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旅立ちの日のその前に(不登校日記4&離婚調停3)
山村留学が正式に決まった。
いや、実を言うとまだ夫からのクレームは続いているのだけれど、決まりましたよね、決まっていないと困りますよね、という今日はもう三月下旬。
三月の調停は、転出手続きをとらなければならない2週間前という日程で、ここで決まらなければ次の調停は四月以降、つまりもう新学期に間に合わない、という、かなり危ない橋を渡るスケジュールだった。
そしてその三月の調停から遡ること一週間前
今年の夏は暑かったらしい
観測史上初の。異例の。災害級の。
そういう暑さだったという夏が、私には、ほとんど苦にならなかった。
もう酷暑が何年も続いていて、夏のふるまい方が身についてきたのかもしれない。冷房は欠かさないし、日中に長時間歩かない。水分は必ず備えて、命を守る行動をとる。こどもを遊ばせるのはプールばかり。
でも、それだけではなくて、私はこの夏とても元気だった。会いたい人に会い、気になる場所に出かけ、離婚調停の
おもちゃの指輪も、きらきらひかる。
何度も結婚離婚を繰り返し、更に披露宴も盛大に開くと、冗談半分で「ご祝儀返しなさいよ」などと言われると聞く。
本当にそんなことを言った、言われた人が居るのかどうか、お会いしたことがないのでこれは都市伝説なのかもしれない。
けれど、自分が離婚すると決めると、じわじわと私達の結婚を喜んでお祝いしてくれた人達の事が思い出される。
ご祝儀云々と言う友人や親戚がいる気はしないけれど、私達も自分たちの出来
おかあさんは無料ではない
知的障害のあるニンタは、四年生。小学生の支援級に在席していて、支援級というのは知的障害、発達障害、身体障害、事情はさまざまだけれど、一年生の時は、たいていは親に付き添われて登校する。
そもそも支援級でなくとも、一年生だから、さあ、一人で歩けと言われてもなかなか厳しいもので、付き添ったり付き添わなかったり、家庭によってまちまちである。
ニンタももちろんそうで、新一年生の頃はランドセルを背負って学