Saki Matsumoto(illustrator)

Graphic designer/ illustratorチェコ🇨🇿共和国に美術大学院留…

Saki Matsumoto(illustrator)

Graphic designer/ illustratorチェコ🇨🇿共和国に美術大学院留学、イラストレーション科を出て絵本を出版、ギャラリーや版画団体に所属。2019年チェコ親善アンバサダー。

マガジン

  • チェコ美大留学とローカル生活イラストレポ

    チェコでの美大生活と、アーティスト仲間とのせいかつ、ローカル生活、ヨーロッパ旅行のコツや記録など 旅をするだけでは知り得ない、日本人がヨーロッパで過ごしてみて、現地のアーティストとの活動などをイラストを交えてお伝えします

  • イラストレーター、チェコ生活日記🇨🇿

    チェコの美大大学院を卒業して、一年日本に帰り、またプラハに舞い戻ってきてからの日々

記事一覧

2021/7 チェコでの結婚式とは

2021/7 チェコでは、夏になると結婚式が増えます。それはみんな、外で自然の中で行いたいから。私の経験上、教会での式であったり、公園や外にアーチを立てて神父さん呼ん…

聖ミクラーシュの日

12/5の夜は聖ミクラーシュとエンジェル、チェルト(悪魔)が一緒に子供を訪れ、歌を歌ってもらい歌えた子にお菓子をあげる日でした。本来はイースターのようにご近所地域ごと…

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11/11 聖マルティンの日

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2021 新年あけましておめでとうございます

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8/4ワインで有名なZnojmoエリアでワイナリーに泊まる

南モラヴィア全域がワイン、特に白ワインの生産が盛んで、ブドウ畑が広がる丘をよく目にします。中でもZnojmo(ズノイモ)は最も有名なエリアで、毎年のvinobrani(ヴィノ…

6/28 イタリア人によるカルボナーラ

チェコで働いていたイタリア人(ローマ)アンドレア。仕事の契約が更新されなかったため急遽国に帰ることになりました。 以前会った時にカルボナーラについて熱く語ってい…

[レストラン] SIA restaurant

プラハ内にあるデザインレストラングループ、Together系列のアジアンフュージョンレストランSIA。ブランディングは経験豊かで有名なデザインスタジオにいたPetr Stepan. 内…

5/25 全てが元どおりに? (COVID-19)

COVID-19の緊急事態宣言が解除されてから1週間、屋外でのマスク着用義務がなくなり、飲食店は通常営業が可能となりました。 もちろん喜ばしいことですが、屋内ではマスク着…

[雑貨]5/13 同居人がゴミ捨て場所からアンティーク雑貨(?)を拾ってきた

同居人のNichaela kukovičová(ミカエラクコヴィチョヴァー):通称ミーシャはチェコの有名なイラストレーターでもありますが、古いもの(ガラクタ含む)が大好き。家の近…

[おでかけ] 5/10Konopiště

お城とそれを取りかこむ庭園や森、池が美しいKonopiště(コノピシュチェ)に行ってきました。 プラハから車で30分強いくとこんなにも美しい場所に到達できるのはやはりチ…

【アート】新刊 Hirošima

チェコの出版社LEDAから、1946年、原爆投下直後の広島で6人の原爆体験者のインタビューをまとめたルポで、The New Yorkerで最初に出版されたドキュメンタリーを記した本で…

2月はマソプスト

Ash Wednesdayからイースター前日までの日曜日を除く40 日間、要するに復活祭の46日間を四旬節と言います。イエスは公生活を前に40日間荒野で過ごし、断食したと言われ、人…

4/18 ロックダウン中の気分転換

ロックダウン中に許可されていることは 自然の中の散歩とペットの散歩。仕事に行くこと、買い物など家から出ることももちろんできます。体調管理と精神維持のためにある程…

4/16ロックダウンと隔離(covid-19)

zoom飲み会が流行っているおかげで日本の友人と話す機会が増えました。やはりチェコの状況はどうなの?と聞かれるので、現在まででどうだったかを振り返りつつ記録してみた…

