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#結婚
見せたくないモノを見えないようにする
こちらの動画を見て、どのカップの中にモノがあるかをじっくり観察していただきたい。別に手品ではないのでちゃんと見ていれば100%当たるはず。時間のない人は1分15秒すぎくらいからみればいいと思う。
動画の中でネタバレしているが、ほとんどの人はここに出てくるアヒルの存在は見えなかっただろう(最初から知っていれば簡単にわかるのだが)。
元ネタは2004年にイグノーベル賞を受賞した有名な「見えないゴリ
利権に群がる政治家と我利業者が少子化を加速させる
久しぶりに呆れたニュースを見た。
毎年のように「今年がラストチャンス」とか言っているんだが、閉店セールといいながらいつまでも閉店しない店みたいなことしている場合か?
出生数が増えないことは、1990年代後半からゼロ年代頭にかけて第三次ベビーブームが来なかった時点で確定している。一人当たりの母親が産む子ども数が減っていないのに、全体の出生数が減り続けているのは、そもそも産む母体の数の減少「少母
フィンランドを見習うのであれば、ありのままの現状を見よう
一時期「少子化対策は北欧を見習え」みたいな話がものすごく流行った時期があって、Xで界隈が叫んでいるだけならまだしも、大新聞やテレビまでがそれを言いだしてうんざりしたことがある。
まず、事実を正確に認識することが大事。
世界最高レベルの子育て支援と言われてきたフィンランドでさえ出生率は1.26にまで激減している。1.26は2022年の日本の数値と一緒で、その時は「過去最低の出生率」とかでマスコミ
「たまたま」という偶然性が自分の彩りになる
殺人事件とか詐欺とか増税とか殺伐したニュースばかりが目につく昨今、年末にほっこりする記事を見かけました。
このニュースを報じた十勝毎日新聞の人気コーナーに「私の赤ちゃん」というのがあるそうだが、25年前に同じ日の記事に並んで載った2人が、偶然の出会いを重ね、引き寄せられるように結婚したそうだ。
地方ならではの偶然性でもあり、必然性でもある。
記事が出た3年後に家族同士が偶然出会うことも、この
小さな村でいくら出生率が高くても、日本の少子化は改善しない
政府目標の出生率1.8というけれど、断言してもいいが、向こう30年絶対に達成できない。日本の現時点における出生率の最大値は思い切り楽観視しても1.56で、妥当なところで1.4程度だろう。
そして、そんなことは厚労省の官僚もわかっているけど、「1.8くらいにしておかないと次の選挙が…支持率が…」という政治家のごり押しがあるのだろう。
それはさておき、冒頭に貼った日経の記事では地方の小さな町村の出
選挙と天下り先のことしか考えない政治家と官僚が制度を迷宮にする
記事にある通りのことなので、いちいち詳細は省くが、所得制限を撤廃したり、支給対象年齢を拡大したり、第三子のカウントを修正したり、といろいろ細切れな追加修正を加えて、「古い旅館が無計画な増築や改装を重ねたがために客も従業員も使いにくい迷宮化する」パターンで、もう作ってる本人たもわけがわからなくなっているのではないか?
これに対して、「いい方向に少しずつ修正されるのは悪いことではない」などというのも
「結婚は金」の問題であり、それも「額面給料ではなく手取りの問題」
私自身も少子化に関する専門家としていろいろなメディアから取材を受けるが、最近閉口しているのは、岸田内閣の異次元の少子化対策発表以降、「俺もいっちょかみしたい」という門外漢が増えて、政府の少子化対策と同等の的外れなことを言う内容を何の疑いもなく取り上げるメディアがあることだ。
中には、「政府の家族関係支出GDP比を増やせば少子化解決(ハンガリーを見習え)」とか「今子どものいる夫婦がもうひとり産めば