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[ 宛名のない言葉の行方 ]

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「エッセイ」というにはくすぐったい。 "誰かに宛てた手紙"のような記事たち。
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記事一覧

私は季節をソシャゲで知る、大人になった。

私は季節をソシャゲで知る、大人になった。

今日は、ハロウィンだ。

あのハロウィンが問題になったのはもう去年のことなのか。1年があっという間に感じる。

バレンタインやイースター。そしてハロウィンにクリスマス。そんなイベントを、学生の頃は行事でなんとなく季節の変わり目を感じていた。

バレンタインの時期は、進級の季節だったり卒業の季節だから、なんとなく寂しくて。イースターは、あんまりよくわからなかったけれど、ハロウィンやクリスマスは学級会

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好きだけじゃ、全然足りないね。

好きだけじゃ、全然足りないね。

好きこそものの上手なれという言葉がある。

知ってる人も多いだろうし、あえて説明する必要もないかもしれないけれど、好きなものには、とことん熱中するし努力もするから上達も早い。という意味を込めたことわざだ。

努力か。

自分の作品を見つめて、時々考える。

好きなものへの熱量は、ものすごく高いと思う。でも、私はとことん自分のこだわりのままに突き進んでしまう。

カッコよくいうならば、「好き」に従順

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自分の心を落ち着ける、私なりのコツ。

自分の心を落ち着ける、私なりのコツ。

誰かにとって、ほんのちょっと得するようなことを書いてみたい。

でも実際、私の生活の中で「これやってみたらいい感じになった!」ということが少ない。でも以前より、自分の得意不得意と、仲良くできるようになってきたとは思う。

相変わらず、やる気を上げるのは下手だけど、落ち込んだ時は寝るに限ると決めているし、悪い考えしか浮かばない時は、涙が枯れるまで泣いてみる。あとはイライラした時は、好きなものをとこと

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願い事をしよう、簡単なことさ。

願い事をしよう、簡単なことさ。

胸を張って、好きだと言える物がなかった。

すぐに影響を受けるタイプだから、誰かがオススメしたものハッキリと自分も好きだというのには、いつも戸惑いがあった。

でも、今なら言えることもある。

私は今日、大好きなELLEGARDENを生で見ることができた。最高の日だ。

○△□

親友へ

あの日、私にELLEGARDENの存在を教えてくれてありがとう。

その時に、オススメしてくれなかったら、今

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金木犀の花は、幻に感じる。

金木犀の花は、幻に感じる。

私、いつ金木犀の香りを覚えたのかな。

ふと、SNSで話題になっているツイートを見て思った。

意外と、金木犀の香りを知らない人は多いらしい。

私は、小さい頃から金木犀の香りを、なんとなく覚えた気がする。

おばあちゃんから聞いたのか、お母さんから聞いたのか。

たしか、お隣さんが金木犀を育てていたからかな。毎年同じような時期に同じ香りが漂ってきた。

ふわっと優しい匂い。私はその香りを嗅ぐたび

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シャッターを切った瞬間の、「自分の好き」を信じたい。

シャッターを切った瞬間の、「自分の好き」を信じたい。

私、やっぱり自分の写真が好きだ。

多分それでいいのだと思う。

自画自賛ってあんまり好きじゃないけれど。

その一瞬が好きだから、切り取っているのだ。

自分が胸を打たれたから、シャッターを切った判断だけは、やっぱり信じたいと思うのだ。

○△□

ふと、自分のnoteを眺めていた。

100日過ぎた頃からだろうか。カメラを手にしてから写真と短文を載せることが増えた。

私の新しい表現の1つだと

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同じ環境の他人と、もっと話がしたい。

同じ環境の他人と、もっと話がしたい。

死にたいと思ったことがない人が、この世にいるなんて信じられなかった。毎日毎日、人から見たらきっと羨ましがられるような不自由ない生活をしていたとしても考えてしまうのに、どうしてなのだろう。

私とその人では何が違うのだろうと思ったけれど、私は心配してくれる人の数に比例するのだろうと思った。

○△□

「え、死にたいと思ったことないの?」

「ないです。だって親が悲しむじゃないですか?」

言葉を失

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嫌いなものを認めて、寄り添ってみる。

嫌いなものを認めて、寄り添ってみる。

私は、スポーツ観戦が苦手だった。

オリンピックとかワールドカップとかも全部。そして、今まさにバレーボールの試合がテレビで流れている。

なんでみんなそんなに応援するの?
応援して何になるの?

