マガジンのカバー画像

たべもの

27
たべものにまつわるあれやこれや。
運営しているクリエイター

記事一覧

#131 金曜日はカレーの日

#131 金曜日はカレーの日

2日ぶりの出社でかつ金曜日なので、久しぶりに仕事帰りにご飯を食べに行ってきた。

私はローカル雑誌を読むのが好きなのだが、そちらに載っていた定食屋さんに。

階段をのぼった2階にお店が構えられていて、入るとこれでもか、と書かれたメニューがぎっしり並んでいた。

「その他あるものでなんでもつくります」と最後に書いてあり、こりゃ愛されるお店だな、と感じざるを得なかった。

「金曜日はカレーの日」という

もっとみる
#127 めでたい・たいやき

#127 めでたい・たいやき

すこし寒い外で食べるあたたかいものというのは、どうしてこんなにも美味しいのだろう。

会社の近くに新しくできたたい焼き屋さん。お昼休みに本屋に出掛けるときにいつも前を通るものだから、気になって仕方がなかった。

たい焼き

たい焼きというのは名前の通り鯛の見た目の魚を焼いたものであり、主にあんこが中に挟まっている訳だが、どうして魚を模した生地にあんこをいれようかと思ったのか。

起源に着いて調べた

もっとみる
#117 幸福のシナモンロール

#117 幸福のシナモンロール

Amazonプライムで、「北欧こじらせ日記」を観た。

こどもの頃からフィンランドに憧れる主人公は、突然の倒産で職を失い、ほんとうにやりたいことは何なのかを模索しながら奮闘していく。実話がベースとなっているお話だ。

とてつもなく端折ると、このドラマは主人公が寿司職人になる為にフィンランドへ飛び立つところで終わる。普通に端折りすぎなので本編をみていただくことを推奨する。

終始 のほほん(のほほん

もっとみる
#114 えんがわ調べ

#114 えんがわ調べ

食べ物の中で、ダントツに寿司が好きなのだが、寿司は寿司でも「新潟の寿司」が好きだったということに、

新潟を離れた去年気付いてしまった。そして何度も、しみじみと感じている。

とはいえ寿司は好物なので、先日、今住んでいる場所でお寿司を食べたのだが、

えんがわが知っているえんがわではなかった。

えんがわが、、えんがわがゴリゴリだった。つぶ貝のようなゴリゴリの歯ごたえだったのだ。

私の知っている

もっとみる
#108 『かきあげ天玉そば』

#108 『かきあげ天玉そば』

蕎麦って、頻繁に食べるものではない。

うどんやそうめんは私にとって、

「レンジで3分半待つだけで、いつも変わらぬ美味しさを提供してくれる冷凍うどん」



「2分茹でるだけで出来上がってくれる、夏はこいつ無しでは生きられないそうめん」

としてメジャーなのだが、

蕎麦は私の生活に身近ではない。特に理由はなかったが、スーパーで手に取らないのだ。
だからか 蕎麦は外食 というイメージがある。

もっとみる
#103 秋、月見

#103 秋、月見

月見バーガー。月見パイ。

沢山食べるわけではないのにこれらに対して特別な感情を抱いているし、

何よりもこの2つを聞くとどうしても秋を感じざるを得ない。

月見バーガー、月見パイを聞いて秋を感じさせられる。これは世界一幸せな強制だと思う。

四季の中で秋が1番好きだ。ちょうど今。夏から冬への季節の変わり目の、グラデーションのような時間。

17時頃にはもう外は薄暗くなっていて、歩いていると少し肌

もっとみる
#101 すき焼き牛丼の日

#101 すき焼き牛丼の日

爆裂的に牛丼が食べたい。

年に4回くらいあるそういう日。
今日はそういう日だった。

おそらく3ヶ月ぶりに某牛丼チェーン店に向かった。

注文がタッチパネル式になっている!
メニューが増えている!

