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GTDを実践するための手助けになる記事

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GTDは自転車と同じ。 自分なりの乗り方が見えるとこんなに便利な道具はない。 しかし、自転車と同じく乗れるまでは意外と大変。 そんなときにヒントになってくれそうな記事たちです。 … もっと読む
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#整理術

子供のGTD、まずは集約点としてIN BOXを作る

子供のGTD、まずは集約点としてIN BOXを作る

物の準備は難しい(子供の話だが、大人も本質は一緒)

例えば国語の授業の準備をする時に、単純に教科書を準備したら終わりではないのです。

教科書や、授業用のノートや、書き取り練習用のノートや、宿題プリントや、その他副教材的な本や・・・。

というわけで、棚からかばんへ移し替えていく段階でよくわからなくなってしまいます。

そこで集約点としてIn Box(あつまるBox)を設定しました。

一旦集め

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散らかることをあきらめる(散らかさないは無理)

散らかることをあきらめる(散らかさないは無理)

散らかるのは自然なことです。エントロピーは増える方向に進むのです。

おそらくは「生きることは散らかすこと」なのです。

なので「いかに散らかさないか」ではなく「いかに散らかったものを整理するか」ということを考える必要があるように思います。

復帰する方法や手順を確立しておくことどんな方法や手順でもいいのですが、「整理するやり方」を自分の中で確立しておくことです。

一度物事が散らかってしまったと

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新人の方へ…「まずは書き出す!」

新人の方へ…「まずは書き出す!」

頭の中は思ったより容量がありません。すぐにメモリは一杯になるので頭は回らなくなります。その結果、今やるべきことがわからない、やるべきことを決めても集中して取り組めないということに陥ってしまいがちです。

そこでGTDのStep1「把握する」が役に立ちます。

「気になること」は、とにかく書き出せ!GTDの仕事術・整理術の入り口は非常にシンプルです。頭に浮かぶ「気になること」はプライベートも仕事も、

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物が減ると、ストレスも減る、しかし・・・

物が減ると、ストレスも減る、しかし・・・

身の回りに物があれば「気になること(もの)」が発生する可能性がそれだけ増えます。

例えば、新しい家電が一つ増えれば、そのメンテナンスやそれに付随する「気になること」が増えるわけです。

更には、その家電が常に目に見えるような位置にあれば、目に入るたびに「気になること」が頭の中に想起されるような状況になりますから、それらが積み重なることでストレスにもなるでしょう。

解決策1:物を極力持たない→気

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ホームオーディオの完全なる整理(GTDで見極めてみると)

ホームオーディオの完全なる整理(GTDで見極めてみると)

GTDの考え方も活用しつつ、本格的にスピーカーとアンプの処分を検討しました。

断捨離的なものもGTDって扱えるんですよ。

オーディオについては、だいぶ前の記事でオーディオの処分・現金化の話をしていました。

実は、元々持っていたオーディオを売り、ポータブルオーディオとカメラに資金を振り分けたのですが、屋内用のアンプとスピーカーが完全になくなったわけではなく、中古の安い・小さめアンプとスピーカー

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書き出せ!書き出せ!それで頭は軽くなる!

書き出せ!書き出せ!それで頭は軽くなる!

雑念を精神統一で頭から吹き飛ばすようなことは難しい。なくそうすればするほど追いかけてくる。

結局は頭の中でモヤモヤさせているものを気合だけでなんとかはできないものです。

だから書き出す!頭の中から追い出すことが重要です。

目の前に出てくるのは最初はそのモヤモヤと対峙しなければいけない感じがして気がのらないかもしれませんが、こんな有名な言葉があります、

敵を知り己を知れば百戦殆うからず

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あなたは「復活の呪文」をもっていますか?(休み明け・繁忙期後に良い状態へと自分を戻す)

あなたは「復活の呪文」をもっていますか?(休み明け・繁忙期後に良い状態へと自分を戻す)

RPGのドラクエであれば、復活の呪文によって前回の状態からゲームを再開することが可能でした。

リアルな生活の場合、復活の呪文をあなたは持っていますか?

