鴻池 和彦/㈱cinepos代表取締役/漁港口の映画館 シネマポスト支配人
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クリエイティブの原点
私は映像製作を生業にしているのですが、その根底には様々な媒体から影響を受けたものがベースにあります。
概ね10代から20代前半までの多感で、情報収集に敏感、直情的になんらかの刺激を受けたものによる媒体群からがすべてかもしれません。
例えば、日本史。
日本史への興味は尽きなく、実際小学3年生から学校の図書館に頻繁に出入りした記憶があり、習熟別にあった日本史の百科辞典を良く読んでいました。
興味をも
『漁港口の映画館 シネマポスト』ラインナップ紹介(令和6年5月時点)
地方で単館系ミニシアターを営んでいると、シンプルなお訊ねをいただきます。
「上映している映画を選ぶ基準は何ですか」
「こちらで上映されている映画は知らない映画ばかりですが、何故ですか」
お訊ねの背景を端的に捉えると、普段の情報摂取の仕方がテレビと新聞が主だと考えられます。合わせて、趣向の幅が限定的な方がそれなりの数と読みます。
文化的とされる範疇には、相互認識のカテゴリーの種類とその歴史認識
映画『幽霊はわがままな夢を見る』東京公開について
弊社cineposが配給宣伝を担っております作品について情報解禁となりました。
昨年12 月2日から8日迄、1週間限定での先行上映と銘打ってシネマサンシャイン下関で1000人を超える動員を達成した地元下関出身のグ スーヨン監督最新作『幽霊はわがままな夢を見る』の全国展開に向けた要諦と言うべき東京での公開が発表となりました。
さらに本作品は第2回横浜国際映画祭の招待作品にノミネートされました。
「つくる」と「つたえる」その意味
映画館紹介サイト『港町キネマ通り』にて『漁港口の映画館 シネマポスト』が取り上げられております。
長文にてご記載いただきました。
お時間お手すきの折にでも目を通されてみてください。
ある意味、自分史のようでもあり、気恥ずかしい点もありますが映画館を知っていただく機会として取材に向き合わせていただきました。
そうした意味合いでは、最近別件でもミニシアター紹介の書籍編集のイラストレーター&ライター
『漁港口の映画館 シネマポスト』ラインナップ紹介(令和6年2月時点)
『漁港口の映画館 シネマポスト』では大墻敦監督作品『わたしたちの国立西洋美術館〜奇跡のコレクションの舞台裏』を盛況のうちに終えることができました。
華やかな一級の美術作品展示の裏側で、関わる人たちによる使命感に裏打ちされた尽力、言い換えれば美術品をどのように守っていくべきか一人ひとりの問題意識に投げかける、‘わたしたちの’というタイトルの意味を痛切に感じさせる意義深い作品でした。
或るお客様からは