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高気密、高断熱住宅

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#住宅

体験しないとわからない

体験しないとわからない

こんにちは! 

台風も過ぎ去り、昼間も涼しくなって、だんだん冬に近づいているなあと感じる毎日です、、

冬といえば、私が初めて高気密高断熱のつくりの家の中に

おじゃましたのは、真冬真っ只中の去年の二月です。

私は今、インターンのプロジェクトとして「高気密高断熱住宅を広める啓蒙活動」を行っているのですが、インターンの面接で、会社へ訪問させていただいたときが最初です(その会社はオフィス自体が高気

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高気密高断熱と秋・春

高気密高断熱と秋・春

夏涼しく、冬暖かい家として高気密高断熱の紹介をしてきましたが

いつも夏と冬のいいところばかり

じゃあ今の時期(秋)は?となりますよね

家は季節によって住み替えるようなものではないので夏や冬といった体への負担が大きくなる季節に合わせた性能を取る方が良いとは思うのですが

せっかくなら秋や春にも高気密高断熱の恩恵を受けたいですよね

①朝の冷え込み

前回、布団の中と室内の温度差によっておこる寒

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私たちが考え方を変えれば「快適にすごせる家」が増える?!

私たちが考え方を変えれば「快適にすごせる家」が増える?!

以前投稿した記事で、

日本の住宅は先進国の住宅事情とくらべておくれている 

というのを記事にしたのですが覚えていますか?

(読んでない方がいたらぜひ読んでください!)

思い出してくれましたか?笑 日本の住宅や住宅設備の断熱などの性能は先進国と比べて遅れているのです!

遅れている理由として性能の良い家を作ろうとすると手間やコストがかかってしまうため事業者側が嫌がるということを挙げましたが、

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もっといい家に住んでいればおじいちゃんは倒れなかったかもしれない

もっといい家に住んでいればおじいちゃんは倒れなかったかもしれない

私が小学生のとき、おじいちゃんがお風呂からでたあと

脱衣所で倒れ、救急車で運ばれた ということがありました。

その当時の私はわけがわからず

お風呂場でなんでたおれたんだろう... 

おじいちゃん死んじゃうんじゃないか...

といった不安と怖さでいっぱいでした。

そのあと病院で 脳梗塞 と診断され、入院生活を送ることとなりました。

その後無事退院できましたが、

退院後も、入院前と比べ

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理想の家に住みたい方へ

理想の家に住みたい方へ

こんにちは! 

これまで高気密高断熱のよさや特徴などを
記事にしてきましたが、実際に、高気密高断熱住宅を建てたい!という方へ家を建てた後に

「自分が思っていたよりも快適じゃない、、」

などがっかりされることがないように

家を建てる前に、整理、検討しておくべき点とはなにかについて説明していきます。

1、建てたい住まいの断熱レベルを明確にする

将来住むことになる家の求める性能レベルをあらか

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夏の高気密高断熱住宅

夏の高気密高断熱住宅

九月になりました!!

と言ってもまだまだ岐阜の日中は30度を越える暑さが続いています。
朝晩はすこし涼しいものの、
夜に帰宅しても昼間の暑さが部屋に残っていて、
結局エアコンをつけてしまいます、、。

残暑厳しいこの時期ですが
高気密高断熱住宅って夏は暑いんじゃないの??
という、よくみる疑問について解説したいと思います!

残念ながら
暑くなってしまうこともある
というのが結論だと思っています

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冷え症の怖さと高気密高断熱住宅

冷え症の怖さと高気密高断熱住宅

こんにちは! 今回は高気密高断熱住宅は冷え症対策にもなる!ということを説明していきますね

でも、「今の時期に冷え症なんて関係ないでしょ」と思われる方もいるかもしれません。

冬はもちろん夏も冷え症になる可能性は十分にあります!

