記事一覧
2024年正月に思うこと
お正月は私たち日本人にとって特別な意味を持っています。年神さまを迎え、この一年の福を迎え入れる大切な節目です。
だからこそ新年早々、飛行機事故、能登半島の地震など、人の命に関わる惨事は、これからの私たちの一年を映し出しているように感じてしまいます。
自然と意味づけしてしまう習性を客観的に見つつも、人智を超えた流れのようなものの中での位置付けが何か、つい考えてしまうものです。
私は今、経済というも
ギフトで生きられることの証明
大切なひとたちにお金をギフトする
血の通った経済とはなんだろう、と問う中で思い切って、自分では勇気のいる金額で、腐るお金、eumoを換金した。
そして、年末、身近な、この一年を共にした人たちに少しばかりだがお金を送る活動をしてみた。
何が起こるのかというと、何も起こらないのだが、自分の中には日頃の感謝を具体的に形にできた嬉しさが残った。「あぁ〜よかった、伝えられた!!形にすることができた!!
サープレから「経済」を編みなおす
人事、宇宙、ワークショップ。びっくり様々なフィールドで活躍され、サープレ!プロジェクトでも最前線で関わってくださったさよりさんからバトンを引き継ぎました、Satこと坂本智子です。
「サープレ!〜自分らしさを取り戻し、可能性の窓を開き続ける『つながり』の場」出版から約半年が経ちました。
今、どういうわけか、オランダという地で生きています。
この数年間、プロティアン・キャリアと出会い、サードプレイ
経済を編み直す vol.1/値段のないケーキ屋さん
Sweets & Suites/西山勇太さん
それは何気ない、職場での取り組みから始まった
僕はIT系の会社員です。以前、あまり会社の雰囲気がよくなかった時期があり、そこでフランクに話せる対話会を企画したことがありました。何もなかったら人も来ないかな、と思って、美味しいスイーツでも買ってみんなに差し入れることを思いつきました。
その時ふと思ったんですね。それだと「自分が身銭を切ってみんなにあげ
Understanding World by 対話型アート鑑賞
モスクワ時代に繋がった各国の駐在妻の人たちと一緒にUnderstandingWorldという小さなコミュニティを続けている。
元はオフラインでお茶を飲みながらやっていた活動だったが、コロナでオンラインが多くなり、そして戦争で私は帰国を余儀なくされ、完全オンラインの活動となった。
トルコ人のDeryaが中心になり、トルコ、シリア、メキシコ、ロシア、イギリスなど様々な国の人たちと勉強会をしてきた。内容
頑張っても伝わらないもの
近くに住んでいる下の息子の友達が家に遊びに来ました。
その子は日本人ではなかったので上の息子が辿々しくも一生懸命、いろんなおもちゃや遊びを提案しては、ホスピタリティを発揮していたのを最初は微笑ましく見ていたのです。
ただ途中からその子が、上の息子が一生懸命作ったレゴを壊し始めた瞬間、空気は一変。
またその子がとあるゲームで下の息子が一生懸命貯めたポイントをどんどん消費していく。
そのうち、"D
資本主義が成熟した先に待つもの
Furusato-huisプロジェクトに関わるお二人と話すことができた。
日本は既得権益構造を覆せないお国柄だが、ガラガラポンが当たり前なオランダ。
大きい政府と小さい政府、行ったり来たりを繰り返す。昨日当たり前だったことが当たり前ではないことが当たり前。
各国からお手本にされた福祉国家オランダは過去の話で、2000年代からは自由化が進む。昨今の住宅不足の問題の根っこはここにある。来年からセカ
第3回 新種の日本人会
市場に合わせていくには、根本的に価値観が合わないことをやっていかざるを得ないのか?
今は好きなことを無償でやっている方が気が楽だが、いつか限界が来る。
「Giveから始まる循環経済」をコンセプトにした活動を始めているが、Giveされる方も返さなければならないのではないかという不安、本当に価値のあるものをGiveされるのかという不安などもあり、なかなか広がっていかない。
ただGiveは私たちのウェ
「Furusato」がオランダを救う?!
タイトルの、少々、いき過ぎた表現をお許しください。
ただそれだけこの話を聴いた時衝撃だったということ。
先日オランダ在住者向けのオンラインプラットフォームを運営するJACOPの文化祭に行ってきた。
オランダの在住日本人人口は外務省によると1万人を超えている。特に私が住んでいるアムステルフェーン市はオランダ一日本人が多く住んでいる町で、外を歩いて日本人に出会わない日がないほど。
そんなアムステ