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わたしの好きなものについての記事

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日々を豊かに彩ってくれているものについて書いたものをまとめました。
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料理の効能

料理の効能

今回は、日頃感じる料理の効能について書いてみたいと思う。

《作る喜びを感じられる》
まずはこれだ。シンプルだけど、したい時にする料理は特に、何かを作る喜びを与えてくれる。
例えば卵焼き。
私は週に2回くらい卵焼きを作るが、火加減や卵の量によって焼き上がりが異なるし、味も微妙に変わる。それが面白い。
朝起きて、じゅわっと音を立てて焼けていく卵を見ていると幸せを感じる。

《時間を忘れられる》
次に

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家時間は休息時間

家時間は休息時間

家にいるのが好きだ。

休みの日は何も予定なしで、家で思うままに過ごすのを基本とすることを幸せに感じる。

なので、短い休みでもよく友達と会ったり、旅行に行ったりする人の話を聞くと、
その人にとっては当たり前なのかもしれないけど、
おぉー…、エネルギーがすごいなぁ、と思う。

旅行するのは私も好きではあるが、家に帰ると「やっぱり家が一番やな…」という定番のセリフを言いたくなるくらいには家が好きだ。

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嘘のロマンティシズム

嘘のロマンティシズム

嘘は、一般的にいけないとされている。

嘘も方便という言い回しはあるけれど、
それでも嘘をつかず、正直であることは、社会的な評価を受けやすい。

だけど、嘘ってとってもロマンティックなものでもあると感じる。

私のとても好きな曲に、
サカナクションの「ドキュメント」という曲がある。

この曲は、
「今までの 僕の話は全部嘘さ この先も全部ウソさ」
という歌詞で始まる。

この始まり方は、正直ずるい

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小さい頃の夢について

小さい頃の夢について

「夢は何ですか?」

大人から子どもへ、よく聞かれる質問のひとつだ。

私は夢なんてあっても無くてもいいと思うから、夢があることを前提としたこういう質問はしないようにしている。

でも、ふと思い返してみた。

私には小さい頃、将来の夢があったのか。

多分、答えは「一応あった」という曖昧なものになる。

あまりによく出くわす質問だから、
適当に「ケーキ屋さん」だとか5歳の私に思い浮かぶ答えをしてい

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「ものづくり」を尊敬する気持ち

私は、ものを作る人や、作られたものに対して興味がある。

一口にものと言っても非常に幅広いが、

絵や木工等の芸術系のものから、
デザイン性と性能とを考え抜かれた車、
はたまたもっと細かいロケットの部品に至るまで、

ものを作るために情熱を持って地道な創意工夫を積み重ねる人、
そしてそんな人たちのアイデアや手作業等によって作り出されるものが
私にはとても格好良く思えて、好きだ。

就職活動ではもの

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愛しのめがね。

愛しのめがね。

私は強めの近視であるため、普段はめがねを着けている。

コンタクトにするのは、基本的に友人に会ったりする時のみで、
それ以外の時間はめがねと共にある生活だ。

めがね。

人によって、様々なイメージを持たれている存在だろう。

めがねを掛けている人は、なんだか垢抜けない印象がある?

はたまた、お洒落アイテムとして欠かせない?

あなたにとって、めがねとはどんな存在なのだろう。

私にとって、めが

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なぜか忘れられない景色

なぜか忘れられない景色

私には、なぜだかよく分からないが、忘れられない景色がある。

それは高校時代、所属していた弓道部の放課後練習に向かっていた時のことだった。

その日に何か特別なことがあった覚えはない。
ただいつも通り、昨日と同じように、学校を出て、少し離れたところにある弓道場へ歩いていたのだ。

私は一人で部活へ向かうことが多かった。

なぜかというと、私以外の部員のほとんどが、普通科に通っていたからだ。
私は、

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本はわたしの心の栄養。

本はわたしの心の栄養。

私が本を好きになったのは、いつ頃だっただろうか。

自発的に読むようになったのは、
小学校中学年くらいの時だったと記憶する。

『黒魔女さんが通る!!』や『なんでも魔女照会』など(魔法に興味があったのか・・・?)、図書館で人気の本を借りて読んでいた。

ただ、まだその頃は、「本は遊びのひとつ」という感覚だったと思う。

私にとっての本という存在の意味が変わっていったのは、中学生の時。

友人はいた

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わたしの好きなミュージシャン達

わたしの好きなミュージシャン達

私は、音楽を聴くのがとても好きみたいだ。

大学時代から、自分の好きなミュージシャンが影響を受けた音楽を聴いてみたり、
時にそれに徐々にハマっていったりして、

聴く音楽の幅がぐんと広がったし、深まった。

ここでは、好きなミュージシャンを厳選して書いてみたい。

・星野源
中2の頃に『コウノドリ』を観て、それから『時よ』のMVを自発的に視聴したのがハマったきっかけ。
これまでほとんどずっと、源さ

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本と出会える秘密の空間 Bookshop Traveller

本と出会える秘密の空間 Bookshop Traveller

先日、前々から「面白そう・・・」と気になっていた、
下北沢のBookshop Travellerに行ってきました。
色々な独立書店が集った空間だという情報をネットで得てから
むくむくと募っていた、訪ねてみたいという気持ち。
叶ってとても嬉しかったです。

今回は、訪れてみて感じたことを、少しだけですが書きたいと思います。

はじめに惹かれたところは、階段を上り奥へと進んでいくドキドキ感です。
初め

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『ニセ姉妹』を読みました

山崎ナオコーラさんの『ニセ姉妹』(中公文庫)を読んだのですが、

最後のページを閉じたあと、とても温かく朗らかな気持ちに包まれました。

ざざざとまとめると、
気の合う友人と姉妹関係を結ぶまで、そしてその後が綴られた物語なのですが、

新しい視点にハッとなるのと同時に、自分の家族観についても考えさせられました。

意外と、自分の家族観は凝り固まっている部分があったのだな…と。

いつも示唆に富む本

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