記事一覧
ハーバード大学教授の名講義『なぜ科学を信頼する?』を出版したい!
#READYFOR #クラウドファンディング いつも大変お世話になっております。 那須里山舎の白崎一裕でございます。 以前、ヤニス・バルファキス著『世界牛魔人――米国、欧…
「月刊ボランティア情報」11月号 市民文庫書評 『1億3000万人の自然エネルギー』飯田哲也著 2011年
『1億3000万人の自然エネルギー』飯田哲也著 講談社 本体1200円(税別)
評者 白崎一裕
本書は、福島第一原発事故を受けて、いま、まさに話題の中心のひとつ「自然エネルギー」についてその本質をとてもわかりやすくビジュアルに、そして、具体的資料をあげて解説した入門書の決定版といえる。著者は、飯田哲也さん(環境エネルギー政策研究所長)だ。長
『悲しみとともにどう生きるか』入江杏編著 書評<「SDGS通信「市民文庫」2023年2月号所収>
『悲しみとともにどう生きるか』入江杏編著 柳田邦男、若松英輔、星野智幸、東畑開人、平野啓一郎、島薗進著 集英社新書
990円+税
評者 白崎一裕(那須里山舎)
評者は、コロナ禍のこの3年の間、喪失と悲嘆そして苦痛の経験を繰り返している。還暦越えのこの年齢になってなぜこんなに自分に苦難がふりかかってくるのか
ハーバード大学教授の名講義『なぜ科学を信頼する?』を出版したい!
#READYFOR #クラウドファンディング
いつも大変お世話になっております。
那須里山舎の白崎一裕でございます。
以前、ヤニス・バルファキス著『世界牛魔人――米国、欧州、そして世界経済のゆくえ』の翻訳出版をクラウドファンディング(READYFORさんにて)ご支援をいただきました。
▼ 今回、ふたたび新刊刊行のためのクラウドファンディングを実施いたします。その予告ご連絡です。
▼ 新刊
書評 『世界牛魔人 グローバル・ミノタウロスーー米国、欧州、そして世界経済のゆくえ』 ヤニス・バルファキス著 早川健治訳 那須里山舎
以下の書評は、とちぎボランティアネットワーク機関紙「とちコミSDGs通信249号」の「市民文庫」に執筆したものである。
================
『世界牛魔人 グローバル・ミノタウロスーー米国、欧州、そして世界経済のゆくえ』
ヤニス・バルファキス著 早川健治訳 那須里山舎 2400円+税
評者 白崎一裕(那須里山舎)
本書も、私の那須里山舎の新刊で恐縮だが、現在の混とんとした世の中を読
「とちコミSDGs通信VOL247」市民文庫・書評『99%のための経済学――コービンが率いた英国労働党の戦略』 ジョン・マクドネル編 朴勝俊、山崎一郎、加志村拓、長谷川羽衣子、大石あきこ訳
栃木県のNPO・ボランティア団体の総元締めともいえるNPOとちぎボランティアネットワークの機関紙「とちコミSDGs通信VOL247」の市民文庫欄で、取り上げさせていただきました。
~~~~~~~~~~~~~~
『99%のための経済学――コービンが率いた英国労働党の戦略』
ジョン・マクドネル編 朴勝俊、山崎一郎、加志村拓、長谷川羽衣子、大石あきこ訳
堀之内出版 定価3500円+税
評者 白崎一裕(
市民文庫・書評『危険社会~~新しい近代への道』ウルリヒ・ベック著 東廉、伊藤美登里訳 「ボランティア情報VOL190 2012年3月号」(とちぎボランティアネットワーク編)所収
『危険社会~~新しい近代への道』ウルリヒ・ベック著 東廉、伊藤美登里訳
定価(本体5000円+税)
評者 白崎一裕
この訳書のカバー解説にあるように、本書はチェルノブイリ原発事故がおきた1986年にドイツで刊行された。未曾有の原発事故の衝撃をうけたことに対する思想的応答の書として、難解な専門書にもかかわらず大ベストセラーとなったものである。
「危険社会」とは何か?危険という言葉は、ドイツ語で
「ボランティア情報2021年新年号、市民文庫書評・予告掲載」(とちぎボランティアネットワーク編)『ブルシット・ジョブークソどうでもいい仕事の理論』デヴィッド・グレーバー著 酒井隆史、芳賀、森田訳 岩波書店
『ブルシット・ジョブークソどうでもいい仕事の理論』デヴィッド・グレーバー著
酒井隆史、芳賀、森田訳 岩波書店 定価3700円+税
評者 白崎一裕
ずっと人間はなぜ働くのかと考えてきた。「食うために働くのさ、余計なことは考えるな」と父親は言った。思春期の評者は「確かにそうかもしれない。でも、食うためなら何でもしなきゃいけないのか」と反論したくなった。それが原点だった。その原点から、ずいぶん遠くま
メモ「ジェネレーション・レフト宣言」斎藤幸平さん著 を読む
岩波の「世界」はめったに手にすることはないのだが、今回は、若手の論客、斎藤幸平さんの「ジェネレーション・レフト宣言」と酒井隆史さんのグレーバー追悼「そこで開かれた諸可能性は、二度と閉じられることはない」という二つのエッセイにひかれて読んでみた。そこで、あらためて、感じたのは「ポスト資本主義」を若い世代(私の子ども世代)は感覚的に求めていることと、これまでの、議会民主制への限界から、議会外への「運動
もっとみる