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SDGs of note Action record

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会社や団体、個人の方など、皆さんが発信しているSDGsの取り組みや体験などのnote記事を集めています。
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記事一覧

世界最大のテキスタイル見本市に「日本発」のサステナブル素材を出展!Premiere Vision Paris 25SS出展レポ

世界最大のテキスタイル見本市に「日本発」のサステナブル素材を出展!Premiere Vision Paris 25SS出展レポ

Premiere Vision Paris(プルミエールビジョンパリ)25SSが、2024年2月6日〜8日にフランスの首都パリで開催され、会場には3日間で125カ国からおよそ30,340名ものファッション業界関係者が訪れました。

参加企業1,180社のうち日本からは46社が出展し、Bioworksは、業界内で特に環境保全に注力する企業のみが出展可能なエリア『Smart Creation』に2度目

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よくある洗濯ネットとの違いとは?「グッピーフレンド」でエシカルな暮らしを日常に

よくある洗濯ネットとの違いとは?「グッピーフレンド」でエシカルな暮らしを日常に

■「グッピーフレンド」普通の洗濯ネットとの違いとは?

GUPPYFRIEND(グッピーフレンド)ウォッシュバッグは、ドイツを拠点とするサーファーと自然愛好家のグループで非営利団体の「LANGBRETT」によって発足した「STOP!MICRO WASTE」によってつくられた特殊な洗濯バッグです。

一般的に使われている洗濯ネットは、洗濯時のダメージを抑えるなどの目的で使用されていますが、グッピーフ

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【プレスリリース】ついに完成、日本で回収した廃漁網100%ケミカルリサイクル糸「MURON」

【プレスリリース】ついに完成、日本で回収した廃漁網100%ケミカルリサイクル糸「MURON」

〜日本の海を守り、未来を紡ぐ、廃棄から再起へ 100%リサイクルで実現〜

モリト株式会社が推進するサステナブル関連プロジェクト「Rideeco®(リデコ)」は、日本の海洋環境保護に貢献するため、日本国内で回収された廃漁網を100%使用してリサイクルされた糸「MURON(ミューロン)」の製造を開始します。

背景日本のみならず世界中で、海洋プラスチック汚染の観点から、廃漁網及び漁具のリサイクルが

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植物由来の廃棄物を活用したバイオマスプラスチック素材を通じて循環型の社会を築く:株式会社EcoLooopers・難波亮太

植物由来の廃棄物を活用したバイオマスプラスチック素材を通じて循環型の社会を築く:株式会社EcoLooopers・難波亮太

世界では今、この瞬間にも大量のゴミが捨てられています。ゴミの埋立地不足や、焼却による地球環境の悪化が大きな社会課題となっており、これを解決するにはゴミを資源に変え、循環させていくことが必要とされています。

難波亮太(なんば・りょうた)さんはこの課題に着目し、2023年9月に株式会社EcoLooopersを創業。植物由来の廃棄物を、バイオマスプラスチック素材や製品として活用することで、「資源循環の

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「サステナブルな暮らしのための10の簡単な変更点」

「サステナブルな暮らしのための10の簡単な変更点」

今回は、サステナブルな暮らしを目指すための簡単な変更点を10個ご紹介します。地球環境を守るためにも、私たち一人ひとりが日常生活でできることから始めましょう。

ステップ1: プラスチック製品の使用を減らす

まずは、日常生活でよく使うプラスチック製品から見直してみましょう。例えば、使い捨てのペットボトルやストロー、プラスチック製のカトラリーなど。これらをマイボトルやステンレスのストロー、竹製のフォ

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シンガポールの気候変動問題への取り組み「Singapore Green Plan 2030」を知ろう

シンガポールの気候変動問題への取り組み「Singapore Green Plan 2030」を知ろう

こんにちは。シンガポールのわん吉です。

シンガポールは、政府の発信がなかなかわかりやすくて素晴らしいことだな、と思っています。

今回、シンガポールの気候変動問題への取り組み「シンガポール・グリーンプラン2030」のことを知り、サイトを見てみました。

専門用語が並んで目をそらしたくなるような内容を、短い文章と動画でわかりやすく、具体案も提示して発信しています。「グリーンプラン」という明るいネー

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ノア・スミス「気候変動をよく理解したいならグラフをいろいろ見てみることだ。解決するのに脱成長なんか必要ないよ」(2024年2月13日)

