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Qさんとちいさなおともだち

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僕の爪先が向かう場所。

僕の爪先が向かう場所。

空を見た。

たくさんの葉っぱのデコレーション。

キラキラとした光が、僕を迎えてくれた。

風が優しく、暖かく。

金属の、少し軋んだ音がして。

ふわり、ふわりと。

鳥になって飛んでいるような。

宙ってこんな風かなって。

その場所から手を離せば。

浮いているのは、僅かな時間で。

すぐに、足の裏にビリビリとした感覚がきて。

僕は「まいにち」に戻ってしまう。

僕の横で、大人しく、静か

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「考える」って何?

「考える」って何?

「考える」を考えてみた。

「『考える』ってどうしたらいいの?」
こんな質問、どう答えたらいいんだろう?

Qさんの目の前に居るのは、ちいさいひとだ。
泣きべそをかきながら、勇気を振り絞って、目の前の鬼と戦わんとしている。

今にも豆を投げてきそうだ。

「思考」「考察」「熟考」

「考」という漢字から、色んな言葉が浮かぶ。

「思考/考察/熟考」
「頭で考えるな、心で感じろ。」

誰が言ったんだ

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君が望むなら、僕は。

君が望むなら、僕は。

僕の心は秋の空。もうすぐ冬になる。

君の心は嵐のよう。

強い風を巻き起こしながら、色とりどりの葉っぱを踊らせて。

『きれいだなぁ…。』

身体から熱が逃げていく感覚が、僕の思考を停止させる。

君の劈くような泣き声が聴こえてくる。

君の心も身体も、何が言いたいのか?

僕は分かっている。

だから、泣かないで。

『だいじょうぶ、だいじょうぶ。』

君が自分を分からないなら、僕が君について

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君はひとつひとつ、階段を上がっていく。君の階段はどんな景色に繋がっているのだろうか。いつか来る、君を見送る日に思いを馳せて、「今」をささやかにお祝いしよう。

君が望むなら何だってしようって想った。
だから、君が寝ぼけて僕を起こして、君はまた夢の世界に戻ったとしても、「夢の中まで僕を必要としてくれた」なんて。僕もまた、夢を見る。

何もできなくても。「疲れた」が口癖みたいになっても。君が跳ねるように笑うから。僕は君とのなんの日でもない「まいにち」が大切なんだ。

このわずかな時間で僕は「ひとり」を満喫する。そうしたら、次、君の顔を見た時に、にっこり笑った「君の大好きな優しいママ」で居られるから。だから僕は「ひとりの時間」を大事にする。

君が外の世界で、どれだけがんばっているのか。僕には、わずかにしか感じ取れない。だけど、君を呼ぶ、たくさんのちいさくも大きなその声は、君の積み上げてきた「まいにち」を教えてくれる。

君が泣いていても何もできない僕を許して欲しい。君が泣くと心臓が痛いんだ。君が「起きて」と言って泣くから、僕は自分の顔を叩いて君を抱きしめることにした。そうだ、僕は人である前に「母」なのだ。「ごめんね。おはよう。」