Kutsutta

回想・感想など気まぐれに😊

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記事一覧

育っていくさまを淡々と見続けるということ

大学も最終年の息子が、最近髭を生やし始めた。遅ればせながらの歯列矯正で、笑うたびに口元がキラっと光るのが恥ずかしいらしい。ま、誰も見ちゃいないのは重々承知だけど…

Kutsutta
8か月前
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北野イズムの奇跡を待つ

自分と娘の、いわゆる招き猫現象はあいかわらず続いている。昨日も灼熱の、祭りの後の街角の、まあまあ空いたレストランで、自分たちが席に着いて水を一口飲んだ瞬間、つぎ…

Kutsutta
10か月前
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カローラⅡならぬホンダラクーンに乗って、、な思い出

思い出のごはんを語るバラエティーで、俳優の光石研さんが若手時代の渋谷のパスタ屋さんの思い出を語ってらした。懐かしいと感じつつ、途中差し込まれる現在の映像が、あま…

Kutsutta
1年前
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鮎川誠さんを偲んで

鮎川誠さんを思う時、映像として浮かぶのは、幸せそうな笑顔と九州弁。はるか昔のTVでの記憶が主だけども、ちゅらさんで山田孝之くん演じる恵達のギターの師匠役とか、よく…

Kutsutta
1年前
4

二人が心配な人だけ読んでくれれば幸いな妄想ストーリー

去年から徐々に押し寄せてきた感情。無意識の苛立ち。自分は十分すぎるほど恵まれている。運はかなりいいほうだ。それはわかっているが、バディが、自分を無条件で必要とし…

Kutsutta
1年前
2

エンジェルナンバーもといEXITナンバー

ちょっとした偶然が重なったりするのって、それだけで非日常感があって好きだ。最近特に、人生でこんなに?ってくらいエンジェルナンバーとか、同じ数字の配列とかを見るも…

Kutsutta
1年前

イタチに遭っちゃった

秋真っ只中。柴犬子さんはいい感じのシニアなので、換毛期でちょうど毛が抜けちゃってる時に寒波が来ると大変なことに。冬好きな柴犬が寒がる姿はほんと可哀想すぎるので、…

Kutsutta
1年前
4

ハードボイルドへの憧憬

ルパン三世1stシリーズ。 ルパンと、五右衛門のようで次元。 バディの前では不二子は記号としてのオンナという概念でしかない。 それは暗黙の了解。他人にはわからない。 …

Kutsutta
1年前

忘備録:EXIT

EXITの円熟味について、記憶が薄れる前に書いておこうかな。映像や写真を残すのは簡単なんだけど、なんとなく文字で。 はるか昔の20代前半、まだ村上春樹やサガンの小説を…

Kutsutta
1年前
3

シャイだけど、シャイじゃない生き方を選んだ人

って、トトロのサツキちゃんとメイちゃんの「夢だけどっ、夢じゃなかったーっ」のリズムで真っ先に頭に浮かんだのがこのフレーズ。かねちーの24時間マラソンとその密着90日…

Kutsutta
1年前
6

風の時代のウェディング

㊗️EXITりんたろーさんご結婚🎊 ということで、心からお祝い申し上げます。ファンの一人、一般市民の一人として幸福感で盛り上がっております。ハッピーサプライズからの…

Kutsutta
1年前
6

りんたろーのかねちー呼びの三段活用

快晴の金曜の午後四時。娘はコテージで行われる親友のバチェロレッテに出発すべく、いそいそと荷物の用意してる。素敵だ。青春だ。でもTVで観るやつじゃなくて本来の、結婚…

Kutsutta
1年前
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レブロン・ジェームスとジップロックのおやつ(妄想)

NBAのサマーリーグに、レブロン・ジェームスが顔を出したとあっちこっちのメディアが知らせてた。特に出回っていた写真が、レブロンがジップロックに詰めて持参したスナッ…

Kutsutta
1年前

リンダリンダと異邦人

元々の性格もあるけど、2番目に生まれた息子の子育てはかなりテキトーだったなと思い返す今日この頃。 ある日、大学3年になる息子が、ユーチューブに合わせて脳天気に歌…

Kutsutta
1年前
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人が空中に浮いてる図に魅了されてしまう

すっばらしく快晴で、絶対スタバまでの散歩が最高の朝なんだけど、カフェ仲間の娘は旅行中、夜型人間の夫は当然寝てて、ついでに頼りの柴犬子さんも前足で頭抱えて寝てる。…

Kutsutta
2年前
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雨と緑と音楽的な漫才

先週の暑さから10度くらい下がっておまけに雨模様なので、頭がなんとなく重い。そんな時の作業用BGMは慎重に選ぶ。今日一番フィットしたのは「ワダツミの木」だった。で…

Kutsutta
2年前
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育っていくさまを淡々と見続けるということ