暑いからといって、室内をガンガンに冷房をつけると、体は体温を維持しようとし、血管は収縮します。そのため、血液の巡りが悪くなり、体の末端である手足から冷えていきます。

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気密測定っていつやるべき?

気密測定っていつやるべき?

前回は、気密測定を行うことの重要性について紹介しました。

そこで、今回は実際に気密測定を行うにはどのタイミングが良いのかについて紹介をしていきます。

もちろん最も良いのは”工事中”と”完成後”の2回行うことです。

しかし、前回も紹介した通り全棟で気密測定を行っている施工会社は決して多くはありません。

気密測定を希望すれば行ってくれる施工会社もあると思いますが、
全棟測定を行っていない施工会

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持続する気密性

持続する気密性

こんにちは

前回は気密測定の重要性について紹介しましたが、今回はその気密性が
〇十年先でも持続するのものか?について紹介をしたいと思います。

高気密の家に必ずついてくる”気密シート”

これはその名の通り気密性を出すための空気を通さないシートで
t建物外周部の内壁に貼るものです。

そしてこのシートはあくまでも”シート”

テープのようにぺったりと直接貼り付けることができるわけではありません。

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計算だけではわからない!?気密測定の必要性

計算だけではわからない!?気密測定の必要性

こんにちは、今日は住宅の気密を表す数値「C値」について紹介したいと思います。

高気密を売りにしているメーカーにおいて必ず出てくるのがC値になります。

このC値とはその住宅に対し1㎡内にどれだけの隙間があるかを表したものです。

一般的にC値=1.0以下の住宅を高気密住宅としていますが、
多くの住宅メーカーはこれらを計算によって出しています。
(C値は低いほど隙間が少なく、良い数値になります。)

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日本の住宅はおくれている part2

日本の住宅はおくれている part2

こんにちは! 今回は前回のnoteの記事の続きで

日本が先進国と比べて住宅の性能が遅れている理由について書いていきます。

なぜ日本は住宅の省エネ基準がゆるいのでしょうか?

それは家づくりが「事業者目線で行われている」という現状があるからです。

詳しく言うと、エコ基準を満たす性能の良い家を作ろうとするとコストと手間がかかってしまうので、事業者側がエコ基準を設けることを嫌がるということが考えら

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日本の住宅はおくれている!?

日本の住宅はおくれている!?

突然ですが日本の住宅は、先進国の住宅事情と比べて遅れていることをご存知ですか?

まず、住宅の省エネ基準が、先進国は適合する義務があるのに対して

日本は努力義務で守る必要がないということに問題があります。

そもそも住宅の省エネ基準とは、

住宅の断熱性能や住宅設備のエネルギーの効率性などを対象として一定の基準を設けており、

簡単にいうと、この省エネ基準が満たしていれば

「環境負荷の少

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注文住宅なのに間取りに制限?

注文住宅なのに間取りに制限?

こんにちは。
もうすぐお盆休み、夏らしすぎる夏がやってきました!!

個人的には夏は本当に嫌いですが頑張って乗り切ろうと思います

さて今回は、

注文住宅のはずなのに自由な間取りが実現できない

という悲しすぎる話をしたいと思います。

結婚して、子供が出来て、そろそろ家が欲しい!なんて思ったとき
あこがれる「注文住宅」ですが、なぜ注文住宅を選ぶのでしょうか?

「建売の間取りでは物足りない・・

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家に掛かるお金について考える②

家に掛かるお金について考える②

こんにちは、
梅雨も明けて夏らしくなってきました。

㈱エムズアソシエイツは灼熱の岐阜県にあります...
この地域では、冬はもちろんですが
夏は高気密高断熱の性能に大いに期待できる季節です!!

今週のnoteは、
以前投稿したnoteをもう少し掘り下げて書いていこうと思います。

ランニングコストにも目を向けて、家を考えるべき!
というのが私の主張なのですが

じゃあ高気密高断熱住宅ではどこのコ

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