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諸悪と悲劇の根源=「奪う文化」と「負の連鎖」に立ち向かう

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人が奪う理由は、飢餓や喪失感に根差す本能のため。そして奪われた者は、恨みの矛先を奪った者、または他者に向ける。その繰り返しが、恩(pay)ではなく苦(pain)を送る(forwa… もっと読む
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2019年9月の記事一覧

人の本性が現れるとき

人の本性が現れるとき

ども、こんにちは!

今日、神田にある寿司食べ放題に行ってきました。飲み放題&食べ放題で3280円!安い!

ただ、コストダウンのために接客を省人化して全てiPadで注文する形式でした。何だか寂しかったですね。

もちろんその方が効率的なのは分かりますが、人がどんどん孤立していく社会では、人と人が感動的なタッチポイントをより多く作れる企業が強いように感じました。特にサービス業でそこを切り捨ててしま

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言葉狩り

言葉狩り

これは249回目。昔から非常に不思議、かつ不愉快なことがあります。「言葉狩り」です。いわゆるなんでもかんでも差別用語と決め付け、歴史も伝統も、味わいもない無味乾燥な言葉ばかりが増えてきています。その実、日本人の心の中には、人の痛みを自分のものとしてとらえることができない、しようともしない陰湿な差別感が、静かに深く培われていっているような気すらして、恐ろしいのです。本編は、いわゆる不適切表現が頻発し

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大人のいじめ。アンフェアな仕事。

大人のいじめ。アンフェアな仕事。

ビジネスをしていく上で、コスト管理や、それにに必要な交渉は必要不可欠です。利益を少しでも多くしたいというのは、悪いことではないし、むしろ当然のことです。

しかし、元受けと下請けの関係性の中で、絶対服従関係的なものが構築されてしまっている場合、フェアとは言えない取引が行われることは多々あります。

様々なケースがあるかと思いますが、下請けいじめは身近に存在しています。

これは今に始まったことでは

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「全て私の無能さが原因です。家族のみんなごめんなさい」←コレ

「自己」が強く求められる時代だ。

職場でも社会でもSNSでも何かにつけて「自己主張」が求められ、何か新しいことに挑戦しようものなら「自己責任」に言及され、自らが何者であるかを定義するために「自己紹介」が求められる世の中だ。「自己」と戦い続けなければいけないことが現代の会社員の大きな葛藤であり、自らの能力を高め続けるために「自己啓発」といった自己研鑽に余念がない。

誰もが「強い自分」こそが、未来

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「思考停止」を促す言葉を使わない

「思考停止」を促す言葉を使わない

思考は、言葉でできている。だから、思考を深めるためにできることは、一つだけ。言葉を精査することだ。

単語になっている時点で、大雑把な概念だと思った方がいい。その単語を、定義し、補足することが、そのまま思考に繋がる。

意識せずに使うと、思考停止を促す言葉がある。

『ドラゴン桜2』で、桜木は「頑張る」という言葉を口にすることを禁じる。

「頑張る」や「全力を尽くします」といった言葉は、会話に登場

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インボイス制度とフリーランスの行方と失われてしまうかも知れない何かについて

インボイス制度とフリーランスの行方と失われてしまうかも知れない何かについて

先に断っておきますが、この記事の内容は、専門家ではない「元フリーランス」である僕の偏った主観がいろいろ混ざってますので、制度の解釈とかちょっとズレてるかもしれません。疑わしいと思う人は、ちゃんと専門家に確認してくださいね。あと、指摘いただいたら調べて素直に直します!

