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諦めたはずなのに、まだ期待をしている自分がいる

諦めたはずなのに、まだ期待をしている自分がいる

今回お手紙を下さった相談者の方は、31歳の女性で、同年代の友人は結婚や妊娠をして疎遠になっていて、自分は仕事を頑張っているがすごい職種につけず、年収も低い自分にがっかりしたりすることもあるそうなのです。これはもう、凹んでしまうこともありますよね。

それで、今まで彼氏がいたこともないけど、既婚者からのアプローチや、変な人には好かれやすいそうなのです。

結果、この相談者の方は色々思うところがあった

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「もうこの人には嫌われてもいいや」と思ったら

「もうこの人には嫌われてもいいや」と思ったら

皆様はどこかのタイミングで「あー、もうこの人(達)には嫌われても良いかもな」と思ったことはあるでしょうか?あるとしたら、けっこうあれドキドキしますよね(笑)それこそ、それまでの付き合いであったり、その人の良いところもお世話になったこともあるわけで、「自分から距離を取る」と選択しちゃうことって、すごいワガママであるかも知れないから。

正直に言ってしまいますが、僕は自分の人生の中でもうけっこう数えき

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もう会えない人たちについて 「はじめに」

もう会えない人たちについて 「はじめに」

もう会えない人たちについて、書こう。
そう思いついたのは、つい最近のことだ。

ライターとしての仕事にいきづまり、私的な文章まで書けなくなってしまっている間、それでも私は「何かを書きたい」とずっと考えていた。何も書けないのに、何かが書きたい。でも、何が書きたいのかわからない。一体、何なら書けるのか。

そんなことを考えながら、半年が過ぎ、一年が過ぎ、私は仕事として書くことをやめた。そして、昔してい

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自分の容姿のコンプレックスを受け入れられた日

自分の容姿のコンプレックスを受け入れられた日

先日、「英語を学んだら容姿のコンプレックスが解き放たれた話」という記事を書いた。

これとはまた別に「容姿のコンプレックス」について、また別のアプローチで心が解放されたエピソードがあるので、今日はそれを書いてみる。

容姿のコンプレックスがあり悩んでいる人が少しでも心が軽くなったり、気にしすぎずに自分を愛するための考え方の参考になれば嬉しい。







私は、一重だ。

そして、鼻がでか

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どうにかこうにか彼氏にジブリ作品を観て欲しいという話

どうにかこうにか彼氏にジブリ作品を観て欲しいという話

「ジブリ作品なら一番何が好き?」
数多の日本人がつなぎの会話として投げかける質問ランキング上位の質問であろう(2020年私調べ)。
古来より、わたしたち日本人は、素直に「となりのトトロが好き」と答えるか、ちょっとすかした感じで「耳をすませばかな……」と答えるかで迷ってきた過去を持つ。それくらい、わたしたち日本人とジブリ作品の関係は密接であり離れがたいものだ。金曜ロードショーでジブリ作品を放送してお

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海外のスターバックスでちょっと恥ずかしかった話し

海外のスターバックスでちょっと恥ずかしかった話し

息子が小学生の時に教わっていたALTの英語の先生の口ぐせは「Enjoy mistakes」だったようだ。

「間違いを楽しもう」

なるほどと思う。

言葉は間違いながら覚えていくものなのだろう。
未就学児ぐらいの子のことばの間違いを思い返してみるとちょっと納得できる。「とうもころし」とか、「がじゃいも」とか。ほのぼのする。そしてムリに直さなくてもいつのまにか直っていたりする。
言葉を覚えたてのこ

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『嫌い』という感情はすばらしい。

『嫌い』という感情はすばらしい。

おそらく普通の人間なら、『嫌い』という感情自体を厭み嫌うであろう。
疎ましく思い、敬遠したいであろう。
しかし、私は『嫌い』という感情に好意を抱いている。
それが善いとか悪いとかの善悪ではない、
好意である。
素晴らしいと漠然と感じるのである。