育っていくさまを淡々と見続けるということ

大学も最終年の息子が、最近髭を生やし始めた。遅ればせながらの歯列矯正で、笑うたびに口元がキラっと光るのが恥ずかしいらしい。ま、誰も見ちゃいないのは重々承知だけど、、ということだが、この自意識のおかげで、母親念願の「髭を生やした息子」を見られる日がとうとう来た。

小さい頃は不二家のポコちゃん。中学生ではのだめカンタービレの玉木宏、高校でジャズを始めた頃からはスカパラの谷中、、と、息子はいわゆる濃い

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北野イズムの奇跡を待つ

北野イズムの奇跡を待つ

自分と娘の、いわゆる招き猫現象はあいかわらず続いている。昨日も灼熱の、祭りの後の街角の、まあまあ空いたレストランで、自分たちが席に着いて水を一口飲んだ瞬間、つぎつぎと家族客が入ってきた。私一人より娘と一緒だと、笑うくらい列ができる。服屋の返品コーナーだとか、地下鉄のキオスクだとか。夫が「商売になるんじゃない?」って冗談を言ってた頃からもう20年くらい経った。

今住んでいる街は、いちおう大きいけど

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カローラⅡならぬホンダラクーンに乗って、、な思い出

カローラⅡならぬホンダラクーンに乗って、、な思い出

思い出のごはんを語るバラエティーで、俳優の光石研さんが若手時代の渋谷のパスタ屋さんの思い出を語ってらした。懐かしいと感じつつ、途中差し込まれる現在の映像が、あまりにも記憶と違ってて驚いた。あのパスタを食べてキャッキャしてた十代の頃とはまったく別の街並みになってる。

でも名優光石さんの素晴らしいトークのおかげで、その後結婚して暮らしてた頃の思い出が、なんとなくいい感じで甦ってきたので、この浮かれた

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鮎川誠さんを偲んで

鮎川誠さんを偲んで

鮎川誠さんを思う時、映像として浮かぶのは、幸せそうな笑顔と九州弁。はるか昔のTVでの記憶が主だけども、ちゅらさんで山田孝之くん演じる恵達のギターの師匠役とか、よくタモリの番組に出てたなあとか。

ただ、今でも不思議なんだけど、ひょんなことから鮎川誠本人に会えてサインまでもらっちゃったことがある。

まだ社会人になりたての頃、あるバンドのライブがあって、仲良しの同僚と会社帰りに直行する予定が、その子

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二人が心配な人だけ読んでくれれば幸いな妄想ストーリー

二人が心配な人だけ読んでくれれば幸いな妄想ストーリー

去年から徐々に押し寄せてきた感情。無意識の苛立ち。自分は十分すぎるほど恵まれている。運はかなりいいほうだ。それはわかっているが、バディが、自分を無条件で必要としていたはずの相棒が、別の次元へと続く幸せの扉を開けてしまった。そこは楽しそうだ。愛に溢れている。ただ自分は入れない。入りたいといえば入れてくれるだろう。だがその呑気な優しさが余計に自分をイラつかせる。

単なる愛の世界と言ってしまえば簡単だ

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エンジェルナンバーもといEXITナンバー

エンジェルナンバーもといEXITナンバー

ちょっとした偶然が重なったりするのって、それだけで非日常感があって好きだ。最近特に、人生でこんなに?ってくらいエンジェルナンバーとか、同じ数字の配列とかを見るもんだから、逆に自分が同じ行動しかしてないんじゃないかと自虐に走ってみたりして。

そして今日もいつも通りの朝で、ラップトップで動画流しつつの、スマホでニュースをチェックしつつの、、、と全く次の行動にいかない。着替えにどんだけかけてんのか。外

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イタチに遭っちゃった

イタチに遭っちゃった

秋真っ只中。柴犬子さんはいい感じのシニアなので、換毛期でちょうど毛が抜けちゃってる時に寒波が来ると大変なことに。冬好きな柴犬が寒がる姿はほんと可哀想すぎるので、今年も新しいセーターを着せてやった。

いつものルートの帰り道。スンスン歩いていた柴犬子さんが突然、あたりの落ち葉やら木の根元を嗅ぎ出した。祭りだ祭りだーの勢いで。

また食べ物でも落ちてんのかなと、リードを引きながらふと前方を見ると、20

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ハードボイルドへの憧憬

ハードボイルドへの憧憬

ルパン三世1stシリーズ。
ルパンと、五右衛門のようで次元。
バディの前では不二子は記号としてのオンナという概念でしかない。
それは暗黙の了解。他人にはわからない。
ルパンは好色に見えて冷静。俯瞰。時に無関心。根底には愛情。
次元もしくは五右衛門は、色々なものを端折っていくと、ルパンへの愛のみ。それは無自覚。ルパンは潜在的に知ってる。だから時に意図的に不二子をぞんざいに扱う。本能的に。それが次元も