はじめに

先日 (2019年9月下旬)、Twitterにざーっと書いたスレッドに対して意外なほど反響があったことと、一部、僕が誤

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日本の報道の自由は世界で67位。

日本の報道の自由は世界で67位。

「日本の報道の自由は世界で67位。先進国の中でも、かなり低いんだよ」日本に住んでいる外国人が教えてくれた。

国境なき記者団が発表した「世界報道自由度ランキング2019」の中で、日本は180カ国中67位。ちなみに、1位はノルウェー、2位はスウェーデン、3位はフィンランド。178位はエリトリア、179位は北朝鮮, 180位はトルクメニスタンだ。

日本の報道に対する国境なき記者団の評価はこのように書

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個人を犠牲にしてシステムを変えられない日本の組織、傾向と対策

先日の富士山落石事故についてAERAの記事。

山岳ガイドの野中さんの反応。

で、思ったこと。

運用でカバーしようとして死んでいく日本人なぜか日本人はシステムの問題を個人のマナーや頑張りという、運用でカバーしようとする悪癖があって、それは太平洋戦争の戦史を読んだりすると、今とまるで変わらないんですね。

戦略の問題を戦術や作戦、個人の精神力、技能、『頑張り』で補おうとする。

食料や武器を送れ

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世界中で日中韓だけが病床を増やしている理由

儒教国で親を大事に
→「上げ膳据え膳」の施設に入れる
→結果、親から役割を奪い、生活を奪い、ADLは低下
→関連の病院に入院
→刑務所ビジネス(医療・介護の複合型囲い込みビジネスモデル)の温床に

地獄への道は善意で敷き詰められている

怒りのスピーチをさせた大人たちをとことん軽蔑する

怒りのスピーチをさせた大人たちをとことん軽蔑する

スウェーデンの環境活動家で16歳のグレタ・トゥンベリさんが、昨日9月23日、ニューヨークで開かれた国連気候行動サミットに出席し、地球温暖化に本気で取り組んでいない大人たちに対する怒りのスピーチを展開しました。

これに対して、賛同のコメントを寄せている人たちが多いけど、ちょっと待てと言いたい。

この子が単身ニューヨークに来たわけじゃないよね?スピーチをするにあたっては、当然多くの大人が関わってい

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日本政府は故意に愚民教育をしている?

日本政府は故意に愚民教育をしている?

考えてみると僕らは、ずいぶん長く間学校に通います。小中高で12年間、人によっては大学も行きますから合計16年です。幼稚園も入れたら19年くらいでしょうか? 大学院も行けば21年です。僕自身も19年間学校に通いました。

ではこの長い学校時代に習ったことがどのくらいが役に立ったかというと、どうも今ひとつなのです。

幼稚園、小学校、そして中学校で習ったことは確かに役立ちました。今でも頻繁に引き出して

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軽減税率。
もはやめんどくさいの一言で済むレベル。あげるならあげるでわかりやすく統一してほしい…

世の中に一定の割合でアカン人はいて、そのアカン人の代表としてアカン議員はいる

世の中に一定の割合でアカン人はいて、そのアカン人の代表としてアカン議員はいる

 「アカン」という単語がゲシュタルト崩壊していますが、私は元気です。

 前回の北方領土を取り返すためにロシアと戦争する話は飲酒の時だったと思うのですが、今回丸山穂高さんはシラフでモノ申されたのでしょうか。

 その後、なぜかネット受けを気にする西村博之さんに絡まれて「カネを出すから竹島に行け」と煽られたものの、普通に「調査するから先にカネを振り込め」と西村博之さんを返り討ちにする感じは丸山穂高さ

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お金持ちほどいい人が多くて、貧乏人ほどクレーマーな現実

お金持ちほどいい人が多くて、貧乏人ほどクレーマーな現実

貧すれば鈍する、馬痩せて毛長し、仇の金でもあれば使う、世の中にはお金にまつわることわざがいくつもあるけれど、お金の余裕と心の余裕がつながっているよね、という話はそれこそ1000年以上前から言われてきたらしい。

経済的に追い詰められるのはキツい。
督促状に追い回され、今日の支払いのために四苦八苦する。

数々のスタートアップや、起業したての人たちがこうした苦労や悩みを抱えていることだろう。職を選び

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