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僕の夏のはなしたち

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いつかの夏や、いつかなかったそれや、あたまのなかのそれ。すべてまとめて夏は広大に広がっていく。つくりながら追いかけていく、僕の夏のはなしたち。
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記事一覧

僕と雨の重なるところの静寂の理由は一体

僕と雨の重なるところの静寂の理由は一体

そこそこの雨の降りつける今夜である。1時間ほど前の夕刻にみた怪しい色したそれはこれの前触れだったのだろうふむと1人納得している僕である。少しはしゃぎすぎた夏を冷ます程度なら悪くない。何物にも中庸が肝心である。雨脚の弱まったり強まったりする窓辺の机で心地よき独り言を紡ぐ今夜、また皆様お付き合い下さい。

鹿田です、よろしく。
今日は休肝日ではないが素面を保つ僕である。昨日の暑気払いとて平日の中間に開

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桐生八木節健康法

桐生八木節健康法

天気はいい。虫撮りに行くか行かぬかで悩み、黒牢城を読むか読むまいかで悩み、時に再びベッドに戻り、さてもう昼か、という時分である。そしてそんな体楽の自分であるが、なんだか今日の雑筆は言い訳みたいに長くなる気配がしている。

鹿田です、よろしくね。

夏にいれば夏にいたで焦燥を感ずる面倒な僕である。
だがそれは仕方のないことで、なぜなら梅雨が開けたならばもう既に目の前にお盆が存在してしまうからである。

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熱帯夜0時にひらいた扉のむこう

熱帯夜0時にひらいた扉のむこう

やはり夏バカは居心地がいい

夜風に心地よく涼む網戸越しの僕である。
月は見当たらず、生物の気配もない。

夏の活気を指し示すタチアオイも十分に伸び盛り、あとはその到来を待つばかりの我々である。二人肩を並べて。

言ってしまえばただそれだけの時の流れであるが、しかし十分に無情であり、そしてまた宇宙のような懐を持つ。

カンガルーの子供のように、怯え、しかし耐えぬ好奇心と、明日という希望に導かれ世界

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いろんな夏のなかの夏

いろんな夏のなかの夏

夏の思い出、というタグがある。勿論夏、という文字が僕の視界に収まらないことはなく、常に意識しては視線を逸らす…ということを繰り返してきたわけである。当然可能であれば僕はアロハシャツを風に靡かせたい。靡かせたいけれど、さすがに、寒いのである。何なら今日はすでにモンベルの金ぴかアウターを着ている鹿田である。

監査に始まり監査に終わった今年の夏であるが、まあ、とにかく静かに語りだす。

鹿田です、よろ

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鹿田、虫を撮る。2

鹿田、虫を撮る。2

2年ほどnoteをやってきて初の試みの連作である。夏のさなかに立たされた僕は行動力という隠しステータスをここぞとばかりに発動し、今日はなんと、”他に予定なんてないのに、虫撮りの為に朝起きて出かけた”のである!しかも今週の鹿田は獲物の行動を見定める捕食者如く、週間天気をすきあらばチェックし、本日土曜の好天を監視し続けてきた。

出不精世界代表の資格もそのうち誰かに受け渡さなければなるまい。
鹿田です

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初夏の空に浮かぶ

初夏の空に浮かぶ

穏やかな一日だった。昨日や今朝がたは急な雪にうんざりとしたが、日中は晴れ、なんなら日差しが強くサンバイザーを駆使しても眩しいくらいだ。そして「よしっ!」と天を向いて僕は吠える。夏だよね?ここは夏だよね!と。

鹿田です、よろしくね。

浮く心の放出しどころを見つけては改造を施しニシシと笑みを見せてはまた次へ又次へと心の開放を続けた。あ、具体的にいうと社用PCの壁紙を変えたり、デザインを夏っぽい色に

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夏に、ぷかぷか

夏に、ぷかぷか

コーラを飲み飲みひと記事かく。夏日に恵まれてへらへらと過ごした一日だった。仕事の運転で駅前を通ると人もにぎわい、ニュースを見るとコロナを第2種から5種へ落とすとの話があり、それが僕の浮かれ具合に拍車をかけた。いま事務所の机に座って、ドライブスルーで買ってきたモスのバニラシェイクとコーラのLを両手にもって、PCに向かっている。両の口角にストローを挟み、夏の超能力で書き上げるこの記事はさぞ熱く暑くなる

