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「つくり方をつくる。」「つながる仕事。つなげる仕事。」「面白いは誰かのために。」をモッ…

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「つくり方をつくる。」「つながる仕事。つなげる仕事。」「面白いは誰かのために。」をモットーに日々映像などのコンテンツ制作と企画プロデュースに邁進している会社です。毎週水曜更新で奮闘中!http://docksweb.jp

記事一覧

視点の自由研究No.141「視点_質量を伴わない仕事」

先日、本の中古をネットで購入する機会がありました。中古本、しかもネットで購入。探していくと欲しかった本は1円の値になっていました。中古市場で流通の資本主義に沿え…

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6日前

視点の自由研究No.140「視点_法人の中の個人」

広告映像は、BtoBを主体にした業種です。作った映像は生活者に届けられるため、その活用の方向性的にクライアントと共に走る形になります。 さて、今回はそうしたBtoB業種…

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13日前
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視点の自由研究No.139「視点_初手は大切」

囲碁や将棋などで最初に打つ手を意味するこの言葉。映像を作っていく制作部という仕事で言えば、初手は企画を作ることにあたります。 制作進行という仕事において、この「…

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2週間前

視点の自由研究No.138「視点_あなたの仕事は時間拘束系か?成果物系か?」

独立して会社の経営に携わると「売上」ということの言葉の重みを実感しない日はないと思います。サラリーマン時代は、就業規定時間に合わせてきっちり、時には残業や、早朝…

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3週間前
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視点の自由研究No.137「視点_プロダクションは団体芸」

映像制作も最近はビデオグラファーと呼ばれるような方が現れ、単独で企画、演出、撮影、編集と全て一人で行う業務形態も珍しくなくなった2024年。それでも大きな予算で動く…

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1か月前
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視点の自由研究No.136「視点_忘れる」

仕事にしろ、プライベートにせよ、忘れるということはネガティブな意味合いとして使われる言葉だと思います。AIが普及していく社会、データとしての保管もクラウドなど多様…

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1か月前
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視点の自由研究No.135「視点_ドラえもん映画はスゴイ」

先日、娘を連れてドラえもんの映画を見にいきました。皆さんも一度は見たことがあるかもしれません。大人になっても感動するドラえもん映画。このコラムでも映画の魔力を書…

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1か月前
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視点の自由研究No.134「視点_オフィスに何を求めるのか?」

仕事場としてオフィスを活用する企業は多いと思います。映像制作会社もオフィスでの仕事が大半の時間を占めています。今回は仕事場としての場所自体を考えてみようと思いま…

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1か月前
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視点の自由研究No.133「視点_面倒くさがり」

動画を作っていく過程で、外せない要素「編集」。どんな方でも撮影後に編集することは2024年の今も変わりありません。さて今回は、この編集から紐解く形でプロジェクト管理…

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2か月前
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視点の自由研究No.132「視点_多様性を求める社会」

SDGsに始まり、企業はパーパスと呼ばれる指針を示すことで社会的な活動が求められている2024年の世界。日本でも人々の生き方までも見直されてきていると感じています。協調…

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2か月前
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視点の自由研究No.131「視点_会社とは」

昨年、新たなメンバーを加えた弊社。ようやく一年が過ぎたあたりで、そのメンバーが新天地へ旅立つことになりました。ご家族の関係ということもあり円満な送り出しになりま…

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2か月前
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視点の自由研究No.130「視点_メンツ(面子)」

皆さんは、メンツという言葉を知っていますか?どうやら言葉的には麻雀のメンバーから来ているようです。メンツを揃えるなど人数を揃えるという意味合いもありながら、体面…

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2か月前
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視点の自由研究No.129「視点_タネは撒き続けよう」

映像制作はワンオフのオーダーメイドです。似たようなものを毎年作るという仕事もありますが、原則として全く同じものを作り続けるということはありません。当然ながら同じ…

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3か月前
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視点の自由研究No.128「視点_仕事ってドラクエだ」

R映像制作はオーダーメイドで毎回全ての案件が変わります。大量生産で同じものを作る仕事ではないですが、おおよそのフォーマットで作っていきます。今回はこの映像制作の…

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3か月前
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視点の自由研究No.127「視点_無駄と矛盾と愛嬌と」

広告業然り、昨今のIT然り、仕事をしていると効率化や利便性、効果など様々なことにおいて合理性ということが求められています。仕事を進める上での効率性の重要さは、どん…

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3か月前
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視点の自由研究No.126「視点_ブランドは動詞」

企業ブランディングは広告業に関わらす、コンサル業なども主戦場となった2020年代。ブランディング理論は、今も研鑽され、それを扱ったビジネス本も数多く見ることができよ…

