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パニック障害漫画

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パニック障害に関するエピソード漫画です。精神疾患と無縁だった人間の、魂の叫びをシャウト!
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はじめに / パニック障害5年生

はじめに / パニック障害5年生

35歳で突然、訳の分からない身体になり約5年。
40過ぎのBBAのnoteを見に来てくださり、ありがとうございます。
ここは「パニック障害になって毎日すごいしんどいけど、なんとか頑張って生きてるぜ!」という人間のギリギリの備忘録です。

『最近パニック障害って良く聞くけど、実際どんなやつなの?』とか、そういうやつです。
あくまで私個人の場合ではありますが、発症〜今現在に至るまで等を漫画と文章で投稿

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ショート漫画 / パニック障害の現状と近況報告です

ショート漫画 / パニック障害の現状と近況報告です

この度、鬼忙しい時期を無事に抜けられました。
一時はもうダメかと思うくらい、ずっとパソコンと寝室を行ったり来たりする生活でした。

そして気が付けば春。
私のパニック障害の本番の季節が、すぐそこまでやってきていました。
だいたいこの時期から変な咳が出始め、外に出ると猛烈な吐き気との戦いの日々。主婦なのにスーパーなんて行けやしないので、毎日ネットスーパー(宅配)の画面を睨む日々なのですが…

なんと

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#9 向精神薬を初めて飲んだ元旦の話

#9 向精神薬を初めて飲んだ元旦の話

今回はパニック障害のお話です、興味のない方は(結構長いので)一撃で最下部までスクロールできるかとか、そういう遊びでもして豪快に読み飛ばして下さい。
地震の話が出てきますので、苦手な方はご注意で!
この話は次回に続きます。

LINEは来れど『通信障害が発生しています』の文字で見れたり見れなかったり。そのうち中身っぽい画面が飛び出し、『ああ…これが世界の終わりか…』と絶望しそうになりました。これはも

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#8 パニック障害になって困った事と必要だった物

#8 パニック障害になって困った事と必要だった物

全く役に立たない(かもしれない)情報です。
先に謝っちゃおう、ごめーんね!ウフ!

これは未だに重宝しています。毎晩、寝る時に旦那とYouTubeを見ながら寝るのが我が家のスタンダード。友達にも、業者かと思われるくらいに勧めまくった逸品です。

一度怖い思いをしてからというもの、
『お風呂に入る気力』が沸かなくなった時期があります。鬱の方に多い症状とも聞くのですが、とにかくお風呂に入るのがしんどく

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新年のご挨拶と近況報告(地震)と

新年のご挨拶と近況報告(地震)と

明けましておめでとうございます。
とはいえこちら北陸地方、波乱の幕開けとなってしまいました。
私の住む場所は幸い、大きな被害はありませんでしたが、インフルエンザで寝込んでいた中での大きな地震は、本当に死ぬかと思いました…
被災されました方には心よりお見舞い申し上げます。
以下、新年のご挨拶です。

未だ余震続きで不安ですが、何とか頑張りたいです。そして皆さんもこれを期に防災を今一度、見直して頂けれ

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#7 パニック障害と診断されて

#7 パニック障害と診断されて

前回からの続きです。
心療内科は無事(?)終了したものの、
パニック障害はとても難しい。

元々『不安』という物を感じにくい私は、薬を飲むタイミングが分からず……迷った末にもう潔く諦めました。こんな人も居るんです…
馬鹿でも一生懸命生きていこう、と心に決め、パニック障害とゆっくり付き合ってゆくことに。
続きはまた次回。
−−−−−−−−−−−−−−−−追記−−−−−−−−−−−−−−−−−−
お読

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noteを1ヶ月続けたら、世界が変わった

noteを1ヶ月続けたら、世界が変わった

いつもここを読んでくれている皆さんにどうしても感謝を伝えたくて、取り急ぎ、漫画を描きました。
本当にマッハで描きました、目玉えぐれそうです。

パニック障害に興味がある方も、興味が無い方までも、たくさん遊びに来て頂いて本当に感謝です。
始めたものの、読んでもらえるなんて思ってもいなかったので、本当に感謝です。足りないくらいに。
また、いつでも気軽に遊びに来てください。
私もぜひ、皆さんのnote、

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#6 初めての心療内科受診

#6 初めての心療内科受診

前回からの続きです。
とある看護士さんのファインプレーにより、生まれて初めて心療内科の受診へ。いざ、参る!

そう、今なら言える。原因不明の不調があれば行って下さい。迷わず行けよ、行けば分かるさ。

これは恥ずかしい。
予想通り『なにしに来たんだコイツ』という空気でいっぱいの室内に、思わずリュックを掴んで走り出そうかと思いました。が、その時。

ここにきて初めて、『パニック障害』という病名がついた

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#5 訪れた転機

#5 訪れた転機

前回からの続きです。
特に身体に異常無しと診断されたのにもかかわらず
毎年、5月の頭〜8月あたりまではほぼ寝たきり
(起きれても外へは出れず)、
その後緩やかに回復して普通に過ごせる冬を迎えるという謎の生活。
そんな生活が4年続いたとある春の日に、
転機は訪れる。

なんと、ここにきて婦人科で『心療内科への受診』を勧められることに。
私の状態を見て、一人の看護士さんが『知り合いと症状が似てる』と教

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#4 ドッキドキ!検査結果

#4 ドッキドキ!検査結果

前回からの続きです。
苦手な注射をクリアし、いよいよ検査結果の日。
ゲロ袋を片手に、本日も牛歩で病院へ。
もう自分で書いてても、可哀想。

マジで病院でこうなりました。
先生も「なんでだろうねー」と首を傾げる始末。

精神的な不安は何も無かった為、とにかく身体の不調を疑った結果、全ての病院で「健康」のお墨付きを頂く。なんぞこれ。
この間も相変わらず吐き気で起き上がれない日々だったので、もう神に見

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#3 そうだ、病院へ行こう

#3 そうだ、病院へ行こう

前回からの続きです。
半年ほど続いた慢性的な吐き気と目眩・倦怠感から抜け出せた時には、もうすっかり春に。
春の日差しに誘われ、ウキウキと出掛けた時にそれは起こる。

ここからまた、去年父親を亡くした時と同じ状態に完全に戻ってしまいます。
この時は「なぜ、今(ぶり返すのか)!?」と困惑でしたが、別の病気の可能性もある為、おとなしく病院へ行く事に。
吐き気がとにかく酷いので「病院へ行く」という行為すら

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#2 なかなか治らない奇病

#2 なかなか治らない奇病

前回からの続きです。
突然父親を亡くしたショックから、目眩と吐き気が止まらなくなった私。
『そのうち治るだろう』と早1ヶ月、依然止まらない症状。

全然帰って来れない嫁を心配して、旦那が車で大阪まで迎えに来てくれる。
パーキングエリアで『土産物を見たい』という思いと吐き気に苛まれながら、北陸へと帰還。
旦那は『ゲロマン』というあだ名で、温かく迎えてくれました。ハンパねぇ。

だんだんと症状は治まっ

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#1 パニック障害のきっかけ

#1 パニック障害のきっかけ

それは突然、やってくる

2018年、8月8日。
この日は生涯忘れられない日となりました。
この日は朝から天気も良く、私は買い物と散歩に出掛けていました。
抜けるような青い空の日です。

これには驚いた。
特に闘病している訳でもなく、また帰郷した時には笑って出迎えてくれるとばかり思っていた父親の、突然の訃報。
眠ったまま、次の日には目覚めなかった父親。

突然の目眩と激しい嘔吐感にみまわれ、呼吸を

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