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見えてる世界は現実か

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民主主義国家に必要なのは教養と支援(医学編)

民主主義国家に必要なのは教養と支援(医学編)

最流流行っている「境界知能」という言葉.それ自体の言葉は最近作られたもので「頑張らない」「努力できない」は精神的なものより知能的な問題の側面があると提示している.その決定的な知能指数は明らかになってはいないもののIQ84〜70が境界知能とされ、それ以下は知的障害者というレイヤーに属する.さらに徐々にわかってきているのがZ世代に多いということである.これからの社会を支えていくZ世代に知的障害者が多い

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帰国子女は何者か

帰国子女は何者か

2000年代の急激なグローバル化により海外に企業が進出し、家族も移動するようになった.今現在では毎年1万人程度が帰国子女として日本にいる.しかし彼ら(彼女ら)は日本人とは違う.戸籍上は日本人でも価値観も文化も全く違う.彼らは何者なのか.

先に定義を確認すると帰国子女とは文科省の資料を参考にすると「1年以上海外に在留し、その後日本に帰国してきた児童」という定義になっている.ここでの児童というのは小

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遊ばれる脳

遊ばれる脳

地球が誕生してから約46億年もの月日が経った.酸素の出現により生物が生きれる環境ができ、約500万年前に人類は誕生した.46億分の500万年だから、人類は地球史の0.01%を刻んでいるわけだ.

そう考えると人類なんか地球からしたらただの脇役にしか過ぎない.

そう考えても仕方がないので人間は皆人類史を基準に考えるのだが,その人類史の始まりの多くは縄文時代(日本の場合)の約1万3,000年前からで

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求められるのは個性なんかじゃないということ

求められるのは個性なんかじゃないということ

最近は会社でも学校でも「個性」がトレンドになっているようです.そこに多くの人が躓いているらしい.

これには私も納得です.

先日ある機会でキャリアアップに関する話を小耳に挟んだのですが,どうも個性が重要らしい.

その個性とは「読書」「資格」などといったもので作れるらしい.

私は読書が嫌いじゃないので別にいいのですが笑

しかし私が感じたのは「個性の履き違い」です.まず個性というのは作ることの

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思い込みは批評しなければならない

思い込みは批評しなければならない

人が前進する要素、それは「思い込む力」です.何事にも思い込めば周りの邪魔な心情をシャットアウトすることができます.

落合陽一氏が著書で「思い込むことが研究では重要だ」と述べられていましたが、正に然り.

しかし研究には「結果」が出るもの.結果によって自分の思い込みが批評されるわけです.間違っていれば間違いを正すために前進すればいい.合っていれば改善点を見つけさらに飛躍していければいい.

しかし

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良いことに囲まれた2023年の日本

良いことに囲まれた2023年の日本

ネットメディアでもSNSでも日本批判が絶えないご時世です.もう見飽きたとしか言えないです.「じゃあ見るなよ」と言われても皆さんがずっと拡散して言うから嫌でも目に飛び込んでくるんですよ.

そう考えるとSNSは最悪の年かもしれませんね笑.

日本を見た気がして悪いところばっか見て批判するのも良いですが、良いことは素直に喜びましょうよ.それがこの話の題材です.箇条書きに今年あった良いことを書き出してい

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正しい目を培うのは演説者を胡散臭く感じるだけでいい

正しい目を培うのは演説者を胡散臭く感じるだけでいい

つい先日、高校の教師が日本の将来について自慢げに語っていた.昔の日本と今の日本を時価総額で比較し、今の日本は世界トップ10の時価総額合計に入っていないと述べ、「これからあなたたちはこういった時価総額トップレベルの企業を目指さないと将来安心できない」といったことを喋っていたように思う.

僕はその時心底絶望した.勿論僕は教師ではないから教育に関して偉そうに言うつもりはない.しかし私は「情報は人をよく

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一般人情報イデオロギーは素養しかない

一般人情報イデオロギーは素養しかない

我々は常に情報と共に生きている訳だが,社会では「間違った情報」がトレンドになっているようだ.しかし私に言わせれば間違った情報が問題ではない,情報を受け取る側の問題である.

例え間違った情報であろうが正しい情報であろうが受け取った側の素養によって情報というのは判断されてしまう.そのため情報が正しくとも発信者と齟齬が発生したり間違った情報を受け入れてしまうことが度々起こる.

最近のXなどのSNSを

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多様性というジレンマにはまる現代人たち

多様性というジレンマにはまる現代人たち

近年急激にトレンド化している「多様性」という言葉.学校教育でも重視され、「今の社会はインクルーシブに多くの人が集まって構成されている」と教わるようになった.もちろん社会生活を行う上で多様性は主軸の基盤になっている.

例えば、電車の例をみると、車椅子専用のスペースが設けられている.(ベビーカーも含まれる)これにより日常的に車椅子生活を送っている人々はより快適に過ごすことが可能になる.

私はこの一

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