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GTDを実践するための手助けになる記事

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GTDは自転車と同じ。 自分なりの乗り方が見えるとこんなに便利な道具はない。 しかし、自転車と同じく乗れるまでは意外と大変。 そんなときにヒントになってくれそうな記事たちです。 … もっと読む
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2020年1月の記事一覧

依頼事は、口頭ではなくメモを見ながら合意する(家庭にて・・・)

依頼事は、口頭ではなくメモを見ながら合意する(家庭にて・・・)

仕事では当たり前ともいえる「仕事を受けるときには、メモを見て、確認をして理解して受ける」ということを家庭でも丁寧にやったら、ストレスが減ったという話です。

家庭で起こる・・・言った・言わない・聞いてない→やらない・やってくれないちょっとした買い物や、家事を相手に頼む時に家庭で起こりがちなのが、口頭でやって欲しいことを頼むのだが、つい忘れてしまうという問題です。

頼んだ方は、当然ですが、やってく

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事柄の連続的な捉え方:後編(GTDStep5:「6つのレベル」から発想されたこと)

事柄の連続的な捉え方:後編(GTDStep5:「6つのレベル」から発想されたこと)

続きものです。前編はこちら。

さて、今回は後編です。

前編では「高度マップ」は、自分にとってのミクロからマクロまでをつなげて考えようとする見方・思考であると書きました。

この見方や思考は、何も「自分」だけではなく、世の中や周囲のことを考える上でも、「高度マップ」の考え方は使えるのではないだろうか?というのが今回です。

会社や組織(「家族」までも含む?)について「6つのレベル」で考えてみる例

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事柄の連続的な捉え方:前編(GTDStep5:「6つのレベル」から発想されたこと)

事柄の連続的な捉え方:前編(GTDStep5:「6つのレベル」から発想されたこと)

「前編」としたのは、GTDの全体像から整理からスタートするためです。

あらためてGTD実践における5つのStepGTDを実践する上で、基本は5つのstepから成り立っています。簡単にStepを列挙しておくと、

Step1:把握する(「気になること」の把握)

Step2:見極める(具体化・明確化をする)

Step3:整理する(Step2を適切なリストへおとす)

Step4:更新する(システ

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育児に役立つGTD(「書き出す」癖が突発的対応を助けてくれる)

育児に役立つGTD(「書き出す」癖が突発的対応を助けてくれる)

普段の生活や仕事であれば、自分の仕事のペースや流れを無意識に経験から感じて進められるものですが、そこに新しいことや、変化が起こるためにうまくいかない状況が起こりがちです。

育児は「突発的な対応」の宝庫→ストレスの宝庫になりやすいさて、第二子が産まれたことで、赤ちゃんのいる生活が始まりました。これまでの日々とは違う「気になること」の発生はもちろん、タイミングを読まずに、赤ちゃんからのシグナルは鳴り

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思い出の品、捨てる・捨てないの問題(GTD的な見方で)

思い出の品、捨てる・捨てないの問題(GTD的な見方で)

「必要な物」以外にも、日常には「物」があります。例えば「思い出」と紐づいた物たちです。

GTDだと「資料として保存する」に分類される例えば、アルバムを手にとってみましょう。それ自体について今、具体的2行動を起こす必要はありません。そういったものの仕分けとしては、

1:捨てる・・・必要なければ捨ててもよい。

2:保存する・・・資料・情報として蓄積する。

3:保留する・・・今じゃないけど、行動

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どうしたら、片付くのだろうか?(「保留」を活用する)

どうしたら、片付くのだろうか?(「保留」を活用する)

部屋を片付けておきたいのに、なぜか散らかってしまう・・・。

早く片付けなさい・・・とは言われても・・・子どもが部屋で遊んだ後に、おやつやお風呂の時間になる時に、始まるのが、「お片付けの時間」です。これがなかなか曲者です。

どうしても親としては、決めた分類に、おもちゃを片付けさせようとするのですが、子どもにはなかなかその「分類」が伝わっていないのです。

最近気づいたのですが、これは私自身も同じ

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行動の「なぜ?」を問いかける(自分にとっての「重要性」をGTDの高度マップで考えてみる)

行動の「なぜ?」を問いかける(自分にとっての「重要性」をGTDの高度マップで考えてみる)

「やりたいことをやる人生って素敵!」とよく考えますが、「やりたいこと」について少し深めておかないと危険が潜んでいます。

やりたいことの「なぜ?」を問いかけてみましょう?