[アート]2/27 チェコの地方都市šumperkでの展覧会 おまけ

オープニングの翌日は朝から雪でした。 2019-2020にかけての冬は超暖冬でプラハでは、そういえば全く雪を見なかったのです。牡丹雪が降る中、昨日銀太に教えてもらったお…

[アート]2/27 チェコの地方都市šumperkでの展覧会 その2

スパイス、アルコール、ニンニク、年始以降の仕事の疲労で完全にノックダウンのわたしは2時間くらい休息をとり、グゥンタとギャラリーに向かいました。 入り口にはお酒が用…

2021/7 チェコでの結婚式とは

2021/7 チェコでの結婚式とは

2021/7
チェコでは、夏になると結婚式が増えます。それはみんな、外で自然の中で行いたいから。私の経験上、教会での式であったり、公園や外にアーチを立てて神父さん呼んでの挙式の後は、レストランであったり手作りの屋外でのパーティーであったり、プログラムを変えつつ朝まで続きます。なので寝袋が必須のものも多いです。
私はこの日は夕方に帰りました

聖ミクラーシュの日

聖ミクラーシュの日

12/5の夜は聖ミクラーシュとエンジェル、チェルト(悪魔)が一緒に子供を訪れ、歌を歌ってもらい歌えた子にお菓子をあげる日でした。本来はイースターのようにご近所地域ごとにやることが多いらしいですが、わたしは毎年盛り上がる(?)ヴァーツラフ広場と旧市街広場、アンジェルを見てきました。
例年は個人で仮装🥸する人も多いのですが、今年は少なめの印象で、ここ数年はチェルトよりさらに怖いクランプスが登場するよ

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8/4ワインで有名なZnojmoエリアでワイナリーに泊まる

8/4ワインで有名なZnojmoエリアでワイナリーに泊まる

南モラヴィア全域がワイン、特に白ワインの生産が盛んで、ブドウ畑が広がる丘をよく目にします。中でもZnojmo(ズノイモ)は最も有名なエリアで、毎年のvinobrani(ヴィノブラニー)という9月に行われるフレッシュなワインや発酵中の甘い程アルコールワインブルチャークのためのお祭りの時は、1年前からホテルが埋まるというほどです。
今回はたまたまgoogle mapでsklep(ワインセラー)を探して

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6/28 イタリア人によるカルボナーラ

6/28 イタリア人によるカルボナーラ

チェコで働いていたイタリア人(ローマ)アンドレア。仕事の契約が更新されなかったため急遽国に帰ることになりました。
以前会った時にカルボナーラについて熱く語っていた彼はついにみんなに振る舞ってくれることに。

パンチェッタをカリカリになるまで炒める。パンチェッタは取り出しておく
他のボールにチーズを削って卵と混ぜる(パスタ100gにつき1つ)
パスタを茹でる
茹でたパスタをパンチェッタをいためたフラ

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[レストラン] SIA restaurant

[レストラン] SIA restaurant

プラハ内にあるデザインレストラングループ、Together系列のアジアンフュージョンレストランSIA。ブランディングは経験豊かで有名なデザインスタジオにいたPetr Stepan. 内装も空間もユニークで、オープンして数年でノンアジア人に人気の有名アジアンレストランとなりました笑 いつもいっぱいですが、客のほとんどは欧米人です。
価格帯は一般的なチェコ人ならためらう値段。例えば餃子が3点で1000

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5/25 全てが元どおりに? (COVID-19)

5/25 全てが元どおりに? (COVID-19)

COVID-19の緊急事態宣言が解除されてから1週間、屋外でのマスク着用義務がなくなり、飲食店は通常営業が可能となりました。
もちろん喜ばしいことですが、屋内ではマスク着用義務継続、屋外でも2メートルの距離は保つこと。保てない場合はマスクをする。
ここからはいわゆる自粛のようなもので、半数近くの人は未だに屋外でもマスク着用を心がけている一方、集まってパーティーをする人もたくさん。
一体何が良くて何

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[雑貨]5/13 同居人がゴミ捨て場所からアンティーク雑貨(?)を拾ってきた