勝ったところで、私たちの生活が潤うわけでもないじゃない。ずっと思っていた。

日本人という自覚とか、そういう心持ちがないのかもしれない。どこか冷めている自分が嫌だ。と思っていたのだけれど…

実はスポーツ

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好きなものを集めて、感性を磨く。

好きなものを集めて、感性を磨く。

私の毎日は、朝起きて、仕事をして、ゲームをして、彼が帰る頃に合わせてご飯を作ったり…なんてことない毎日を過ごしている。

そして最近は、絵を描く時間も増えてきた。

絵を描いているのは、これからの自分のため。少しでもエッセイ漫画を描きたい目標に近づくため。そして、いつかマグカップとかキーホルダーをデザインしてみたいなぁという趣味のため。

元々絵は好きだったし、まだまだ昔ほど描けてないなぁと思うけ

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その時考えすぎたことも、いつか忘れてしまうから大丈夫だ。

その時考えすぎたことも、いつか忘れてしまうから大丈夫だ。

どうしたって考えてしまう性格の私。

その時その時思ったことを、全部大切にしたいと思えるまで、だいぶ時間がかかった。

日記を書くのことが、昔から好きだった。

でもいつか、誰かに見られてしまうかもしれないと、本当の気持ちは書いてこなかった。

10年くらい前に、鍵のつけれるつぶやき風SNSがあった。確かデクーというツイッターではなく、その時はやった、デコログというブログサービスのおまけに、みんな

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私の悩みは、きっと誰かも悩んでいる。

私の悩みは、きっと誰かも悩んでいる。

長年悩んでいたことが、インスタグラムで読んだエッセイ漫画でスッキリした。

私は昔から腕を強くつねるクセがあった。今はないけれど、指も噛んでボロボロだったり。あとは唇の皮を剥いだりするのもやめられない。

それらは「皮膚むしり症」といって、強迫性障害の一種らしい。

○△□

以前は友人からそのクセが出た時に注意されたりして、やらずにすんだけれど。未だに治らないクセである。

若い時は、しばらくつ

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自分の作品を、もっと好きになるキッカケ。

自分の作品を、もっと好きになるキッカケ。

そっか、同じことを自分の気がすむまで書いてもいいのか。そう思えるようになったのは、つい最近のこと。

○△□

ずっと違う話題を…ネタを…なんて考えてたけど、自分のnoteを振り返ってみると、意外と同じような内容もあったりする。

あれ?結局この話ってあの記事に繋がるんじゃ…とか。言葉を言い換えただけで、同じこと書いてるなぁとか。

それでも日数が経つにつれて、その時と同じ話題を扱ったとしても

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「蛙化現象」に悩まされた日々を振り返る。

「蛙化現象」に悩まされた日々を振り返る。

日々、何かを一生懸命に取り組んだら、その熱は届くのだろうか。

私は熱が上がると、冷えるのも早い。

多分、他人より欠点を見つけやすいのだ。少しでも自分のポリシーから外れたら、もうそれは私にとって魅力的じゃない。

あんなに熱を上げていたのに、一瞬で冷えてしまう。好きだったもの、好きだった人、好きだった何か。

上には上がいることを知っているし、下には下がいるなんて言うけれど。私は一体どれくらいの

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本当に必要なものを見極める力は、心の強さと比例している。

本当に必要なものを見極める力は、心の強さと比例している。

本当は、パソコンを買えば良かったかな。

家電量販店に並ぶ、新しいMacBookを見て、そう考えていた。

iPad Proを手にして、2週間目のできごとだ。

新しいMacBookは、薄くて手に馴染むようなフォルムで、カラーも気に入った。しかし私はモデルが古いとはいえ、MacBook Airを持っているではないか。

結局Wi-Fiが届いたらMacBookも使うかななんて思っていたけれど、使わな

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