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詩(生き方、ふるさと 夢 人生訓など)

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自分の生き方、希望 ふるさとへの哀愁などを思いつくまま詩の形で記しました。
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記事一覧

「夢のつぼみ」―詩―

「夢のつぼみ」―詩―

夢を 描いては
皺くちゃに 丸めて
捨てていた 

心に 励まされ
夢のかけらを 拾い
涙の糸で つぐむ
時が やさしく
手助けしてくれる

微笑みに 希望の種をみつけ
植木鉢に 撒く
芽を出し つぼみを
つけるのを
指折り数えて
待っている

曇り空からも
薄日が さしてきた
もう 雨傘はいらないね
#詩 #Poetry #lyric #抒情詩 #夢 #私の作品紹介 #希望 #立山  剣  

「まず ひと回り」―詩

「まず ひと回り」―詩

心の花が
むなしく 枯れ始めたなら
ゆっくりと
川沿いの道を
ひと回りする

夜の 運ぶ
冷たく 胸を冷やす匂い
街灯の ぬくもり
出番を 待っている
夏の 姿にも
会えるかもしれない

心が 壁に 突き当ったら
公園をひと回りする

子どもたちの
跳ねる陽気な 声々 
恋しさに 紅色に燃える つつじ
なんでもない 普段が
壁を つきぬけて
肩を たたいてくれる

心が 道に迷ったら
まず ひと回

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記事が紹介されました。ご紹介ありがとうございます

記事が紹介されました。ご紹介ありがとうございます

有名なnoter様たちが 私の詩を
紹介してくださいました。
心から御礼申し上げます

「ほたるの恋言葉」―詩山根あきら様の「作品集 百花繚乱っていいな」で
ご紹介いただきました。山根様ありがとうございます

ほたる狩りの想い出をなつかしみながら
詩にいたしました。

「恋心のアルバム」―詩山根あきら様の「🌸🌸🌸🌸🌸」で
ご紹介いただきました。山根様ありがとうございます

いつまでも褪せ

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「みなさんのお陰で沢山コングラボードを頂きました!心から感謝申し上げます」💘

「みなさんのお陰で沢山コングラボードを頂きました!心から感謝申し上げます」💘



詩「面影の小箱」「#これからの家族の形」応募作品の
中で「面影の小箱」ー詩ーが
先週特に好きをあつめました!
天国に居る母の想い出を詩にしました
皆様 沢山のスキありがとうございます

詩「お雛祭り」「#子供の成長の記録」応募作品の
中で「お雛祭り」ー詩ーが
先週特に好きをあつめました!
ひな祭りを祝う娘の喜びを詩にしました
皆様 沢山のスキありがとうございます

詩「希望と涙色」「#

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「心の中でVサイン」―青ブラ文学部 「痩せたガールの日常」

「心の中でVサイン」―青ブラ文学部 「痩せたガールの日常」

彼女は 自分の体型を
とても 気に病んでいた

[結婚もせずに太目体型]の 
彼女のことが
職場の 飲み会の席などで
話のタネにされたという

彼女が まず 飛びついたのは
「やせ薬」 頼み。
部屋には お菓子のように
派手な包装の 数種のやせ薬が
洗面化粧台前を 飾った

でも 月日を味方にしても
体重計は 冷酷だった
針は ほとんど 動かない

今度は 肥満症外来に
通院した
仕事を 定時で抜

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「幸せのかたち」-詩―

「幸せのかたち」-詩―

幸せは どんな形
誰か 見たことがある??
いつも 後姿ばかりだよね

風と同じで
感じるものなの?
季節のように
色を 変えるのかな?