「やりたい」ではなく「やりたくない」から特にやる理由がわからない、という回答があり得るでしょう。理由がわからないけど、やりたいと思ってやっていることがあり得ます。怖いのは、それが「やりたい」のではなくて「やりたくない・なりたく

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電車通勤の通勤時間も悪くない

電車通勤の通勤時間も悪くない

こんなにもやることが制限され、そして一人になれる時間が現代に他にあるだろうか?いや、ない。(特にこの記事の焦点は、電車通勤の方です)

電車通勤の良いところ1:選択肢の限定まず、やれることが制限されます。使えるツールは、スマホや手帳、本くらいになります。その結果、やることの選択が容易にすることができ、焦点を定めやすいのです。

なまじオフィスにいると、他からの仕事の依頼も来れば、パソコンも開けるの

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選ぶ「楽しさ」と「苦痛」・相反する気持ちの根源

選ぶ「楽しさ」と「苦痛」・相反する気持ちの根源

選択することは、楽しいでも、面倒くさいことでもある。相反する気持ちが出てくるのはなぜだろうか?

選ぶ楽しさ:「自由さ」「自分らしさ」が根源にある(私の場合)「選ぶことが楽しい」と感じられるのはどんな時か。私の場合は、持ち出すカメラに付けるレンズと交換レンズのどれを持ち出すか?といった組み合わせを考え、選ぶ時が一番に思い出されます。

どんな写真を撮りたいか、そんなことを考えながら手持ちのレンズか

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「突発的な仕事が多い!」・・・に対応する

「突発的な仕事が多い!」・・・に対応する

年末年始に外食が増えました。

ファミレスで昼を食べていて感じたのですが、ファミレスの仕事は「突発的な仕事」で満ちています。オーダーはとってみないとわかりませんし、それに対応して料理が変われば、厨房の行動は変化します。そもそも客がどれだけ来るかによっても、フロアの行動は変化します。

結局、計画を立てておいても、計画通りの行動をとれないことばかりになります。

「計画通りに行かない!」ことを悲観し

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GTD「プロジェクトサポート」の効果(行動におけるtipsメモが便利)/Microsoft To Doの場合

GTD「プロジェクトサポート」の効果(行動におけるtipsメモが便利)/Microsoft To Doの場合

GTDを実践する上で、ツールによってやり方は若干違うのですが、メインになる「次の行動」や「プロジェクト(望む結果)」と紐付けて、「メモ/備考欄/プロジェクトサポート」というものを作っておくのが運用上便利です。

私が使っているMicrosoft To Do では「次の行動リスト」のそれぞれの具体的行動の中の「メモ」の欄を活用しています。

メモ欄の便利さ行動やプロジェクトに関する情報をメモしておく

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できるだけ少ない集約点に集める(「書き出す」は「書き散らす」ではない)

できるだけ少ない集約点に集める(「書き出す」は「書き散らす」ではない)

GTDを実践する上で、「書き出す」ということが入口になります。ただし、むやみに書き出すだけでは上手くいかないでしょう。

集約点(書き出す場所)「書き出す」ことで、頭の中の気になることが外に出て、スッキリします。しかし、そこら中のメモに自由に書き出したり、スマホやパソコンなどそこかしこに書き出してしまうと、結局どこに書いたかわからなくなってしまい、その結果として「あれ、書き出したか?書き出してない

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長期休み・・・仕事のことが気になってしまったらどうする?

長期休み・・・仕事のことが気になってしまったらどうする?

年末年始の一週間程度が長期休みに入るかどうか微妙かもしれませんが、一応「長期休み」としておきましょう。

「整理」や「書き出し」は常に必要長期休みであっても、仕事のことやプライベートのことで「気になること」は生まれ続けます。

「あれ、あのメールどうだっけ?」

「あの書類まわしたっけ?」

「出勤初日にすることなんだっけ?」

などなどのことが浮かぶはずです。こういったことが浮かぶほどに、休日の

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人生は常に途切れずに続いていく・・・(あけましておめでとう)

人生は常に途切れずに続いていく・・・(あけましておめでとう)

仕事が年末年始で休みに入ると、なんだか流れが途切れるような感覚になることがあるかと思います。

しかし、季節の節目であっても、自分の生活・行動とゴール・プロジェクトは途切れることなく継続されていくのです。

年があらたまっても、何も変わらない正月を過ぎたからといって、物事が自然と片付いたり、勝手に進捗したり、なんてことはなく、年末の状況が引き継がれて進んでいくだけです。

GTDの仕事術で行動とプ

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