な出来事が

もっとみる

離婚の保険としての女性の自立

結婚・出産など人生の大きなライフイベントについて考えるシリーズの続きです。結婚してすぐの新婚の頃はラブラブだったのに、子どもが産まれ、何年、何十年も連れ添っていくうちに、徐々に倦怠期が訪れ、夫婦の会話もなくなり、すれ違いや不満も増え、レスになり…と関係性が変化していくという話は、それが当たり前なのではないかと思うくらい耳にします。私の両親も例外ではなく、一時期本当に離婚するのではないかと思うくらい

もっとみる

「結婚してから妊娠・出産すべき」という概念

人生において最も重要なイベントとも言える「結婚」について考える月間。今回はいわゆる「できちゃった結婚」について取り上げてみたいと思います。「でき婚」というと、良いイメージを持つ人は少なく、どちらかというとマイナスのイメージを持つ人が多いのかなという感じがします。そうかと思えば実際にでき婚をする人というのも常時一定の割合でいて、気にしない人は気にしないし、むしろ結婚したい女性があえてでき婚をねらうケ

もっとみる

結婚したいのか、好きな人と一緒にいたいのか

20代後半ともなってくるとそれなりにセンシティブになってくる結婚の話題。今の自分にはいわゆる結婚願望はなく、結婚に対してそこまで何も考えがない(どっちでもいい)感じです。パートナーは欲しいけど、結婚という形態にはこだわらなくていいかなと思っています。前回の何のために結婚するのか、夫婦って何?という記事にも、現在の結婚や夫婦に関する考えを書いていますが、今回もその続きのような記事になります。

世の

もっとみる

「お金持ちとの結婚=幸せ」の影にあるもの

先日仲の良い友人と会ったときに話題になった話を書いてみようと思います。その友人は何度もnoteに登場している心の友で、私の思想や世界観を非常によく理解してくれており、お互いにいろんな話を共有する中で自身の価値観が変わり、とらわれがはずれて非常に生きやすくなった、自分に自信が持てるようになった、と言ってくれている人です。同い年の29歳アラサー同士、共通の知り合いも多く、周囲の結婚や恋愛観について話す

もっとみる

保活の前に学んでおきたい大切なこと

昨日は待機児童問題に見る「手に職」の大切さという記事を書きましたが、私は以前から女性と働き方の問題に非常に関心があり、今まで書いてきた関連記事は結婚・出産・子育て・女性・仕事・待機児童を考えるマガジンに綴っています。待機児童問題、保育園問題などを考えるときに、ついつい忘れられがちなのが、子どもにとってどうか、子ども視点での子育て、という観点だと思います。子どもは何もわかっていなさそうに見えて、すべ

もっとみる

待機児童問題に見る「手に職」の大切さ

昨日は難解な本を読んで眠くなる理由という記事を書いたこともあり、本を読んだりもしつつ、ネットサーフィンしていて見つけた保育園・子育て関係のブログも読んだりしていました。以前からnoteを読んでくださっている方はご存知の通り、私は役所で保育園関係の仕事をしていたので、待機児童とか保育所入所関係の最前線の現場にいました。そういったブログを見ると、一般の方の声も理解できるし、かといってどうすることもでき

もっとみる