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3か月前
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視点の自由研究No.141「視点_質量を伴わない仕事」

視点の自由研究No.141「視点_質量を伴わない仕事」

先日、本の中古をネットで購入する機会がありました。中古本、しかもネットで購入。探していくと欲しかった本は1円の値になっていました。中古市場で流通の資本主義に沿えば、需要と供給で値段が決まるのは間違いありませんが、本という媒体としての価値を改めて考える機会にもなりました。
今回は、本から紐解き、情報を提供することで対価を得るタイプの仕事を考えてみようと思います。思いの外、映像制作も情報を売る商売なの

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視点の自由研究No.140「視点_法人の中の個人」

視点の自由研究No.140「視点_法人の中の個人」

広告映像は、BtoBを主体にした業種です。作った映像は生活者に届けられるため、その活用の方向性的にクライアントと共に走る形になります。
さて、今回はそうしたBtoB業種ならではの営業を考えてみようと思います。
法人営業であり、そのほとんどが人脈の中で成立する業種。起業してから特に営業の大切さを実感した今だからこそ、その経験値を文章として残してみたいと思います。

「法人営業」大企業などでは、すでに

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視点の自由研究No.139「視点_初手は大切」

視点の自由研究No.139「視点_初手は大切」

囲碁や将棋などで最初に打つ手を意味するこの言葉。映像を作っていく制作部という仕事で言えば、初手は企画を作ることにあたります。
制作進行という仕事において、この「初手」というのが実は大きなウェイトを占めているのを最近感じることが多くなりました。今回は映像制作から紐解き「初手の大切さ」を考えてみたいと思います。思いの外、様々なプロジェクトにも通じるかもとも思っている「初手」の考え方。

「企画」映像制

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視点の自由研究No.138「視点_あなたの仕事は時間拘束系か?成果物系か?」

視点の自由研究No.138「視点_あなたの仕事は時間拘束系か?成果物系か?」

独立して会社の経営に携わると「売上」ということの言葉の重みを実感しない日はないと思います。サラリーマン時代は、就業規定時間に合わせてきっちり、時には残業や、早朝出勤など、こと時間による働きに目が入っていた仕事。経営という視点に立つと、そうした労働時間ということよりも売上ということへの注視が優先されていくのは、どの経営者も思うことでしょう。今回は、そんな経営視点から見た就業時間というものを考えてみた

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視点の自由研究No.137「視点_プロダクションは団体芸」

視点の自由研究No.137「視点_プロダクションは団体芸」

映像制作も最近はビデオグラファーと呼ばれるような方が現れ、単独で企画、演出、撮影、編集と全て一人で行う業務形態も珍しくなくなった2024年。それでも大きな予算で動く映像制作では、まだまだ多くのスタッフによる共同作業が当たり前のように行われています。
プロダクション(業界的によく呼ばれる映像制作会社の呼び名)では、プロデューサーに始まり、プロダクションマネージャーと呼ばれる制作の方たちが集まり、映像

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視点の自由研究No.136「視点_忘れる」

視点の自由研究No.136「視点_忘れる」

仕事にしろ、プライベートにせよ、忘れるということはネガティブな意味合いとして使われる言葉だと思います。AIが普及していく社会、データとしての保管もクラウドなど多様化されていく世界。「忘れる」ということが人間特有の性質になってきているなと思います。
今回は、この「忘れる」という性質を一種の能力として考えてみようと思います。

「人間関係」仕事をしていくと、様々なトラブルにあうのはどの職種でも同じだと

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視点の自由研究No.135「視点_ドラえもん映画はスゴイ」

視点の自由研究No.135「視点_ドラえもん映画はスゴイ」

先日、娘を連れてドラえもんの映画を見にいきました。皆さんも一度は見たことがあるかもしれません。大人になっても感動するドラえもん映画。このコラムでも映画の魔力を書かせて頂きました。
今回は、映像制作者の端くれとしてドラえもん映画を分析してみようと思います。

「オリエン的分解」まずは、広告業らしくドラえもん映画を一個の成果物と見立て、その大元であるクライアントからのオリエン情報として分解してみたいと

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視点の自由研究No.134「視点_オフィスに何を求めるのか?」

視点の自由研究No.134「視点_オフィスに何を求めるのか?」

仕事場としてオフィスを活用する企業は多いと思います。映像制作会社もオフィスでの仕事が大半の時間を占めています。今回は仕事場としての場所自体を考えてみようと思います。
仕事として「場所」をどう考えるのか?