ノア・スミス「気候変動をよく理解したいならグラフをいろいろ見てみることだ。解決するのに脱成長なんか必要ないよ」(2024年2月13日)

百聞は一見にしかず。

気候変動に取り組むうえでの大きな困難の一つは、世の中に悪い情報源が蔓延していて、悪質な情報もばらまかれていることだ。左派の気候変動活動家たち(気候変動問題について何かしようと自身の時間と労力を費やす傾向が最も強い人たち)は、「100社の企業が世界の排出量の70%を引き起こしている」とか「10%の富裕層が排出量の半分を占めている」といった馬鹿げた主張をする疑似左派的な情報を入

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目指すは、“がんばらないサステナブル。”メップルが国内33社目の「B Corp」取得企業になった理由

目指すは、“がんばらないサステナブル。”メップルが国内33社目の「B Corp」取得企業になった理由

こんにちは、株式会社メップル代表の鈴木(ブル)です。

この度、メップルでは環境や社会に配慮した事業を行う企業に与えられる国際認証「B Corp」を取得しました。

実は、この認証を取得するには最短1年を要すると言われており、取得には大変なハードルがありました。

しかも、私たちはまだまだ立ち上がったばかりのスタートアップ。資金調達の傍らで認証取得のためにさまざまな資料を提出し、面談を重ねる日々は

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【衣類ロスを解決したい】廃棄予定の余剰生地を使用したアップサイクルワンピース

【衣類ロスを解決したい】廃棄予定の余剰生地を使用したアップサイクルワンピース

■廃棄前の生地からワンピースになるまで

今、日本には年間27億点の服が供給され、そのうち消費量は13億点。
約半数の14億点は余剰在庫となっています。

アメリカでは年間15兆円分もの服が余剰在庫となっているという報告もあります。

日本国内では繊維製品が廃棄の8割近くが焼却、もしくは埋め立てされているといいます。

その余剰在庫を廃棄するのではなく、素材として再利用したものを"余剰在庫素材"と

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食べられないお米を紙にアップサイクル!?kome-maiとは?

食べられないお米を紙にアップサイクル!?kome-maiとは?

こんばんは!

久保佑輔(くぼゆうすけ)です!

12月31日!今年ももう終わりですね!

僕自身はたとえ12月から1月の年を越すとしても月が跨ぐのは同じ他の月と同じだと学んできたので、今日も仕事しまくります!

今日も気になる記事を紹介します。

みなさんは「フードロス対策」についてご存知ですか?
実は賞味期限切れや規格外で廃棄された商品を食べるだけでなく、他の品物にアップサイクルする方法がある

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裂き織り:裁断屑のアップサイクル

裂き織り:裁断屑のアップサイクル

裂き織を説明するのに、いちばん分かってもらえるのはツルの恩返し。
古くからある、アレねと
なんとなくイメージしてもらえるだろうか。

あの織り機は、童話の中の遠いことのようにとらえられますが
日本の暮らしの中で、かつてとても身近なものでした。
反物も簡単に手に入らない中
使い古した手ぬぐいや布団を裂いて、細くして、織って服にしたり
こたつ布団にしたりを繰り返し、それでも古くなるとひも状にして抱っこ

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お茶染めによるアップサイクル

お茶染めによるアップサイクル

地域資源及び伝統的技術によるお茶染め文化の創出

お茶染め Washizu.

[ 概要 ]

お茶染めとは、静岡の基幹産業である「お茶」の製造工程で出る商品にならない部分を染料として利用した染色方法です。木酢酸鉄液を添加することでグレーに染まり、伝統的技術の型染を用いて柄を入れています。煮出した後の茶葉は豆腐屋さんから出る「おから」や木工所から出る「木屑」などの無添加の事業ごみと一緒に堆肥へと加

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なぜ日本にアップサイクルプロダクトが必要なのか

なぜ日本にアップサイクルプロダクトが必要なのか

この数年でよく聞くワードの一つとなった”アップサイクル”という言葉。
アップサイクルとは、廃棄予定であったものに手を加えることで、価値をつけて新しい製品へと生まれ変わらせる手法のこと。
創造的再利用とも呼ばれており、元々持っている素材や形の良い特徴を生かすことが重要です。
ダウンサイクル(元の状態より悪い状態になること)ではなく、より良いものへと作り変えることでアップサイクルが完結すると言われて

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