休み明けや嵐のような繁忙期の後に・・・例えば休み明けであれば、仕事を再開するときに、どこから手を付けるべきか、何をやっていて何から再開すべきか、そういったことがわからなくなってはいないでしょうか?

そんなときにどうやって自分の頭や手元を整理し

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「明確化と決断」の重要性(GTDより)

「明確化と決断」の重要性(GTDより)

「抱えている物事を進める」「日々のストレスを減らす」・・・そのためには抱えている「気になること」を明確にして、決めることです。

明確化と決断(決定)ということがStep2「見極める」という範囲になります。

一つ決断をすることで、一つストレスの原因はなくなっていきます。

行動はしなくてもいい、ただし・・・そして、GTDの面白いところは「行動しない」という選択肢を許す点です。

「行動しない」と

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ポストイットの魅力(GTDの第一歩・その実践ツールとして)

ポストイットの魅力(GTDの第一歩・その実践ツールとして)

ポストイットとは何事にも便利な道具です。

GTD仕事術をまわす上でも大変重宝します。

気になったら、秒で書き出すGTDのStep1把握する、というステップにおいては「気になること」をとにかく書き出すことをしていきます。頭に残しておくことは、頭に無用な負荷をかけることになります。

そのためには、気になったらその場で即書き出す、ということがポイントになります。この時に、少しでも書き出すことが手間

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うまく忘れることが生産性の鍵

うまく忘れることが生産性の鍵

物事に集中するためには、集中したいこと以外を忘れる必要があります。頭の中にそれ以外のことが思い浮かぶようだと、集中を阻害してしまいます。

問題はただ忘れるだけでは、日常生活に支障が出てしまうでしょう。だから「うまく」忘れる必要があります。

「うまく」忘れるとは・・・GTDに頼るならば、必要な時には思い出せるようにしておくことができる、そんなシステムに預けておく、という感覚になるかもしれません。

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ながら仕事は・・・

ながら仕事は・・・

GTDの仕事術・整理術の見方としては「マルチタスクを同時にこなす」なるものは存在しない、ということになります(必ずシングルタスクでしかない)

とはいえ「現実には『ながら仕事』というのがあるじゃないか!」と言われるかもしれません。

よーく分解して見てみると・・・「ながら仕事」というのは、あるにはあるのですが、どうにも効率はよくないはずです。

人間は究極のところ一度に一つのことにしかできません。

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世界はシンプルだけど数が多い(だから「保留」という判断がある)

世界はシンプルだけど数が多い(だから「保留」という判断がある)

数日前に、世の中をGTDでシンプルにとらえる、ということを記事にしました。

しかし、そうであっても容易に物事が進まないと感じることはあると思います。なぜでしょうか?

それは、数が多いからです一つひとつは単純なものであっても、一人の人間の持っている「プロジェクト」は結構な数になります。私の手元をみれば、仕事関連で100ほど、プライベートで50ほどはプロジェクトが明確化されています。

現状で、や

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世の中を究極までシンプルにみる(GTD的な見方で)

世の中を究極までシンプルにみる(GTD的な見方で)

世の中の問題や課題は非常に複雑で入り組んでいるように見えますが、GTD的な見方をしてみると、その本質は非常にシンプルだったりするようです。

結局のところ全ては「する」か「しない」か全ての問題や課題については、まず行動をするのか?しないのか?ということで二分することができます。具体的な行動が浮かんでなくとも、その件について行動をするかしないかを決めることはできます。

全ての問題や課題に適用ができ

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「捨てる」ではなく「見極める」こそポイント

「捨てる」ではなく「見極める」こそポイント

「断捨離」をすることで気持ちがスッキリするのはなぜなのでしょうか?

これはモノを「捨てる」からではなく「見極める(モノの意味を決める)」ということに、そのスッキリの理由があると考えます。

あくまで「見極めた結果として捨てるものが多かった」という順番だと考えます。

なぜスッキリしないのか?ちょっと反対から考えてみましょう。

「なぜ、あなたは気持ちがスッキリしていないのですか?」

その答えは

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