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夏や色々、近辺

夏や色々、近辺

久方ぶりにnoteに舞い戻ってきた。仕事のピークは年末かと思えば年度始めがピークだったのである。まあ、その中でも暇を見つけては本を色々読んではいた。今年の本屋大賞が発表されていたのをしり、今はもっぱらEvernoteを活用しながら「同志少女よ、敵を撃て」を読んでいる。カタカナの名前が覚えられない病の鹿田は登場人物の文字を見た途端に諦めを悟り、Evernoteを開き、登場人物やらを書き連ねた。ま、こ

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また、夏が始まる!

また、夏が始まる!

今日は午後からの仕事だったのだがせっかくの晴天なので珍しく早めに家を出ては職場方面へと向かった。朝の日差しは眩しく、山々はあっという間に心地の良い新緑を芽吹かせては、それを風に遊ばせている。花粉もほとんど収まり窓を開けて車を走らせる。道路沿いの山々からは様々な鳥の声が行き交う。まだ乾燥した空気が続くのに、不思議と高く響く。いつものコンビニに車を止めて朝食を買い、車中で食した。夏の日和に胸いっぱいの

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鹿田、夏の準備をする2

今日は2週間ぶりの出勤日だった。久しぶりだったのでいつもの仕事もそこそこハードで疲れたが、ともに久しぶりの充実感も味わうことができた。なにより、好天の下、ドライブできたのが良かったなー。やっぱり外の空気は格別にうまい。

そしてふと、巷はGWに突入していることに気づく。もともと4週8休で祝日関係なしの仕事なのだが、GWとなると日々の仕事とは変わるので少しばかり心浮かれるものがある。しかし鹿田は、2

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踊る鹿田は夏

踊る鹿田は夏

この時期になると思い出すことがある。それは数年前、麻雀を嗜むゲーム仲間と1週間の期間をかけて行った大麻雀大会だ。僕はゲームだからできるという程度で、役はそこそこ覚えつつも、点数計算はまったくできないというレベル。まあそれでも夜中に酒を飲みながらネット上で卓を組んで過ごす時間が嫌いではなかった。そして結局は、言い出しっぺの僕が罰ゲームを受けるという事になったのである。

その罰ゲームの内容は

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オーバーヒートでホット

オーバーヒートでホット

はあ、昨日は珍しくナイーブなことがあってさ、自分の整理のために記事を書いた。ま、いつもだってそのすべてが自己完結の思考整理なのだけれど。今日はまたもとの気楽夏バカにもどってnoteを綴ろうじゃないか。

といってもいつもの如くネタはない。 

 また僕の第2の脳である指先君たちに任せて素敵な世界を築いてもらおうじゃないか。えへえへ。あほな笑い方をして綴るnoteこそが僕の至高なのだよ。

鹿田です

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鹿田、noteがますます楽しくなる

鹿田、noteがますます楽しくなる



今日はnoteのトップ画像とTwitterのヘッダーを、先日作成したバナーを利用して作り直してみた。完成した作品は我ながら素晴らしく、目で夏の風を感じる事ができる代物となった。ま、夏バカ極めた僕には蝉鳴き盛る真夏の自然音までもが聞こえるのだが、みんなにはどうかなぁ?これで今夜の酒の肴も手に入れたようなものだ。

鹿田です、よろしくね。

てなわけで今日も鹿田はビールを片手に器用にキーボードを打

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みんな、詩人。

みんな、詩人。

有名ジャズのパクリだけれどね。ま、言い方をよくしてオマージュとしておこう。

でもこの詩を作っている時もどかしさがなくてさ、するすると言葉が生まれたんだ。時々ある、勝手に心地よい言葉が下りてくること。そんな時生れた詩はあとから読んでも心地いい。やっぱり、夏の詩が好きだなあ。もっともっと夏の詩が流行ることを願ってやまない。

鹿田です、よろしくね。

詩の本当の心地良さって、内面の引き出しにあると僕

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