この発端は15歳まで遡る。
私はこの頃まで『嫌い』という感情を知らなかった。
知らなかったというと大袈裟かもしれないが、他人に決して見せてはいけないもの

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クリープハイプが嫌いだった話

クリープハイプが嫌いだった話

 私はクリープハイプというバンド、並びにフロントマンを務めるボーカルの尾崎世界観が大好きだ。しかし、私がそう思い始めたのはこの1年くらいのことで、それまでははっきり言ってクリープハイプというバンドが嫌いだった。今となっては恥ずかしい話だが、自戒の意味も込め、なぜ私がクリープハイプを嫌いだったのか、その理由を書き連ねていこうと思う。

 初めてクリープハイプを知ったのは2013年、時期は忘れた。普段

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元バンドマンの半分は黒歴史で出来ている

元バンドマンの半分は黒歴史で出来ている

人体の約60%は水で出来ている、なんて話を聞いたことがある。
正直、信じていいものか微妙なところだ。
海を漂うあのクラゲが95%、野菜のキュウリは90%が水で出来ているとの事。
たった5%でここまで一気に進むのだ。
このペースでいけば60%の人体なんて、もう、カッサカサじゃなきゃおかしい。
信じてたまるか。“通説”ほど疑わしいものはない。天動説しかり、あと、えーと、……天動説しかちょっと今は出てこ

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人前で脚をひらくのにやっと慣れてきた。大事な身体を自分で守る方法を少しずつ理解できるようになった

人前で脚をひらくのにやっと慣れてきた。大事な身体を自分で守る方法を少しずつ理解できるようになった

知らない人の前で脚を開くという経験。それは女性ならだれしも一度は経験することなのかもしれない。最初はとても緊張したけど、最近はそうでもなくなった。

男性にはそういう機会があるのだろうか。私が知らないだけかもしれない。でも、女性だからこそ感じることってあると思う。

この前、PMSについて書いた。自分にとって大きな出来事だった。産婦人科でも出来事は最初、本当に緊張したし、不安もたくさんだった。女性

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いつでも真っすぐ 歩けるか

いつでも真っすぐ 歩けるか

今日から恵比寿のホテルに泊まっている。もう日付が変われば当日になるわけだ。今嫁さんは色々自分の準備をしているが、それが終わればきっとその内「何してるの?」と聞かれるだろう。note書いてるとか言ったら多分ちょっと怒られると思うので、今のうちに勢いで書き切ろうかとは思っている。

割とバタバタしている。先程も一人キャンセルが入ったりして、別に僕らの周りがバタバタしてるわけじゃなくて、世の中がバタバタ

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自立した女が好きとかのたまう割に女の自立心を求めない話

自立した女が好きとかのたまう割に女の自立心を求めない話

「自立した女性が好きなんだ」
「君となら対等な目線で会話ができる」

これは私が男性に好意を持たれる際によく使われるアプローチのセリフの一つだ。もしかすると私の毛穴という毛穴全身から「自立したいい女と言われたいです!」という気持ちが見え隠れしているのかもしれない。だったら超絶恥ずかしい話。

その思い込みも含めだが、私は男性から自立した女性に見られることが多い。それはフリーランスであること・自分の

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苦手な人との付き合い方

苦手な人との付き合い方

どうしても苦手でうまく付き合えない人がいます。

ひとえの自分の器が小さいせいのような気もするのですが、「人と人の相性って、あるよなぁ」と思い、難しい気持ちになります。

苦手だと思いがちな人と、その人への接し方について、書いてみました。

1. 「なんで笑ってるの」と言う人苦手な理由自分はよく笑うんですよね。大したことないことでも大きい声で笑ってしまいます。

無意識の癖なので、すぐにはなんとか

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生まれ持った赤いアザ

自己紹介で書かせてもらったが、私は生まれつき左の顔にアザがある。
おそらく、単純性血管腫と呼ばれるものだと思われる。私は普通の人とは違う外見で生まれてきた。25年間生きてた過去、受け入れられた理由をちょっと書いていこうかと思う。

普通ならば記憶も曖昧な3歳位の時、今でもハッキリと覚えている言葉がある。これは大人から言われた言葉である

「顔かわいそうだね。」と言われたのである。この言葉は今でも覚

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