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止まらない食欲が止まった方法 | 食欲は抑制できる

私は昨年9月より体質改善に取り組み始めた。

なぜならば、健康診断結果が悪く、糖尿病予備軍となってしまったからである。

お医者さんからは運動量を増やし、食生活管理に取り組むように促された。

糖尿病で苦しむ人を身近で見てきた私にとって、糖尿病への恐れは人一倍強く、昨年の健康診断の結果は、私に体質改善に取り組む事を決意させた。

【運動への取り組み】

度々noteでも触れているが、私は昨年より本格的にランニングに取り組むようになった。今では「20分も走れなかった私が10キロ1時間で走れるようになった方法」でも触れたように、10キロを1時間以内で走れるようになった。

実は私は走り始めてからかれこれ2年が経っている。始めの1年は20分も走れればいいという感じで、頻度も週2回程度を目標にしていた。

当初は体重を減らすのではなく、増やさないようにすると言う感じで、特に脂肪を落とすことを意識したものではなく、まずは走れる体を作ろうという感じであった。

しかしながら、20分で息があがるような状態で、30分走ることが当時は目標であった。

このような状態を1年間続けたがなかなか距離を伸ばすことも時間を伸ばすことも出来ずにいた。

しかし昨年9月頃健康診断結果を手にした時、本格的に走る量を増やす必要に迫られることとなり、アドバイスを求めた。以前からお世話になっている鍼灸師がランナーなので、彼に助言を求めることにした。

彼からもらったアドバイスは歩幅を小さくして身体に負担をかけ過ぎないように走るという事であった。このアドバイスは私の走り方を劇的に変え、一気に40分走れるようになった。

彼からもらったアドバイス通りに走り続ける事を繰り返す中で、身体は徐々に強くなり、現在は10キロ1時間で走れる身体を作り上げることが出来た。

私にとってランニングでもっとも辛かったのは「苦しくなる事」である。

苦しくなるとどうしようもないくらいに辛い。

この苦しさとの戦いは私にとっては永遠の戦いのように思えた。

しかし鍼灸師は呼吸器系は強くなってくるから、我慢して走り続ければいずれ苦しさも軽減すると教えてくれた。

彼の経験を信じ、またこのような状態に私も慣れると信じ続ける事が私にとっては希望だったのであるが、少しずつ少しずつ苦しさが軽減され、ある時ふとランニングが終わっても対して苦しくなかったと感じるようになった。

当時はランニングが終わると地べたに座り込みたくなるような息苦しさを感じていたが、現在は10キロを走っても、そのような疲労感や苦しさを感じる事はなく、むしろ爽快感の方が強く、鍼灸師の言う通り、私の呼吸器系もそれなりに強くなったと言えるだろう。

【食生活を変える】

運動は身体づくりが進むのと並行して辛さは減ってくるのだが、食生活の改善は長い長い戦いとなった。

食生活を変える為にまずは糖質を減らすようにした。

私が内臓脂肪を蓄えてしまったのは間食にある。さらにはご飯の量にある。また血糖値に問題がある以上、糖質を減らすことは当然である。

まずは食べ過ぎを辞める事から取り組み始めた。

しかし満腹感が得られず、それをごまかすために、ナッツ類を食べたり、ガムを食べたり、時には歯ブラシをしてごまかすような事もした。

徐々に食欲は落ち着いては来るものの、食べることがストレス解消の方法となっていたところもあり、毎日のように食べ足りなさと戦っていた。

平日は仕事をしている時間があり、集中力が働いている間は食欲を上手に誤魔化したりできるのだが、週末になると気のゆるみもあり、一気に食べてしまう。

なので、平日に体重を落とし、週末に体重を増やすという3歩進んで2歩下がることを繰り返し続けたのである。

ただ、ランニングでそれなりにカロリー消費をしていたので、体重は順調に落とすことが出来たのであるが、食欲との戦いは苦痛が続いた。

ランニングで爽快感を感じるようになった後も、体質改善における食欲との戦いは少しは楽になったが、無くなることはなく、いつまでも続く戦いのように感じていた。

しかしながら、2週間前くらいから、食欲が以前とは別の生きもののようになったのである。

鍼灸師の言葉を借りれば胃が小さくなったという表現になるのかもしれないが、食欲が以前よりも強くなくなったのである。

以前はご飯を食べても、食欲が続く状態が続いた。だから食後も「まだ食べたい」という気持ちが働き続けるのだ。その食欲との戦いが私にとっては辛かったのだ。

しかし、2週間ほど前から週末になっても、食欲は落ち着いているように感じるのだ。

当初は気のせいかと思っていたのだが、平日も週末も、食欲との戦いが強くないのである。また食後でも続いた食欲は今は「お腹一杯」と感じてくれるようになったのである。

ひょっとしたら本当に胃が小さくなり、満腹中枢も今の食生活に順応してくれたのかもしれない。

この2週間は、私にとっては食欲との戦いというストレスから解放され、食事の後にしっかりと満腹感に満たされる事を体験出来るようになっている。

以前は食後も「食べ足りない」という感覚との戦いでしか無かったが、走った後の爽快感を得られ始めたように、カロリー制限を行っている食事の後でも、満腹感が得られ始めたのは嬉しい成果である。

果てしなく、永遠に続く戦いのように感じていたが、終わりが見え始めているのかもしれない。

【まとめ】

わたしは44歳になった。

30代の頃、先輩から40でガクッと来るよと言われ、確かにそのような体験をした。そして今はさらに先輩から50代でさらにガクッとくると言われている。

しかし40代で一念発起してランニングを習慣化し、さらには食生活も改めることに挑戦した。

ランニングは食生活へのチャレンジと比べると少し早く爽快感を手に入れることができたが、食生活は昨年9月から始め、既に1年以上の戦いとなっていたので、永遠に戦い続けるのかと感じていた。しかし1年1カ月が経った頃、徐々に満腹感が強くなり、今は食後の満腹感を楽しめるようになり始めている。

40代はまだまだ身体も努力に応えてくれるのだろう。

確かに結果は40代なりの出方となるのだろうが、それでも1年経てば変化を手にし、取り組み自体から満足が得られるようになってきた。

現代社会は人生80年とも100年とも言われるようになってきた。医療の発達、そして栄養価の高いものが手に入りやすくなったことも手伝っているのだろう。しかし、生き長らえる間、健康な身体を維持するのはそれぞれの努力が必要となるだろう。私の場合は運動量を増やし、食生活をあらためる事だった。

結果的に健康診断では異常な数値は全て改善し、健康体という太鼓判をお医者さんからもらう事ができたのである。

私の場合、1年続けて見ることで爽快感と満腹感を手に入れることが出来た。

身体は努力に応えてくれると信じ、さらにまた1年、来年の健康診断を目指し、より健康な身体づくりに取り組んでいこうと思っているのである。


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