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平山のカセットにジェイムスブラウンを: パーフェクトデイズを見て
「パーフェクトデイズ」を見てだいぶ経ちました。
見た後すぐは、なんだいい映画だと思えました。
それは「思ったより意外に」でした。
そして案の定、苦い思いがだんだんジクジク染み出してもきました。
なので、書き留めてみます。ネタバレご注意です。
ルーリードの「Perfect Day」は引き篭もりだった19歳の頃の自分のテーマ曲でした。冬枯れの晴れた日に動物園に行き動物にエサをやる。公園で缶コーヒーを
自分で自分を癒す力を見つけて その力を皆に伝えると決めた人
初めに
深く心を病んで、そこから自分の力で立ち直った人は、なぜか決まって自分と同じような境遇の人に手を差し伸べようとする。今年になってインタビューした4人の方が偶然にもそんなサバイバーばかりでした。今回のアリスさんも、まさにそんな「癒し手」であろうと決意した方です。 泥の中から掴み取った彼女ならではの知恵の強さをぜひ感じてみて下さい。
今回お話を聞いたのは赤坂アリスさんです
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「スリービルボード」と「イニシェリン島の精霊」を続けて観て大変モヤってしまった話
「イニシェリン島の精霊」を見てずっとモヤってました。
書きます。長いですよ。「島」と略します。
「島」を見にいく前日、ずっと見たかった同じ監督の前作
「スリービルボード=板」もアマプラで予習していたので、
「島と板」の相乗効果で余計モヤりが増大して一月経ちました。
2本ともなんだかおんなじ。でも違う。
「板」から「島」に来て何かが深まってる。その
何かが言葉にならなくてモヤモヤが深まりまし
オーラが見えてしまう自分の力と素直に 向き合おうと決めて歩き出した人
超能力的な力って、本当は元々誰でも持っている能力で、現代の生活の中では隠れてしまっているだけなのかもしれません。お話を伺ってだいぶ経ってしまいましたが、倉本あや子さんは、ある日突然開いてしまった「オーラが見える力」に戸惑い、疑いながらも、思慮深く自分を見つめ直して歩き出した女性です。本も書かれています。素敵なお話ですよ。
今回参加いただいたのは倉本あや子さんです。
ぽっかり空いた穴か
インタビュー受けて丸裸にされました
僕が無名人インタビューの聞き手となる前に、資格審査のオーディションみたいな形で、qbcさん推薦のそんりさんから受けたセッションの記録です。
話し終えた後はボーっとしてしまい、あ、ダメだこりゃ、取り止めなさすぎだわ、失格だなと、ショゲてましたが、そんりさんがまとめて下さった記事を読んだら大違い。自分の現在、過去、未来が、明確な部分が、曖昧模糊とした情けなさが、食べやすく、お箸が付けやすい順番で
無名人インタビュー 参加者募集中
いきなりですが僕と話をしてみませんか。僕のインタビューを受けてみませんか。今、僕は「有名人だから面白んじゃない、人は誰でも素晴らしく、面白い」という主旨で展開している無名人インタビューという試みに参加しています。僕は、そのインタビュワーの一人です。
インタビューへの誘いあなたは今、どんな状態で、何をしている人でしょう。何を思う人でしょう。何を願う人でしょう。何がうれしくて、何に傷ついて、どう立ち
おじいさんの教えに守られて 太陽じゃなくて月になった人 〜芦間 忍さんインタビュー
芦間忍さんに最初に出会ったのは7年前、横浜の奥の不思議な共有スペースでした。その頃、彼女は2度目の離婚の寸前で、身も心もボロボロで、すっかり自信を失くし、死ぬことまで考えていたと、後に知りました。 でも、ファーストコンタクトでは、そんな闇なんて微塵も感じられなかった。逆に、彼女は太陽のように明るかった。その後、彼女は転職して、東北の農業・漁業の生産者の魅力を伝える活動にのめり込み、世界を股に
もっとみる人生を左右する 薬を差し出す人 瀬川幹央さんインタビュー
たたずまいが静かな人。それが瀬川幹央さんの最初の印象でした。
奈良盆地の南の方の橿原市、近鉄八木西口駅前で、エスプレッソとパスタの小さなお店noshを開いて11年目の幹央さん。その淡白で飄々とした姿からは想像できなかった、熱さ、激しさ、秘めた野望のお話を伺いました。瀬川幹雄さんの無名人インタビュー、お楽しみ下さい。
今回参加して下さったのは瀬川幹央さんです
noshはこちら
イントロ〜「や
崖を駆け降りたい男の 崖になってあげた人。
モマさんに最初に会ったのは、彼女が、大学生向けのワークショップに高校生で一人参加していた時。 完全に周囲と違うオーラを発していて、なんだか「拒絶しながら繋がろうとする」というか「黒いダイヤ」みたいで。その後数年で、あっという間にシングルマザーとなり、結婚し離婚し、また結婚して、というジェットコースターライフを送ってきた彼女のお話を、今回初めて聴けました。なんでもない暮らしを、結構とんでもない過去を
もっとみるキノコサムライ参上!:ウレシかった体験から菌糸を伸ばしていく人
キノコとICTと居合剣術で未来を開くキノコサムライ。なんじゃそれ? 彼の変だけど変じゃない、ブットい感じはどこから来るんだろ、聞いてみたいなと思って3年。やっと聞けました。子供の頃のキラッキラの体験が「生きるタネ」になって伸びて行ってたんですね。森みたいな人、島田効太朗さんの無名人インタビュー、お楽しみください。長いのでせっかちな方は、最後の「これだ!子供の頃の衝撃」からでもどうぞ。
今回参加し