「編集室」編集室という場所に来たことがある人は数が少ないでしょう。広告会社関連の方や広報担当者なら行ったことがあるという方がいらっしゃると思います。撮影に関わった方達の苦労などが編集され、映像と

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視点の自由研究No.133「視点_面倒くさがり」

視点の自由研究No.133「視点_面倒くさがり」

動画を作っていく過程で、外せない要素「編集」。どんな方でも撮影後に編集することは2024年の今も変わりありません。さて今回は、この編集から紐解く形でプロジェクト管理を考えてみようと思います。
実は最初にすべきは仕分けと整理というお話。

「整理」撮影が楽しくて様々なショットを撮ってしまうというのは、よくある話です。時に複数台のカメラを用い、長時間に及んだ撮影などでは、その素材も膨大になっていきます

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視点の自由研究No.132「視点_多様性を求める社会」

視点の自由研究No.132「視点_多様性を求める社会」

SDGsに始まり、企業はパーパスと呼ばれる指針を示すことで社会的な活動が求められている2024年の世界。日本でも人々の生き方までも見直されてきていると感じています。協調、共生、そしてモラルが問われている時代に多様性という感性は必要不可欠になりました。今回はなぜ多様性が求めれているのか?その点を深堀ってみようと思います。

「ホワイト社会」汚職などの金銭問題、不倫などの男女関係問題、権力行使によるパ

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視点の自由研究No.131「視点_会社とは」

視点の自由研究No.131「視点_会社とは」

昨年、新たなメンバーを加えた弊社。ようやく一年が過ぎたあたりで、そのメンバーが新天地へ旅立つことになりました。ご家族の関係ということもあり円満な送り出しになりましたが、一年を通して様々なことが起き、そしていろいろな学びがありました。一番大きく考えたことは会社としての動き方でした。今回は、新たなメンバーが加わったことから得た経験を書いてみようと思います。
雇う側と働く側の想いのお話しです。

「経営

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視点の自由研究No.130「視点_メンツ(面子)」

視点の自由研究No.130「視点_メンツ(面子)」

皆さんは、メンツという言葉を知っていますか?どうやら言葉的には麻雀のメンバーから来ているようです。メンツを揃えるなど人数を揃えるという意味合いもありながら、体面や面目などの意味としても使われます。今回は後半の意味合いでのメンツ、すなわち体面を考えてみたいと思います。

「古き時代」もはや古き時代といっても過言ではないかもしれません。広告業は面子を重んじる文化がありました。広告代理店(もはやこの言葉

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視点の自由研究No.129「視点_タネは撒き続けよう」

視点の自由研究No.129「視点_タネは撒き続けよう」

映像制作はワンオフのオーダーメイドです。似たようなものを毎年作るという仕事もありますが、原則として全く同じものを作り続けるということはありません。当然ながら同じクライアントと言えど一回一回が全く違った映像作品として出来上がる。今回は、そうしたオーダーメイドという納品物にとっての営業を考えてみようと思います。

「人に会う」納品物が最後になるまで詳細把握できないのは、家作りやオーダーメイドの服、さら

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視点の自由研究No.128「視点_仕事ってドラクエだ」

視点の自由研究No.128「視点_仕事ってドラクエだ」

R映像制作はオーダーメイドで毎回全ての案件が変わります。大量生産で同じものを作る仕事ではないですが、おおよそのフォーマットで作っていきます。今回はこの映像制作の仕事を視点を変えて一種のゲームとして見てみようという試みです。案外とクエスト的処理の仕方ができるのが映像制作の仕事だと思っています。

クエスト的視点RPGというゲームは世に出ている数も多く、皆さんプレイしたこともあるのではないでしょうか。

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視点の自由研究No.127「視点_無駄と矛盾と愛嬌と」

視点の自由研究No.127「視点_無駄と矛盾と愛嬌と」

広告業然り、昨今のIT然り、仕事をしていると効率化や利便性、効果など様々なことにおいて合理性ということが求められています。仕事を進める上での効率性の重要さは、どんなことにも言えるのは間違いありません。
でも、そもそもの広告という存在は、社会の余興的なものでもありえます。今回は、広告という存在から世の中、そして人の生き方を見てみたいと思います。

「無駄」日常生活においてちょっとした家事があると思い

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視点の自由研究No.126「視点_ブランドは動詞」

視点の自由研究No.126「視点_ブランドは動詞」

企業ブランディングは広告業に関わらす、コンサル業なども主戦場となった2020年代。ブランディング理論は、今も研鑽され、それを扱ったビジネス本も数多く見ることができようになりました。
今回は地方の零細企業もよく扱うブランディングについて考えてみたいと思います。実は自分たち自身もどうすべきか?そんなことも考えてみようと思います。

「ブランディング」あまりにも有名になってしまいましたが、そもそもブラン

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