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意志・信念

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意志・信念について記述をしております。
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ワークライフハーモニー

ワークライフハーモニー

ジェフ・ベゾスの考えとして、ワークライフハーモニーがあります。ジェフ曰く「ワークライフバランスという言葉はあまり好きではない。少し違和感を覚えるのだ。「ワークライフハーモニー」のほうがいい。職場で元気になれて、仕事が楽しく、自分がチームの一員として役に立っていると感じられたら、家でもいい人間になれるはずだ。夫としても父親としても、もっとよくなれる。家が楽しければ、社員としても上司としても、よくなれ

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バタフライ・エフェクト

バタフライ・エフェクト

最近、必ず視聴している番組「映像の世紀 バタフライ・エフェクト」。「ヴェルヴェットの奇跡 革命家とロックシンガー」の回は、1989年「ビロード革命・ヴェルベット・レボルーション」を果たすチェコスロバキアが舞台。すべての始まりは、革命家が「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」というアメリカ・ロックバンドのレコードを手にしたことでした。

バタフライ・エフェクトとは、ある場所での蝶の羽ばたきが、そこか

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危機

危機

ジョン・F・ケネディの言葉に「危機という言葉は二つの漢字でできている。ひとつは危険、もうひとつは好機である」というのがあります。ケネディも「危険」であるキューバ危機を乗り越え、それを「機会」と捉えて米ソ関係の改善に努め、翌年にはPTBT(部分的核実験禁止条約)を結ぶまでに至りました。

経験したことのない、とてつもない大きな問題とは、突然やってきます。解決するには途方もない労力と時間がかかる、と考

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誤解されることを恐れない

誤解されることを恐れない

ジェフ・ベゾスの言葉に「We are willing to be misunderstood for long periods of times」(長期間にわたって誤解されることを我々は恐れない)というのがあります。

イノベーションは、それが斬新であればあるほど、周りの人には理解し難いものであり、誤解を与えるものかもしれません。また、それによって、それ自体の行動をやめさせられることもあり得ます。

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問題に差し掛かったらチャンス

問題に差し掛かったらチャンス

わたしは、問題は厄介なことではなく、チャンスだと思っています。ラッキーこの上ない。その問題に対し、様々な解決方法を考えることはとても楽しいです。もちろん、問題を上手く解決できないこともあります。しかし、そこまでの解決しようとする努力、アイデア、成果などは次のチャンスをも生んでいます。

起業家ケビン・シストロムと、マイク・クリーガーが最初に開発した位置情報アプリ「バーブン」で、友達とつながることを

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夢を追う勇気

夢を追う勇気

子供の頃は無邪気に壮大な夢を持って、いつかは実現したいと思っていた。

しかし、大人になるにつれて、その実現がかなり難しいと感じ始める。

誰もやったことがない、もしくは、みな失敗をして諦めている。

「夢でしかないのかな」と思ったりする。

人生の夢は、自分にとってもみんなにとっても役に立つものであると思う。

人を助けるための医者になることであったり、人を元気づけるための本を書くことだったり、

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「はかない」とは、ゴールまでの途中 (130)

「はかない」とは、ゴールまでの途中 (130)

「はかない」の意味は、「すぐに無くなり虚しいさま」や「めどがつかない。見通しがはっきりしない」ということになります。

昔から、こういう描写は好きで、桜の散り際や、霧、水の波紋、線香花火とかに惹かれます。

どうして、そういうものに惹かれるのか、改めて考えてみますと、はっきりとしない、完全ではない。

つまり、まだゴールに辿り着いていない状態だから、なんとかしたいという気持ちになるのではないか、と

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過去に囚われず、思想を抱く

過去に囚われず、思想を抱く

イギリスの経済学者ジョン・メイナード・ケインズ曰く、

この世で一番難しいことは新しい考えを受け入れることではなく、古い考えを忘れることだ。

古い考えに囚われ、その延長で創造してしまう。それは、みんなの記憶にもあるので受け入れやすい。

過去の成功は忘れがたい。その方が成功する確率が高い、と感じているから。

しかし「新しい考え」は、作られ方が違う。

現時点から未来を見ているイメージ。大事なこ

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あきらめない

あきらめない

諦めるは、「明らかに見極める」という仏教用語です。

諦めるとは、

問題の根本原因を明らかにし、それを解決するための方策を明らかにする

ということです。

悪い状態になった時、自分がこんな結果を受けたのは、一体どこに原因があったのか。

一体自分のどこに原因があったのかあきらかに見極める、ということです。

事業開発をしていると、多くの壁に阻まれ、プロジェクトを断念しなければならない時がありま

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自分の考えを持ち続けることは大事

自分の考えを持ち続けることは大事

中学校で「事業開発のお仕事」をお話ししてきました。

生徒さんだけでなく、先生、父兄の方にも聞いていただき、大変嬉しかったです。

特に関心を持って、聞いてもらえたのが、「自分の考えを持ち、行動すること」のページでした。

これからの時代、様々な情報が飛び交い、AIが賢くなり、自分自身で考えることなく、あらゆる場面で誘導されやすい状況が増えてくるのではないでしょうか。

そうなると、ますます、「自

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立ち直り力 (レジリエンス)

立ち直り力 (レジリエンス)

リーン・スタートアップ型事業開発は、完成品を作り上げてから市場の反応を見るのではなく、

プロセスの過程で、都度都度、顧客の反応を見ながら、完成品を作り上げる。

よって、途中で何回もすっ転ぶ。考えに考えぬき、自信を持って作り上げた仮説が違っている、と市場から示されれば、かなりのショックで立ち直れない。

そこまで何ヶ月もかけていたなら、なおさらである。

フィギュアスケートの羽生結弦選手は、立ち

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目標に執着せず、目的のために努力する

目標に執着せず、目的のために努力する

「あなた方は進歩し続けない限りは退歩していることになるのです。目的を高く掲げなさい」

英国の看護師であり統計学者である、フローレンス・ナイチンゲールの言葉である。

まず、何を成し遂げたいのか考え、目的を明らかにする。そして、その目的に沿う最初の目標を立てる。

いつまでにどこまでに到達するという目標。

あとは、現在持ちうる環境で最大限の努力をするだけだ。

多くの人は、目標に達することができ

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内なる素直

内なる素直

今年に入り、一緒に仕事をさせていただいている方のキーワードが、

素直である。とても気持ちのいい言葉である。自分も常に「素直」であると認識していた、かもしれない。

稲盛和夫氏は、

素直とは、自分自身のいたらなさを認め、そこから努力するという謙虚な姿勢のこと

と話されています。

人の意見をよく聞き、常に反省し、自分自身を見つめること、そういう人こそ伸びるとも話されています。

つまり、自分の

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変わっていく自分

変わっていく自分

自分が変わっていく(自分の性格が変わっていく)ことを感じることはありますか。

性格に与える影響要因のひとつとして「環境」があります。

環境と言っても、場所や状況というよりは、そこにいる周りの「人達」が与える影響が大きいと思います。

これまで出会ったことのない人達から多くの刺激を受けることでとても良い影響を得て、自分が変わっていく。

しかし、俗に言われる「環境に流される」べきではない。

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