3ヶ月の間にすき家はみちみちと進化していた。

一人暮らしの状態だと、私は夜ご飯がバナナ1本、冷凍ブルーベリー、など、壊滅的な食生活を家でしてしまうことがあるのだが、

反対に外食においては健康思考

もっとみる
#99 プリンに惹かれるのは

#99 プリンに惹かれるのは

どうしてプリンはこんなにも魅力的なのだろうか。

私はプリンがすきだ。

何がそんなに好きなのか、と言われたら

1番は見た目なのである。

あの、つやつやの、表面が反射して全てをきらきらに映してくれる感じ

王道プリン、四角プリン、様々なそれぞれの形。

小さいのに重みのありそうな、どっしりとした安定感。

だいたい、本当の強者というのは強そうに威張ったりなどしていないと思う。やさしく、やわらか

もっとみる
#95 カレーじゃなくてカリー

#95 カレーじゃなくてカリー

全く、先日「カレーか、餃子か。」のBRUTUSムック本を手に入れてからというもの、餃子とカレーへの関心が高くてしょうがない。

今回は、カレーだ。いや、カリー。

ビルの5階。

ひっそりとしたところに隠れ家のように佇む無国籍バー。

無国籍バー というのは初めてだ。どういうこと?と思いながらも廊下を進んでいくと、本当に隠れ家のように奥まったドアがあった。そのドアは、なんとなく「ハウルの動く城」の

もっとみる
#90 チーズケーキ(黄色)

#90 チーズケーキ(黄色)

チーズケーキと言ったら黄色。

チーズが黄色いのでね。

帰り道に駅に寄った。そしたら期間限定ポップアップという形で、カフェが出店していた。

期間限定という言葉には弱い。

当然のように足を止めると、そこには
黄色、緑、グレーのチーズケーキ。

緑のチーズケーキ
グレーのチーズケーキ

って、文字で見るとあまり美味しくはなさそう。食欲は全くそそられない。

だが、実際にそこに並んでいたチーズケー

もっとみる
#88 木曜日の餃子

#88 木曜日の餃子

仕事終わりの餃子

というのは、響きが良すぎる。

多分身体にも良い。

今回は、住んでいるところでいちばん人気と聞く、前から目をつけて行きたい餃子のお店としてメモしていた餃子やさんに行ってきた。

餃子がメインのお店と言ったら王将なので、個人経営のそのような場所に行くのってわくわくの塊。

お店は引き戸が常に空いているスタイルで、カウンターで既に餃子を嗜んでいる人が外から見える。

暖簾をくぐっ

もっとみる
#83 お別れの前のフレンチトースト

#83 お別れの前のフレンチトースト

彼とお別れした日、お別れの話になるちょっと前の時間のこと。

その時間は彼に予定があって別行動をしていた。
13時前。再集合は15時。

お昼ご飯を食べていなかったので絶対にどこかで美味しいものを食べたいな〜と、街のアーケードをフラフラしていた。

なのに、特に食べたいものが見つからない。お腹は空いているのに。

どうしてだろうか、ジャンクなものは違うし、定食もなんか違う。ドラッグストアに入って涼

もっとみる
#82 かき氷はじめ

#82 かき氷はじめ

突然だが、今年の夏の目標は、かき氷を6つ食べることである。

週に一回食べるとしても6週に渡るので、1ヶ月半かかる。

夏は7月から9月の半ばまでだとかんがえると、11週間ある。

2週間に1回は必ずかき氷を食べるペースだ。いけるぞ。実に現実的。

そして先日、ついに記念すべき第1回目のかき氷を食してしまった。かき氷はじめだ。(鳴り響く黄金の鐘の音)

選ばれたのはピスタチオといちごのかき氷。ハー

もっとみる
#80 野菜カレードリアのすゝめ

#80 野菜カレードリアのすゝめ

ミスドの次にお昼ご飯として選んで足を運ぶのが、サイゼリヤである。

サイゼリヤといえばミラノ風ドリア。ミラノ風ドリアを年に2回食べるか食べないか、というくらいで、あまりサイゼリヤには行く習慣がなかった。

ある日ミスドが混んでいてどうしようもないお昼ごはんの迷い子になってしまった。そこで、会社の近くにサイゼリヤがあったことを思い出して1度行ってみたら、とてもよかったのが私たちの馴れ初めである。

もっとみる