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ステロイドで眠れんのか?
ステロイドの影響でうまく眠れない。しんどい。
いや正確に言うと眠れる時と眠れない時の差が著しく激しい。
もし今日12時間睡眠がとれたとすると、翌日とそのさらに翌々日は2時間ちょっとの睡眠になってしまうような形だ。
とまあ充実した睡眠がとれないのをステロイドのせいにしているが、生活態度にもその原因の一端があるのを自覚している。
眠るのが朝方の6時になってしまうようでは、充実した睡眠が取れない
個人的な苦しみの起源、反芻の源泉
地味だが強烈な鬱のさなかにいる。困ったものだ。私の鬱的ものの中心症状は反芻が全面化して避けられないものになることである。まあ本当にいつものことである。ただ本当に困ったものである。やたらと反芻されている思考が避けがたいものになる。ただ何を主題として反芻が起こっているかが記憶されない。いつもこの状態になると苦しい思いをしているという実感だけが残る。感覚として、やたらと痛い思いをしたという実感だけが体に
もっとみる私が死んだら私の主観はどうなる?
眠っていたいことを認識できるのは起きてからである。眠っている最中に眠っているとは認識できない。今日いい睡眠だったと判断するのは、または悪い睡眠だったと判断するのは、結局起きてからである。
死とは起きることのない睡眠である。つまりは永続的に自分が寝ていたことを認識できない睡眠である。それが何を意味するのか。今の私にはわからない。
今、私が確からしいと納得して書けるのはここまでである。この主題に関
鬱っぽくて本が読めないので動画について書く
ここ一年間潰瘍性大腸炎の治療がうまくいかず、炎症が収まる気配を見せなったせいか、自分のもう一つの特徴である、鬱的感情と負の思考が前面に出てきてしまっている。小さく目標にしていた、本をひと月何冊か読んで自分の哲学を構築するといった使命もストップしている。目標にしていたことがまともにできないことを自己嫌悪し、さらに鬱屈し、それによってまた更に集中力や興味関心の能力が低下していく、それによって・・・とい
もっとみるインターネットが怒りっぽくなっていると語られているらしい
インターネット、もといsnsが現実に浸食されて久しい。その変化が表れているのだろうか、相互コミュニケーションの領域で、怒りを目の当たりにする経験が増えているとの声が聞こえる。確かに最近のxなんかは妙に男がどうたら、女がどうたらうるさいっちゃうるさいのである。と自らの経験に引き付けて話したいのだが、困ったことにそういった勢力の書き込みを見つけた瞬間即ブロックしていったかいあって、私のxには一切流れて
もっとみる哲学って何を対象にした学問なのだろうか?というか哲学って何?
自分史上空前の哲学書ブームが来ている。前々から好きな領域ではあったのだが、少しばかりそうしたことへの興味関心が薄れていた。だがニッポンの思想を一読したのを皮切りにして、次々に積読してあった哲学史の本に目を通し、カントやヘーゲル、マルクスなどの本格な哲学書を理解するには、その周辺知識を頭に入れておかないと理解に近づくことすらできないだろうと、やけになって当時の政治、経済、社会、宗教などの知識をこの身
もっとみる暇と退屈の倫理学 國分功一朗 感想とメモ
暇と退屈ほど身近でありながら、思考の対象に上っていなかったものはないだろう。いや、正確に言うならば輪郭がぼやけすぎてどうとらえ、どう語ればこの現象?概念?をうまいこと哲学できるか悩ましいものはない。
つい最近、高度消費社会や情報社会と苦痛、不安の関係性を考えていた私にとって、非常に有意義な時間を与えてもらった気がする。
人間は退屈を逃れるのなら事件を望み、なんなら自分自身に不幸が降りかかっても