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忘備録:EXIT

忘備録:EXIT

EXITの円熟味について、記憶が薄れる前に書いておこうかな。映像や写真を残すのは簡単なんだけど、なんとなく文字で。

はるか昔の20代前半、まだ村上春樹やサガンの小説を、等身大の自分に置き換えて読めてたあの頃、ローレン・バコールというハリウッド女優を好きになった。ハンフリー・ボガートの最後の妻。きっかけはファッション雑誌の特集かなんか。それと古い映画鑑賞にハマってたのもあって。

このローレン・バ

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シャイだけど、シャイじゃない生き方を選んだ人

シャイだけど、シャイじゃない生き方を選んだ人

って、トトロのサツキちゃんとメイちゃんの「夢だけどっ、夢じゃなかったーっ」のリズムで真っ先に頭に浮かんだのがこのフレーズ。かねちーの24時間マラソンとその密着90日を観た後の感想。

それと、この先どんなに世の中のハイテク化が進もうとも、読書(漫画でもいいけど)とにかく活字を読んで想像することをやめてはいけないというメッセージを受けた気がした。そもそも、かねちーが素直で美しくて身体能力も素晴らしく

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風の時代のウェディング

風の時代のウェディング

㊗️EXITりんたろーさんご結婚🎊

ということで、心からお祝い申し上げます。ファンの一人、一般市民の一人として幸福感で盛り上がっております。ハッピーサプライズからの即座の実現。めくるめく夢のような時の流れがほんと素敵。

ファンや外野はただ喜んでるだけだけど、そりゃご両人や周りの人達のてんやわんやは想像に難くない。でもこれが運命、そうデスティニー。なんだか書いてるだけで幸せ。

EXITのファ

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りんたろーのかねちー呼びの三段活用

りんたろーのかねちー呼びの三段活用

快晴の金曜の午後四時。娘はコテージで行われる親友のバチェロレッテに出発すべく、いそいそと荷物の用意してる。素敵だ。青春だ。でもTVで観るやつじゃなくて本来の、結婚する子とブライズメイドだけのやつね。

うちの柴犬子さんは、コストコの大きい保冷バッグに食べ物を詰めてる娘から何かを察知して、二階にいる私のところまで来てピーピー鳴いて訴えていた。「こ、これは旅行ですね?わたしもいきます!!」と。その前に

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レブロン・ジェームスとジップロックのおやつ(妄想)

レブロン・ジェームスとジップロックのおやつ(妄想)

NBAのサマーリーグに、レブロン・ジェームスが顔を出したとあっちこっちのメディアが知らせてた。特に出回っていた写真が、レブロンがジップロックに詰めて持参したスナックを食べてるシーン。あの億万長者のレブロンが(笑)ってことなんだけど、これはさもありなんだ。

普段から、大学バスケの息子くんとそのチームを、ただのバスケのうまいパパコーチとして指導したり、外野であーだこーだ言いながらゲーム観戦してるレブ

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リンダリンダと異邦人

リンダリンダと異邦人

元々の性格もあるけど、2番目に生まれた息子の子育てはかなりテキトーだったなと思い返す今日この頃。

ある日、大学3年になる息子が、ユーチューブに合わせて脳天気に歌ってる私を見つめて、なぜかフリーズしている。よく見ると微妙に目が笑ってる。「え?なに?」と訊くと、「ああ、そういう歌なんだ」とすごく納得して「そうかそうか」みたいに反芻してる。

その時歌っていたのは、久保田早紀の『異邦人』。そういえば息

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人が空中に浮いてる図に魅了されてしまう

人が空中に浮いてる図に魅了されてしまう

すっばらしく快晴で、絶対スタバまでの散歩が最高の朝なんだけど、カフェ仲間の娘は旅行中、夜型人間の夫は当然寝てて、ついでに頼りの柴犬子さんも前足で頭抱えて寝てる。そんな待機モードの週末は、朝からユーチューブ観ながらのストレッチが延々と続く。

EXITりんたろーが個人チャンネルでJリーガーとPK対決してる。新しいシリーズとして始まったらしいけど最高じゃないですか。TV番組での対決も面白かったけど、こ

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雨と緑と音楽的な漫才

雨と緑と音楽的な漫才

先週の暑さから10度くらい下がっておまけに雨模様なので、頭がなんとなく重い。そんな時の作業用BGMは慎重に選ぶ。今日一番フィットしたのは「ワダツミの木」だった。でもそれ以降何を聴いてもなんかしっくりこない。

そしたらあった。誰かがまとめたEXITの漫才コレクション声だけバージョン。なんてちょうどいいんだろう。声のトーンもリズムも完璧で、全部みたことあるから知ってるんだけど、ラジオにして聴くと最高

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