[雑貨]5/13 同居人がゴミ捨て場所からアンティーク雑貨(?)を拾ってきた

同居人のNichaela kukovičová(ミカエラクコヴィチョヴァー):通称ミーシャはチェコの有名なイラストレーターでもありますが、古いもの(ガラクタ含む)が大好き。家の近くのJiřího z Poděbrad(イジーホズポデブラド)のごみ捨て場で箱が捨てられているのを見つけ、中を見たら宝物が詰まっていたそう。家に帰ってきていろいろ見せてくれました。
カルリーンと書いてある昔の香水、ヒゲの泡

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[おでかけ] 5/10Konopiště

[おでかけ] 5/10Konopiště

お城とそれを取りかこむ庭園や森、池が美しいKonopiště(コノピシュチェ)に行ってきました。
プラハから車で30分強いくとこんなにも美しい場所に到達できるのはやはりチェコの素晴らしいところ。もちろん公共交通機関でも行くことができます。
現在はコロナウイルスの影響で海外にも行けないので、チェコ人は共産時代再来かのごとく、こぞって森あるきに出かけます。
Konopištěは混んでいたわけではありま

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【アート】新刊 Hirošima

チェコの出版社LEDAから、1946年、原爆投下直後の広島で6人の原爆体験者のインタビューをまとめたルポで、The New Yorkerで最初に出版されたドキュメンタリーを記した本です。アメリカでは学校の社会科の副読本として長きに渡り広く読み続けられ、また、20世紀アメリカジャーナリズムのTOP100の第1位に選出されています。(一部wikipedia引用)チェコ語版が出版されることになり、カバー

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2月はマソプスト

2月はマソプスト

Ash Wednesdayからイースター前日までの日曜日を除く40 日間、要するに復活祭の46日間を四旬節と言います。イエスは公生活を前に40日間荒野で過ごし、断食したと言われ、人々も節食や断食または懺悔を行ないます。四旬節期間中の第 5 日曜日をPassion Sunday、最後の日曜日をPalm Sundayといい、イースター前の一週間をホーリーウィークと言います。国によって若干の違いはありま

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4/18 ロックダウン中の気分転換

4/18 ロックダウン中の気分転換

ロックダウン中に許可されていることは
自然の中の散歩とペットの散歩。仕事に行くこと、買い物など家から出ることももちろんできます。体調管理と精神維持のためにある程度の外出は必須。最近よく聞くのが、わたしは家にいるのに他の人は出かけている、と言った他人と自分を比較して鬱になったり攻撃的な書き込みをインターネット上ですることです。
なかなか難しいですが、自分で出来る限りのことを判断して生活するしかないの

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4/16ロックダウンと隔離(covid-19)

4/16ロックダウンと隔離(covid-19)

zoom飲み会が流行っているおかげで日本の友人と話す機会が増えました。やはりチェコの状況はどうなの?と聞かれるので、現在まででどうだったかを振り返りつつ記録してみたいと思います。

規制が始まってきたのが3/11。大抵が夜のうちに話し合われて翌日朝から実行。とにかく毎日何かしら追加変更されているのでフォローするのが大変でした。今考えるとこのスピードが国民を混乱させない、無駄な行動準備をさせないのに

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[アート]2/27 チェコの地方都市šumperkでの展覧会 おまけ

オープニングの翌日は朝から雪でした。

2019-2020にかけての冬は超暖冬でプラハでは、そういえば全く雪を見なかったのです。牡丹雪が降る中、昨日銀太に教えてもらったおいしいパン屋さんへ朝ごはんを買いに行きました。プラハのパン屋さんではあまり見ないものもちょっとありました。

8:30銀田とホテルで合流。彼の地元Velké Losiny(ヴェルケーロシニ)を紹介してくれる予定です。有名なものは紙

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[アート]2/27 チェコの地方都市šumperkでの展覧会 その2

[アート]2/27 チェコの地方都市šumperkでの展覧会 その2

スパイス、アルコール、ニンニク、年始以降の仕事の疲労で完全にノックダウンのわたしは2時間くらい休息をとり、グゥンタとギャラリーに向かいました。
入り口にはお酒が用意してあり、三階の控え室にはパイプをふかす人たち。
インスタレーションは見事で壁が色とりどりで眩しかったです。
テーブルの上は小さめの作品が。

ギャラリストの知り合いを中心に30人程度集まってくれました。
俳句を用意していて、それを読み

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