記事一覧
【展覧会】ピーター・ドイグ 東京国立近代美術館
前回の鴻池朋子さん作品展の記事の際、
空間と各作品(インスタレーション、絵画、オブジェ、映像等)の
リンク感をより強く感じる、言わば、空間まるまるがひとつの作品。
という表現をしましたが、
ピーター・ドイグ展では、絵画作品のみが展示され、
『ロマンティックかつミステリアスな風景を描く』
『画家の中の画家』
と、紹介文でも「画家であること」を謳っています。
多角的な作品で構成された展覧会が大好
【展覧会】鴻池朋子『ちゅうがえり』アーティゾン美術館
新型コロナウィルスの影響でなんだかんだと、
8ヶ月以上も美術館から遠ざかっていましたが、
久々に行ったのが、この作品展でした。
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ジャム・セッション 石橋財団コレクション×鴻池朋子
「鴻池朋子 ちゅうがえり」
アーティゾン美術館
2020年10月25日[日] まで 10:00 - 18:00
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有料ライブ配信、今度は演劇 vol.2
前回に続き、演劇のライブ配信についてです。
それぞれ、観せ方からして対照的なアプローチで、
同じ日に観ることができたのは、とても貴重でした。
今回の1本がこちら。
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シアターコクーン・ライブ配信『プレイタイム』
原作:岸田國士「恋愛恐怖病」ほか
構成・演出:梅田哲也
演出・美術:杉原邦生
出演:森山未來、黒木華、北尾亘
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有料ライブ配信、今度は演劇 vol.1
前回は音楽のライブ配信について書きましたが、
最近、演劇のライブ配信を同日に2本観る機会がありました。
配信として、それぞれ対照的なアプローチで、
とても興味深かったので、これについて書きたいと思います。
まずは、そのうちの1本がこちら。
(もう1本は、また次に)
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CUBE produce
PRE AFTER CORONA SHOW p
【音楽】有料配信ライブ、初めて参加してみた
そろそろライブ行きたい〜とは思うものの、
新型コロナウィルスが、一気に終息するとも思えない中、
当面は有料の配信ライブ、増えていくんでしょうね。
でもまあ、そこから創意工夫も出てくるだろうし、
VRとの合体とかコンテンツも進化して、なんだかんだ定着しそう。
やがては、「ナマ」「現地体験」という状態が、
最上級に「贅沢」なコンテンツになってしまう、
なんてこともあるかもしれません。
(ワクチン
【映画】監督デヴィッド・リンチと『イレイザーヘッド』
映画監督で芸術家である、デヴィッド・リンチの、
youtubeチャンネルを発見し、すぐさま登録しました。
映像作品などアップしていますが、
L.A.の「今の天気」をお伝えしてくれる数10秒の動画とかもあって…
たまらんな〜この人。
*
実は常々、リンチ氏のことを、
失礼ながら勝手に以下のようなに思っていました。
「あーこの人、表現者になってくれてよかった。
じゃなきゃ、他者もしくは自身に、
【展覧会】アートチーム目[mé]、 半年経ったしネタバレ感想
コロナ禍、美術館に行けないのがツラかった〜
最後に行ったのは昨年の12月、
千葉市美術館で開催された、アートチーム 目[mé]の
『非常に はっきりとわからない』展でした。
とてもおもしろい展覧会で、かつ、
「ネタバレ」要素なども、いろいろ話題になりました。
しかし、みんな空気読んで「ネタバレ」はあまりなかった模様。
改めて「ネタバレ」検索してみたら、その内容や捉え方など興味深い。
半年も経っ
【読書感想】ロックで「独立」する方法って?
あの、「ザ・キング・オブ・ロック」
忌野清志郎の本のタイトルが、
「ロックで成功する方法」でなく、
「ロックで独立する方法」ですよ?
それってどんな意図なのか?
つまりは、
出来るだけすべての行程で、
自分の責任において、納得できる決定をする。
そうして思う通りに音楽をやることが、
清志郎にとって、一般にいう「成功」よりも重要。
「成功」から、更なるものを求めての「独立」。
金銭や名誉といっ
美術館で図書館、理想の施設すぎる
コロナ禍の自粛期間で、辛かったことのひとつは、
美術館と図書館に行けなかったこと。
アート鑑賞や読書、それ以前に、
その空間自体がすばらしくて、そこに居るだけで気持ちが満たされる。
いつでも、気が向いたらブラッと行ける。
それを封じられると、こんなに心って削られるもんなのか~と。
私にとっては、想像以上でした。
そんな気分の中、
「太田市美術館・図書館」の存在を思い出しました。
美術館と図書
【読書感想】ブックカバーチャレンジ、どうでしたか?
ブックカバーチャレンジ、
私にもバトンがまわってきました。
誰がどう始めたのか、よく分からないし、
賛否もあるにはあるようですが、
大まかにこんなルール。
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ブックカバーチャレンジとは、
読書文化の普及に貢献するため、
好きな本の表紙を7回(7日間)アップ。
そのたびに1名を指名してお招きする。
本の説明はなくてよい。
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ゆるい緊急事態宣言と「サルトルの自由」
緊急事態宣言が延長されることが決まりました。
まあ、多分みんな「そうだろうな~」と思ってそうですが。
この、外国に比べてゆるい緊急事態宣言と、
ここ数ヶ月の流れを見ていて、
唐突ですが、15歳頃に授業で出た
「サルトルの自由」について思い出しました。
前後に諸々流れはありますが、
授業での話をザクっと抜粋すると、以下のような内容。
「自由であることは責任を伴う」
↓
自身の自由意志で選択し、