幸せは
きっと 沢山の名前を
もってるね

幸せは 形がなくて
人の 熱い思いの中で
生まれて 大きくなる

幸せの ものさしは
人によって 違う

まず ほんの小さな幸せを
朝の光の中で
探していけば
いつのまにか
幸せ鳥が 心の中の森で
鳴き始めるだろう

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「明日への夢」―詩 Poetry

「明日への夢」―詩 Poetry

明日を 夢見ることを
忘れないで 生きたい
今は 夜明け前で
暗闇の中かもしれない

風にゆれる
草原の 緑の波に
明日の 夢を探そう

夕陽に 向かって
甘い鳴き声で
訴える 子犬のように
夜明けの 真新しさを 願う

あなたの ぬくもりを
しっかりと 抱いて
忘れることなく
夢を 形にかえながら
時のひかりを 頼りに
前に 前にと 進んでいきたい

🐱🐱🐱🐱
最後まで 読んでいただきあ

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「草笛を吹く」―Poetry

「草笛を吹く」―Poetry

小川の水が
桜の 花びらで
お化粧 すると
ふるさとを 思い出す

城山の坂道の
桜並木を
草笛を吹いて
春の音と 香りに
心を 弾ませた

朧月夜には
茅葺の屋根が
ぼやけて 浮かび
家からは 
楽しい 笑い声が
風船のように
空に向かって
昇っていった

草むらには
数ミリの
バッタの赤ちゃんが
チクチクと 飛び跳ねる

都会の住人になり
草笛を吹けば
ふるさとの 匂いと
甘づっぱい 想い出が

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「君の船出」―詩

「君の船出」―詩

下弦月の 空の下
君は 船を漕ぎだした

キラキラと静かに
語りかけてくる
星を 目指す

家族 幼なじみ
心を分かち合える友との
別れのつらさを
肩に積もる
雪のように 
振り払い 振り払い

「どうしても 行くの??」

君は 一人ぼっちの旅にでた
もう 灯台の灯りも
見えない

もっと 大きな心を 
探し 育てるために
出航を 決意した

「さよなら みんな
さよなら 我が家
きっと きっと

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「こころ仕舞い」―#シロクマ文芸部 変わる時

「こころ仕舞い」―#シロクマ文芸部 変わる時

季節の 息遣いが
小春日和のような
ぬくもりに 変わる時
いつも こころ仕舞いをする

弾むような 喜びや
セピア色の頬を伝う涙
様々なことが 起こっては
過ぎて行った 古い心を
思い切って
締めきってしまう

新しい心は まだなじめずに
「あれ??」ということばかり
でも 山頂から 下界を眺める時に
感じる静かな 高揚感が 体を包む

惰性が 友達になりかかっていた
古い心に 
「時は 毎日生ま

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「うれし涙の雨」ー詩 ポエム

「うれし涙の雨」ー詩 ポエム

森の リスたちにお願いして
半分に 割った
クルミの殻を 沢山集める

殻に 喜びの涙を 貯める

大空を 舞う
鳥たちに 呼びかけて
涙の 入った殻を
街の空や 広場 公園に
撒いて もらう

すると 空から うれし涙の
雨が 降ってくる

街の人たちの 心は
幸せの なみだ雨に
しっとりと 癒されて
キラキラと 輝くだろう

そんな日が
一日も 早く
この 緑の地球に
戻ってくるのを 願う

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「豊かな心でいたい」ー詩ー

「豊かな心でいたい」ー詩ー

蒼く澄んだ空のしたに
シミジミと 暮らす
誰に 名前を 覚えられることもなく
週に一度の 贅沢は
愛犬に チュールを1個
買ってやることくらい

野原では
四つ葉の クローバー探しを
飽きもせずに やる
この一年で わずかしか
見つけられない

クローバー探しは
今の 自分探しかなぁ・・・

一人歌を 唄いながら
川べりを 歩く
すれ違う 女学生たちが
横目で 見て
高い声で 笑って過ぎる
笑われ

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「涙が出そうになったら・・」ー詩ー

「涙が出そうになったら・・」ー詩ー

どうしても 涙が
溢れて きたら
頬に なみだの小川を
流し続けてみる

想い人が 
プレゼントしてくれた
水色の ハンカチで
嗚咽の しのび声を
包んで みよう

涙は 無理には
我慢しない方が いいのかも
しれない

ペールブルーの 空の下に
涙の 一粒一粒を
ばらまいてみよう

野原の 小人たちが
小さな甕を  抱えて
涙を 集めにくるだろうから

思い切り ずっと
泣き続けると
心の海には

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「寄り添いのたましい」ー詩ー

「寄り添いのたましい」ー詩ー

生きている物 すべてに
寄り添いの 魂を
育てて行きたい

麦の穂が 伸びるように
オタマジャクシに 
手足が生えてくるように
自然に 心から
生まれてくる 思いを
1ミリづつ 育てて行きたい

巣から落ちた ヒナ
声を 黄色くして
母さん鳥を 呼ぶ
両手のひらで
柔らかく 包んで
木から 見下ろしている
母さん鳥に 返してやる

年を取り
「昔はこんなじゃ なかった」と
つぶやく 母さん
痩せて

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